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全員無事救助されることが先決なのに

 南米チリ北部・コピアポで起こった鉱山事故で作業員33人が閉じ込められ、その救助活動が本格的に始まりましたが、こんな動きがあったようです。

引用

総額22億円の賠償請求へ=地下作業員の家族-チリ鉱山事故

【サンパウロ時事】チリ北部コピアポ郊外のサンホセ鉱山落盤事故で、地下に閉じ込められている作業員33人のうち27人の家族が29日、鉱山所有会社やチリ政府に対し、1人当たり100万ドル、総額2700万ドル(約22億5000万円)の損害賠償を30日にも請求する意向を明らかにした。地元メディアが伝えた。
 チリ司法当局は既に、サンホセ鉱山を運営するサンエステバン社の資産970万ドル(約8億円)を凍結。一部は作業員の救出費用に充てられる見通しだが、政府当局者によれば、費用は既に400万ドル(約3億3000万円)を超えている。

 (2010/09/30-08:58)「時事ドットコム」より
 閉じ込められた作業員33人は全員無事で救助を待ってますが、その内27人の家族が鉱山所有会社及びチリ政府を相手取って損害賠償要求していることが明らかとなったみたいです。

 1人当たり100万ドル、総額2700万ドル(約22億5000万円)といいますから、家族からすれば「この事故の責任は全てこの鉱山を所有している会社とチリ政府だ!」と言うことでしょうか?

 作業員の家族によるこの損害賠償請求、どうしてこんな行為に出たのだろうか? と首を傾げたくなります。
 まずは作業員33人全員無事に救助されることが先決なのに、いきなり鉱山所有会社やチリ政府に対して損害賠償を要求、ハッキリ言って何なんでしょうか!? 損害賠償を要求したかったら全員無事に救出されてから訴えた方がいいんじゃないかって思いたくなります。救助に対する世論の感情が低下でもしたらどうするの!?

 今はただ作業員全員無事に救出されることが大事なのではないでしょうか、ホントに。

theme : まぢかよ!?
genre : ニュース

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