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スー・チー女史、今後を語る

 今後について語ったみたいです。

引用

「変化なければ次も不参加」=総選挙、条件で柔軟姿勢も―スー・チーさん電話会見

【バンコク時事】先月13日に自宅軟禁を解除され、7年半ぶりに自由の身となったミャンマーの民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさん(65)が3日までに、時事通信の電話インタビューにヤンゴンの自宅で応じた。スー・チーさんは総選挙について、状況が現在と変わらなければ、今後も参加は難しいとの意向を明らかにした。
 先月7日に行われた総選挙は、スー・チーさん率いる最大野党国民民主連盟(NLD)がボイコットし、民主化勢力は惨敗した。スー・チーさんは、今後参加するには状況の改善が必要と指摘。一方で、「厳しい条件を付けてきたわけではない。交渉の中で話し合っていけばいい」と柔軟な姿勢も示した。

 最終更新:12月3日(金)14時9分 「時事ドットコム」より
 先月自宅軟禁から開放され7年半ぶりに自由の身となったアウンサン・スー・チー女史、時事通信のインタビューで、ついこの前行われたビルマの総選挙について、状況が今と変わらなかったら今後の参加は難しいと述べたようです。

 先月の総選挙でNLD(国民民主連盟)が軍事政権のやり方に対してボイコットしたことで、民主化勢力が分裂し、結果大敗したことで、その原因は民主化勢力内の内輪揉めだとして、状況が悪い今のままでは参加は出来ない。ということでしょうね。

 ビルマの自由の為にも民主化勢力が一つになって、ビルマを変えなければならないのにバラバラでは困る。と民主化勢力への「苦言」とも取れます。

 その上で「厳しい条件を付けてきたわけではない。交渉の中で話し合っていけばいい」と両者が対話での解決を望むよう、民主化勢力への”メッセージ”と言えます。自分を虐げてきた軍事政権に対しても「対話の席に着くことも考えている」とコメントしたくらい、あくまで対話で問題を解決したほうが自分たちの為でもある。ということでしょう。

 軍事政権を早く倒しビルマに自由をもたらす為にも、民主化勢力が一つになることが正しい選択だ。と言えます。スー・チー女史のこのコメントは。

theme : 国際政治
genre : 政治・経済

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