日本テレビの現状はここまで深刻なんて
今週の「週刊プレイボーイ」に、とても気になる記事が載ってましたのでそれを取り上げたいと思います。
それは「ヴェルディ“身売り”で巨人に不安」と言う記事で、Jリーグ・東京ヴェルディ(昨シーズンは下位に低迷しJ2に降格)が身売りに揺れていると言う内容の上、それだけでなく日本テレビが今かつてない赤字になっていることも触れていたようです。
どうやらヴェルディの親会社でもある日本テレビが経営権を別の企業に譲渡する交渉をしており、その理由として昨シーズンは20億円近い補強を敢行したもののシーズンを通じて低迷した為に逆に10億円近い負債を抱え、また日本テレビも昨年9月の中間決算において12億円もの赤字となっており、単独保有が難しいと判断した為、経営権の譲渡先を去年から探すハメとなり、1969年の創設以来読売グループ単独だったチーム運営はあっけなく終わることになりそうです。
かつては三浦知良、ラモス瑠偉、北澤豪、武田修宏、柱谷哲二などのスター選手を擁し、Jリーグ初期の強豪チームとして君臨してきたヴェルディ、しかし90年代の後半からチームは低迷し、Jリーグにおける盟主の座も鹿島アントラーズや浦和レッズ、ガンバ大阪などに明け渡すなどヴェルディはいつしか「没落の名門」になり下がり(ジュビロ磐田もそうなってるが)、2005年にJ2に降格した時、私は「あのヴェルディが降格するなんて」とビックリしたくらい衝撃でした。
2年後の2007年にJ2の2位になりJ1に昇格し(上位3チームがJ1に昇格)、名門復活をかけて望んだ今シーズンもあっけなく降格し今回の身売り騒動ともはや強豪の面影はないに等しいと言えよう。
話変わって日本テレビの現状だが、昨年9月の中間決算において37年ぶりに赤字になったことで、今や財政が火の車であることに変わりはなく、その為か今後の番組制作費も大幅にカットされるほど事態は深刻であり、今後どうなるかは不安でしかない。
読売テレビ(日本テレビ系列の関西地区キー局)が毎年製作している「鳥人間コンテスト」が経費削減を理由に休止となるなど、当然系列局にも余波が出ている。
また正午の看板番組「おもいっきりイイ!!テレビ」において、前身の「午後は○○おもいっきりテレビ」から司会を務めたみのもんたが今年3月をもって降板というニュースもあり、ここまで事態が深刻化しているのは否めない。私はこれを見たとき「おもいっきりイイ!!テレビ」は打ち切り同然であっけなく終わるのか?と思いました。制作費カットで局内の不満は高まる一方、そうなると当然そのあおりで改変期には打ち切り同然で終了に追いやられる番組もありそうな気もしないではないが。
そうなると巨人戦中継にもしわ寄せは当然来る。年々視聴率が低下し、減少の一途を辿る巨人戦中継だが、日本テレビは放送するしないに関わらず未だ年間60億円近い放映権料を支払っていることには「このご時勢に何考えてるんだか」と日本テレビ局内にも不満があり、将来放映権料の引き下げ交渉をしないことには不満が高まる一方だし、日本テレビは真剣に考えなければならない時期になっていることは間違いない。
去年9月のリーマン・ブラザーズ破綻に始まった世界的金融危機の影響がテレビ業界にも飛び火しているかどうかは詳しくないが、日本テレビの今のこの現状を見て、ここまで事態は深刻なのかと思いますよ。これは日本テレビだけでなく、TBSやフジテレビ、テレビ朝日やテレビ東京など民放全体にも同じことが言えるのだろうか?
それは「ヴェルディ“身売り”で巨人に不安」と言う記事で、Jリーグ・東京ヴェルディ(昨シーズンは下位に低迷しJ2に降格)が身売りに揺れていると言う内容の上、それだけでなく日本テレビが今かつてない赤字になっていることも触れていたようです。
どうやらヴェルディの親会社でもある日本テレビが経営権を別の企業に譲渡する交渉をしており、その理由として昨シーズンは20億円近い補強を敢行したもののシーズンを通じて低迷した為に逆に10億円近い負債を抱え、また日本テレビも昨年9月の中間決算において12億円もの赤字となっており、単独保有が難しいと判断した為、経営権の譲渡先を去年から探すハメとなり、1969年の創設以来読売グループ単独だったチーム運営はあっけなく終わることになりそうです。
かつては三浦知良、ラモス瑠偉、北澤豪、武田修宏、柱谷哲二などのスター選手を擁し、Jリーグ初期の強豪チームとして君臨してきたヴェルディ、しかし90年代の後半からチームは低迷し、Jリーグにおける盟主の座も鹿島アントラーズや浦和レッズ、ガンバ大阪などに明け渡すなどヴェルディはいつしか「没落の名門」になり下がり(ジュビロ磐田もそうなってるが)、2005年にJ2に降格した時、私は「あのヴェルディが降格するなんて」とビックリしたくらい衝撃でした。
2年後の2007年にJ2の2位になりJ1に昇格し(上位3チームがJ1に昇格)、名門復活をかけて望んだ今シーズンもあっけなく降格し今回の身売り騒動ともはや強豪の面影はないに等しいと言えよう。
話変わって日本テレビの現状だが、昨年9月の中間決算において37年ぶりに赤字になったことで、今や財政が火の車であることに変わりはなく、その為か今後の番組制作費も大幅にカットされるほど事態は深刻であり、今後どうなるかは不安でしかない。
読売テレビ(日本テレビ系列の関西地区キー局)が毎年製作している「鳥人間コンテスト」が経費削減を理由に休止となるなど、当然系列局にも余波が出ている。
また正午の看板番組「おもいっきりイイ!!テレビ」において、前身の「午後は○○おもいっきりテレビ」から司会を務めたみのもんたが今年3月をもって降板というニュースもあり、ここまで事態が深刻化しているのは否めない。私はこれを見たとき「おもいっきりイイ!!テレビ」は打ち切り同然であっけなく終わるのか?と思いました。制作費カットで局内の不満は高まる一方、そうなると当然そのあおりで改変期には打ち切り同然で終了に追いやられる番組もありそうな気もしないではないが。
そうなると巨人戦中継にもしわ寄せは当然来る。年々視聴率が低下し、減少の一途を辿る巨人戦中継だが、日本テレビは放送するしないに関わらず未だ年間60億円近い放映権料を支払っていることには「このご時勢に何考えてるんだか」と日本テレビ局内にも不満があり、将来放映権料の引き下げ交渉をしないことには不満が高まる一方だし、日本テレビは真剣に考えなければならない時期になっていることは間違いない。
去年9月のリーマン・ブラザーズ破綻に始まった世界的金融危機の影響がテレビ業界にも飛び火しているかどうかは詳しくないが、日本テレビの今のこの現状を見て、ここまで事態は深刻なのかと思いますよ。これは日本テレビだけでなく、TBSやフジテレビ、テレビ朝日やテレビ東京など民放全体にも同じことが言えるのだろうか?