被災地と被災者に捧げる「カズダンス」
昨日のチャリティーマッチは見応えのある試合だったと言えます。
後半から途中出場し、後半37分にゴールキーパーからのロングボールを闘莉王が頭で裏に落としたところを、走りこんでピンポイントで受け、相手ゴールキーパーをかわして右足でゴールネットに叩き込み1点を返し、ゴール後に満員のサポーターだけでなく被災地で厳しい生活を強いられている被災者を思ってか、渾身のカズダンスを披露したようです。
被災地及び被災者に勇気とパワーを! そんな思いを乗せてゴールを上げ、カズダンスを披露した三浦、まさにチャリティーマッチにふさわしいと言えるでしょう。被災地及び被災者にゴールを捧げカズダンスを送りたい。と。
今もなお日本サッカー界に君臨するキング・カズ、今回の魂のゴールは被災地及び被災者、そしてそれを支える日本全国への激励と言えます。
「みんなの気持ちが1つになったゴールでした」と語った三浦、このゴールは「キングカズ、未だに健在」ではなく「被災地及び日本全国に捧げるエール」と言ったほうがいいと思います。
東日本大震災復興支援と銘打った昨日の日本代表対Jリーグ選抜のチャリティーマッチ、試合は2-1で日本代表が勝利したものの、この日最も目立ったのはキング・カズこと三浦知良だったと思いますね。引用
カズ、ダンス!感動弾決めた!日本に希望
サッカー復興支援チャリティーマッチ(29日、日本代表2-1Jリーグ選抜、大阪・長居)頑張れ! 困難を乗り越えよう! 4万613人を集めて日本代表がJリーグ選抜「TEAM AS ONE」と対戦。試合は日本代表が2-1で勝利したが、後半から途中出場したJリーグ選抜のFW三浦知良(横浜FC)が同37分にゴール。日本サッカーを引っ張り続ける最年長の44歳が、東日本大震災の被災地へ魂を送った。
被災者を勇気づけたい。被災地にパワーを届けたい。Jリーグ最年長の44歳、FW三浦知が思いをシュートに込めた。
「みんなの気持ちが1つになったゴールでした」
後半に途中出場すると37分だ。GKからのロングボールをDF闘莉王が頭でDF裏へ落としたところに走り込む。飛び出してきたGKをかわすように、右足でゴール右に蹴り込んだ。
「正直、やろうか迷ったけど、暗くなってはいけないと思って。ゴールもそうだけど、みんなから期待されていたから」と“カズダンス”を炸裂(さくれつ)。ゴール裏のサポーターの前へ走り寄ると、厳しい避難生活を送る人たちに届けとばかり、得意のパフォーマンスを披露した。
後半17分にピッチに立つと、空気が一変した。過去に2度、国内を襲った大震災後に行われたチャリティーマッチにも出場し、ゴールこそ奪えなかったが存在感を発揮した。この日もスタンドを埋めた4万613人の観衆は、カズがボールをキープするたびに歓声だ。
11日に発生した東日本大震災。被災地では不自由な生活を強いられている。そんな惨状に、少しでも光を当てることができたら…。「協力できることがあるならやりたい」と、この試合の出場を熱望した。「勝つために自分のゴールが必要」と全力プレーを宣言した。そして有言実行。「きっと届いたと思います」。カズゴールが、苦しむ人々に勇気を伝えた。
先月で44歳になった。それでも、昨年の10年南アW杯も出場をあきらめなかった。14年ブラジルW杯も本気でピッチを目指している。「どこへ行っても年齢のことを言われるが、サッカーをあきらめるつもりはまったくない。みんなも、あきらめないでほしい」。言葉に力を込めた。
どれだけ時間がかかっても、復興する日は必ず訪れる。サッカー界が、いや日本が一丸となって、それを支援しなければならない。魂を込めたカズのゴールは、被災者と、その人たちを支える日本人全員に、届いたに違いない。(宇賀神隆)
2011.3.30 05:05 「サンケイスポーツ」より
後半から途中出場し、後半37分にゴールキーパーからのロングボールを闘莉王が頭で裏に落としたところを、走りこんでピンポイントで受け、相手ゴールキーパーをかわして右足でゴールネットに叩き込み1点を返し、ゴール後に満員のサポーターだけでなく被災地で厳しい生活を強いられている被災者を思ってか、渾身のカズダンスを披露したようです。
被災地及び被災者に勇気とパワーを! そんな思いを乗せてゴールを上げ、カズダンスを披露した三浦、まさにチャリティーマッチにふさわしいと言えるでしょう。被災地及び被災者にゴールを捧げカズダンスを送りたい。と。
今もなお日本サッカー界に君臨するキング・カズ、今回の魂のゴールは被災地及び被災者、そしてそれを支える日本全国への激励と言えます。
「みんなの気持ちが1つになったゴールでした」と語った三浦、このゴールは「キングカズ、未だに健在」ではなく「被災地及び日本全国に捧げるエール」と言ったほうがいいと思います。