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形だけの様相が強いような・・・!

 何か疑わしい点が多いようですね・・・。

引用

ミャンマー新政府が発足=軍政解散、「民政移管」完了

【バンコク時事】ミャンマー国営メディアは30日、テイン・セイン首相が正式に大統領に就任し、新政府が発足したと報じた。これに伴い、軍事政権の最高意思決定機関である国家平和発展評議会(SPDC)から新政府に権限が移譲され、SPDCは解散した。
 これで軍政による「民政移管」プロセスは完了した。しかし、政府や国会は大半が軍関係者で占められており、事実上、形を変えた軍政支配が続くのは確実な情勢だ。
 AFP通信は軍政筋の話として、ミン・アウン・フライン総参謀長が国軍の最高責任者として首都ネピドーでの大統領就任式に出席したと報道。軍政トップのタン・シュエ氏がSPDC議長と共に国軍司令官も退いた可能性を示唆した。
 ミャンマーでは昨年11月、20年ぶりとなる総選挙が行われ、今年1月末、国会が招集された。国会は2月、上下両院合同の連邦議会を開催し、テイン・セイン首相を国家元首となる大統領に選出。同氏は閣僚名簿を発表した。

 最終更新:3月30日(水)16時37分 「時事ドットコム」より
 来月中の民政移管を表明したビルマ軍事政権、昨年11月に20年ぶりの総選挙を実施し、今年1月末に国会が招集されその後テイン・セイン首相を新たな国家元首とすることを決定し、これにより軍事政権の最高決定機関であるSPDC(国家平和発展評議会)から移譲され、それに伴いSPDCは解散。と民主化の兆しが見えているビルマですが、どうも形だけの政権移譲が強いみたいです・・・。

 ビルマ情勢についてはこちらも参照のこと。 ↓ (新しい順)

  スー・チー女史、今後を語る  スー・チー女史はホントに自由となるのか!?  20年ぶりに総選挙、ただ不正の匂いがプンプンと・・・!  「内政干渉」ですか?

 それもそのはず、政府や国会内ほとんどが軍関係者で占められており、名前だけ変えて中身は軍事政権と変わらないような気がしますね・・・。

 民政移管と言うけれど、実際は国際社会の批判をかわすために、軍事政権が形だけの「民主化」を進めた感じがします。もう一つ、アウンサン・スー・チー女史率いる民主化勢力・NLD(国民民主同盟)への扱いはどうなった!? スー・チー女史が自宅軟禁から7年半ぶりに解放され、ビルマに自由が来るのかと期待していた矢先、権力の座にすがって「居座り」を続けようとする軍事政権は我欲の塊に見えます。

 形だけの要素が強いビルマの民政移管、いつになったらビルマにホントの自由は来るのだろうか・・・? そしてスー・チー女史の処遇は・・・?

theme : 国際政治
genre : 政治・経済

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