参議院、雨の中の初登院
さきの参議院選挙で当選した議員たちにとってはスタートの日です。
まず注目を集めたのは最多の35万表を集めた民主党・谷亮子氏、柔道と政治の両立が議論の渦中にある中、報道陣から聞かれると「公務をおろそかにすることなく務めたい」と意気込みを語りましたが、そういってどちらかが疎かになればどうなのか、不安もあります。ロンドンでも金とロンドン・オリンピック金メダルを目標としているけど、両立は難しいと思うし、むしろ若手に期待した方がいいんじゃない? です。政治を取るのかオリンピックを取るのか、まずはそこから考えてください。
「二足のわらじを履けるほど甘くない」と谷氏に噛み付いた自民党・三原じゅん子氏は、女優業を引退し政治にまい進すると「血の通った議員を目指したい」と今後は議員として曲げない姿勢をアピールしたようです。柔道と政治の両立を強調する谷氏に対する「当てつけ」かも知れません。
新人にとっても返り咲き組にとっても本格的なスタートとなるこの日、新人議員も返り咲き議員も初心忘れることなく政治にまい進することを願うばかりです。
あいにくの雨の中、今日から始まる臨時国会に臨む新人議員たち、返り咲いたベテランに混じり、今日から始まる国会議員としてのスタートに意気揚々と議事堂入りしたようです。引用
参院:新人初登院 雨中でも思い熱く「ここからが闘い」
参院選後初となる臨時国会が召集された30日、ベテラン議員に交じり、与野党の参院新人議員が初登院した。雨中の「晴れの日」となったが、それぞれの意気込みや思いを抱え、議事堂に足を踏み入れた。
35万票余りを獲得して当選した柔道家、谷亮子氏(34)=民主、比例=は午前8時40分ごろ、ベージュのスーツ姿で姿を現した。多くの報道陣が集まり、警備にあたる衛視らともみ合いになる場面も。柔道との両立が可能か議論を呼んでいるが、意気込みを問われた谷氏は「公務をおろそかにすることなく務めたい」。「今の場面を柔道に例えると?」との質問に対しては「例えが違うと思います」とかわした。
一方、「二足のわらじを履けるほど甘くない」として女優業を引退する決意を示していた自民新人の三原じゅん子氏(45)=比例=は、谷氏からわずか数分遅れのニアミス状態で登院した。淡いグリーンのスーツ姿で、報道陣の求めに応じて笑顔でガッツポーズも見せ、「血の通った議員を目指したい」と抱負を述べた。
谷氏を約2万票上回り、民主党の比例候補トップだった有田芳生氏(58)は、衆参合わせて3回目の挑戦で議員バッジを手にした。「身の引き締まる思い」と、拉致問題の進展などに意欲を示した。
国会議員に返り咲いた「復帰組」の姿も。衆院議員を務めた自民の猪口邦子氏(58)=千葉=は、少子化担当相に就任した際に着た青いドレスをイメージしたスーツ姿。「専門性を生かし、対外関係の向上などに取り組みたい」と語った。
参院選で10議席を獲得し、大躍進したみんなの党の松田公太氏(41)=東京=は「気合が入る。ここから闘いが始まる」と笑顔を見せた。【曽田拓、堀智行】
毎日新聞 2010年7月30日 11時18分
まず注目を集めたのは最多の35万表を集めた民主党・谷亮子氏、柔道と政治の両立が議論の渦中にある中、報道陣から聞かれると「公務をおろそかにすることなく務めたい」と意気込みを語りましたが、そういってどちらかが疎かになればどうなのか、不安もあります。ロンドンでも金とロンドン・オリンピック金メダルを目標としているけど、両立は難しいと思うし、むしろ若手に期待した方がいいんじゃない? です。政治を取るのかオリンピックを取るのか、まずはそこから考えてください。
「二足のわらじを履けるほど甘くない」と谷氏に噛み付いた自民党・三原じゅん子氏は、女優業を引退し政治にまい進すると「血の通った議員を目指したい」と今後は議員として曲げない姿勢をアピールしたようです。柔道と政治の両立を強調する谷氏に対する「当てつけ」かも知れません。
新人にとっても返り咲き組にとっても本格的なスタートとなるこの日、新人議員も返り咲き議員も初心忘れることなく政治にまい進することを願うばかりです。