今アメリカに歴史の新たなる1ページが
バラク・オバマ氏がワシントンの連邦議会議事堂で新大統領宣誓式を行いました。まさにワシントンは熱気と感動、そして変革を期待する一日だったようです。
その後就任式に臨み、ジョージ・W・ブッシュ前大統領から引継ぎを行い、ここにオバマ大統領が誕生したようです。
この宣誓式に集まった多くの人々はまさに「新たな歴史の証人」となったようですね。また警備も相当なもので、警察、SP、さらに軍特殊部隊も動員するなど緊張感にも満ちていました。テロリストや人種差別主義者からの攻撃に対する警戒をしないといけませんからね・・・。
「Yes we can!」 オバマ大統領ならアメリカを変えてくれると思います。日本は新しいアメリカとどう向き合えばいいのだろう? 日本にも「Change!」は必要でしょうかね。
第16代大統領・エイブラハム・リンカーンが宣誓式で使用した聖書を持って臨んだこの式で、改めて「Change!」を前面に出した力強い演説を述べ、ここに集まった聴衆の歓声を集めました。引用
Change!幕開け…ワシントンの一日をカメラが追う
オバマ大統領の就任で熱気と感動に包まれたワシントンの一日を追った。
オバマ大統領は20日午後0時5分(日本時間21日午前2時5分)、連邦議会議事堂=地図A=で開かれた宣誓式で、リンカーン元大統領も使用した聖書に手を置き、宣誓を行った。ロバーツ最高裁長官が宣誓文を読み上げる順番を間違え、オバマ氏が言いよどむ場面もあった。傍らでは、黄色のドレスに身を包んだミシェル夫人が夫を見守った。
「米国は、平和と尊厳を求めるすべての国家の友人だ」。就任演説で、オバマ大統領がこう訴えると、ひときわ大きな歓声がわいた。聴衆の星条旗が左右に振られ、地面がうねるかのようだ。
議事堂前の広場「ナショナル・モール」=B=を埋め尽くした聴衆は午前9時現在で約50万人。パレードなどもあわせ、合計では過去最高となる約180万人の人出が見込まれた。
約18分にわたるスピーチには、オバマ夫妻の2人の娘や、ブッシュ親子とクリントン、カーターの歴代4大統領夫妻も立ち会った。
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米国史の節目となったこの日は、祈りで始まった。オバマ夫妻は午前8時45分、迎賓館ブレアハウスを出て、ホワイトハウス北側にある小さなセント・ジョンズ教会=C=に向かった。歴代大統領の故事に倣ったものだ。
次は最後の引き継ぎだ。約1時間後、パトカーに先導されたリムジンに乗り、ホワイトハウス=D=へ。ブッシュ大統領は玄関の外でオバマ氏を抱きしめて迎えた。新旧副大統領も交え、コーヒーを飲みながら最後の引き継ぎを行った。
午前10時50分、オバマ氏は、ブッシュ氏とリムジンに乗り込み、就任式へ。警察官がずらりと道の両脇にならぶ。ブッシュ夫妻にとっては、8年間暮らしたホワイトハウスを去る瞬間だ。夫妻は就任式後、ヘリに乗り、午後2時前、アンドリューズ空軍基地から自宅のあるテキサス州に向かった。
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就任式を終え、ブッシュ夫妻を見送ったオバマ新大統領は、連邦議事堂内で、議会メンバーらと昼食。メニューには、オバマ氏が尊敬するリンカーン元大統領時代の料理が当時の食器の複製も使って再現された。
午後3時半、オバマ大統領は、ミサイル攻撃も防ぐという新大統領専用車のリムジンに乗り、ホワイトハウスまでの約2・5キロ・メートルのパレードに出発。途中2度車を降り、ミシェル夫人と手をつないで歩きながら、沿道に並んだ市民らに手を振った。ホワイトハウスに夫妻が入ったのは午後5時頃だった。
夜は10か所前後の祝賀舞踏会に出席することになっており、精力的に会場をまわった。
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ワシントン市内では、市民や観光客も、歴史的な一日を十分堪能した。
「モール」周辺では、毛布を抱えた徹夜組が前日夜から待機。夜明け前の午前6時、議事堂前は既に人で埋め尽くされていた。この日は風が冷たく、体感温度は氷点下10度前後。帽子やマフラーで“完全武装”した家族連れらが、「オバマ」「イエス、ウィ・キャン」と叫びながら、続々集まった。
中心部は厳しい交通規制が敷かれ、通常は渋滞する大通りも車はまばら。午前7時の出勤時間帯でも、歩きや自転車で移動する人が多かった。
一方、厳戒態勢で警備する警察官や兵士の姿も目立った。早朝から、サイレンを鳴らした警察車両が駆け回り、中心部では、迷彩服の兵士や装甲車が交差点ごとに警戒に当たった。
警備に当たった警官や兵士らは4万人以上。約5000台の監視カメラと金属探知機や爆弾処理車両に加え、爆発物探知犬や、起爆装置の作動を妨害する電子装置も用意された。戦闘機F16や迎撃ミサイル「パトリオット」も空からの攻撃に備えるものものしさだった。(ワシントン 飯田達人、宮崎健雄)
(2009年1月21日12時23分 読売新聞)
その後就任式に臨み、ジョージ・W・ブッシュ前大統領から引継ぎを行い、ここにオバマ大統領が誕生したようです。
この宣誓式に集まった多くの人々はまさに「新たな歴史の証人」となったようですね。また警備も相当なもので、警察、SP、さらに軍特殊部隊も動員するなど緊張感にも満ちていました。テロリストや人種差別主義者からの攻撃に対する警戒をしないといけませんからね・・・。
「Yes we can!」 オバマ大統領ならアメリカを変えてくれると思います。日本は新しいアメリカとどう向き合えばいいのだろう? 日本にも「Change!」は必要でしょうかね。