暴力行為で大久保前コーチを解雇
処分は解雇という重いものとなりました。当然でしょうか・・・?
6月下旬に大久保前コーチが参加した自主練習において、ある2軍選手が多額の罰金を科せられていたことに加え、球団にそれを報告したとされる若手選手に一方的に暴行を加えていたといいますから、これは指導というより明らかに体罰ではないでしょうか? また2軍で調整中のドラ1ルーキー・雄星に対しても暴力行為があったことも報告され、事態を重く見た球団は解雇に踏み切ったといえますね。
2008年に古巣・西武の打撃コーチに就任したものの、同年11月に知人女性にケガをさせたとしてコーチの座を解かれ編成部に人事異動された前歴があるだけに、また暴力行為を起こしたとなれば球団からしてイメージに関わるし、まして2度同じことをしたとなればどういったって弁解の余地はないです。
球団は暴力行為問題をその後も調査するとして、球団幹部の管理責任や再犯防止を徹底させるとしていますが、これがチームに与える影響は少なくはないです。
当の大久保前コーチ、またも同じ問題を起こして騒がせたことを謝罪したものの、雄星らに対する暴力行為については「コーチとして不適切な行為はしたことはない」と否定してますが、理由もなく一方的な暴力行為を起こしたのだから、指導者としての評価をガクンと落とす結果といえます。この騒動の代償は今後大久保前コーチにはどこからもコーチのオファーが来ないということでしょうか?
選手に対する一方的な暴力行為があったとして、22日に球団からコーチの職を解かれた埼玉西武・大久保博元2軍打撃コーチ、ことを重くみた西武のフロントは29日、大久保元コーチを解雇すると発表したようです。引用
大久保前コーチ解雇 雄星に暴行あった
西武は29日、不適切な指導の疑いがあったとして22日にコーチの職を解いた大久保博元・前2軍打撃コーチ(43)の解雇を発表した。関係者に対して行われた事情聴取の結果、ルーキー雄星投手(19)への暴行行為があったと判断して処分を下した。空席となった2軍打撃コーチには田辺徳雄・編成部プロ担当(44)が就任することも発表された。
西武に激震が走った。試合開始約1時間前、西武ドームに隣接する球団事務所で、小林信次球団社長(62)が記者会見に臨んだ。自宅謹慎させていた大久保前コーチについて「本人との契約を解除することにいたりました」と解雇を発表した。23日から行っていたヒアリング調査の結果として「選手に対する暴行行為があった。球団として容認できない」と話し、契約解除の理由とした。体調不良や成績不振以外でのコーチの退任も異例だが、シーズン中の解雇は極めて異例だ。
発端は6月下旬、大久保前コーチが参加する自主練習で2軍選手が高額の罰金を徴収されていること、チームの統制を害する言動があったことが、選手会から球団に報告された。罰金徴収をやめるよう球団が本人に伝えたところ「誰が選手会に報告したか、決めつけた上で暴行をした」という。暴行を受けた選手について「現在確認できるのは1名。指導を逸脱した完全な暴行行為。内容や個人名については公表をご容赦いただきたい」と明言を避けたが、雄星の胸ぐらをつかむなどしたとされている。
デーブの愛称で知られる大久保前コーチは08年に1軍打撃コーチに就任。同年11月に、知人女性にけがを負わせた疑いが発覚し、編成部に配置転換。今季から2軍打撃コーチとして現場復帰した。小林球団社長は「今回の件だけを考えての処分」としたが、親会社の西武ホールディングスが1部再上場を目指してグループ全体のコンプライアンス(法令順守)体制強化を徹底していることも背景にある。プロ野球チームは世間の注目度が高く、大久保前コーチの不祥事が2度目だった点を重く見て、厳罰を下したとみられる。
後任ポストに就任する田辺現編成部プロ担当は、昨季まで2軍打撃コーチを務めており、混乱を最小限に抑えることが期待される。球団は今後も調査を続けていくとし、球団幹部の管理責任や再発防止策についても検討を進め、決定次第発表する。
[2010年7月30日8時38分 紙面から 「nikkansports.com」より]
6月下旬に大久保前コーチが参加した自主練習において、ある2軍選手が多額の罰金を科せられていたことに加え、球団にそれを報告したとされる若手選手に一方的に暴行を加えていたといいますから、これは指導というより明らかに体罰ではないでしょうか? また2軍で調整中のドラ1ルーキー・雄星に対しても暴力行為があったことも報告され、事態を重く見た球団は解雇に踏み切ったといえますね。
2008年に古巣・西武の打撃コーチに就任したものの、同年11月に知人女性にケガをさせたとしてコーチの座を解かれ編成部に人事異動された前歴があるだけに、また暴力行為を起こしたとなれば球団からしてイメージに関わるし、まして2度同じことをしたとなればどういったって弁解の余地はないです。
球団は暴力行為問題をその後も調査するとして、球団幹部の管理責任や再犯防止を徹底させるとしていますが、これがチームに与える影響は少なくはないです。
当の大久保前コーチ、またも同じ問題を起こして騒がせたことを謝罪したものの、雄星らに対する暴力行為については「コーチとして不適切な行為はしたことはない」と否定してますが、理由もなく一方的な暴力行為を起こしたのだから、指導者としての評価をガクンと落とす結果といえます。この騒動の代償は今後大久保前コーチにはどこからもコーチのオファーが来ないということでしょうか?