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ふたをしたのに原油漏れが発覚、ふた閉め作戦はどうなる?

 深刻化するメキシコ湾原油流出事故、この作戦は今後どうなるのでしょうか?

引用

英BPがふたの試験を延長、原油漏出は油井と無関係

[ヒューストン/ロンドン 19日 ロイター] メキシコ湾沖の原油流出事故で19日、米政府は英石油大手BP<BP.N><BP.N>に対し、油井のふたの試験をさらに24時間延長することを認めた。

 政府で現場対応の指揮を執るアレン司令官が明らかにした。

 ふたを設置した油井付近で見つかった原油の漏出については、ふたの試験とは関連がないとの認識を示した。

 19日のニューヨーク株式市場では、ふたを設置した油井付近で原油の漏出が見つかったとの報道を受けて、BP株が一時6%以上急落。その後、BPとアレン司令官が原油漏出は油井とは関連がないと表明すると、株価は下げ渋り、3.6%安で取引を終えた。

 アレン司令官によると、原油の漏出は油井から3キロ地点で見つかったが、「ふたの試験や油井とは関連がないとみられる」という。

 試験では油井内部の圧力を測定し、ふたの密閉性に問題はないかを調べている。試験は15日開始した。

 最終更新:7月20日10時48分 「ロイター」より
 原油流出量が莫大な量に上り、深刻化の度合いが高まる流出事故、これに歯止めをかけようと損壊した原油施設の開発元であるイギリスのBP社今月15日に海底油井の噴出口にふたを閉める試験を行い、原油流出をひとまず食い止めたものの、18日になって油漏れが報告されたとの知らせが届き、ふたに異常があったのでは? となって、アメリカ政府がBP社に対し油井のふたの試験を24時間延長するよう呼びかけたようです。

 ふた閉めに成功してこの事故解決に前進した矢先に、今度は油漏れがあったといいますから、アメリカとしては「ふたをしたのに何で油が漏れてるんだ!?」と思いますね。油井口付近の漏出が発覚すれば油井にダメージが来るのは免れず、さらに流出が進んでメキシコ湾汚染が進むだけにBP社に対しふたの試験をさらに伸ばせと言うのも当然でしょう。ただふたをした油井付近で見つかった原油漏出については、ふたの試験とは関係ないと言うけど、ふたをするところは噴出口だけではないのでは? 別なところから原油が漏れているのでは? と推測できます。

 この試験、油井内部の圧力を測定してふたの密閉性に問題がないかを調べてますが、ここに来てまた原油漏れが見つかったとなればこのふた閉め作戦は頓挫してしまうのでは? と危惧します。

 アメリカ政府はふたの試験の関係はないと言うが、別のところで原油漏れが出たとなれば別の作戦を練らねばいけないでしょう。無論BP社も他のやり方を考えねばならないが。一抹の光明が見えた矢先またトラブル、テキサス・ルイジアナ・ミシシッピなどメキシコ湾に面する州からすれば「いつになったらこの事故は解決できるんだ!?」「政府は後手後手に回ってないか?」としびれを切らしているのでは・・・? この原油流出事故のせいで漁業が出来ず収入に困っている地元の人たちの苦悩と不満はまだ続きます。ニューオーリンズに関して言えば5年前のハリケーン「カトリーナ」で未曾有の惨事に見舞われ、その復興もままならない今この原油流出事故ですから、政府に対する不満を高まっているのも無理はないでしょうか。

 一刻も早く原油流出に歯止めをかけて欲しいものです。残念なことにこの事故が日本であまり報道されていないが、他人事ではないはずです。

theme : 環境問題
genre : ニュース

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