先日は2021年の国内についてざっと振り返ったわけですが、
本日は2021年の海外を振り返ってみたいと思います。 まず世界を震撼させた
アメリカの連邦議会議事堂襲撃事件、昨年の大統領選挙の結果を受け入れようとしないドナルド・トランプ前大統領の支持者らが
連邦議会議事堂を襲撃するという民主主義にケンカを売る行為をやらかしたわけだが、今も真相究明は分からず、
ジョー・バイデン政権は発足早々とんでもない事態に見舞われたわけで、これはアメリカの劣化という威信低下もいいところです。現にバイデン政権は迷走ばかりで不安しかない。
そしてそのバイデン政権の求心力というか影響力低下をもたらした
アフガニスタンに駐留するアメリカ軍を全面撤退、ゴキブリの如くしぶとく生き残ったタリバンがアフガニスタンを再び支配するようになったわけで、イラク同様アメリカは結果として大失敗をやらかしたとしか言い様がない。奇しくも「9.11」から20年になる今年だけに、この節目の年でこの有様、
アメリカの対テロ戦争は結局中東イスラム圏におけるアメリカに対する不信感というか反感だけが残ったと言っていいです。 迷走したアメリカに続いて次はヨーロッパ、COVID-19禍もあり各国とも対策に追われたが、
ワクチン接種義務化や再度ロックダウン、良くなったと思いきやオミクロン株の猛威もありまたCOVID-19禍に悩まされる状況は続きそうだ・・・。ドイツでは16年に渡ったアンゲラ・メルケル政権が終わったわけだが、
この16年ドイツはもとよりヨーロッパにおいて強い存在感と影響力を誇示してきたメルケル政権、後の政権がそれをうまく維持して活かせるかにかかっています。とりあえず中国に対して厳しい姿勢でも取ってくれないかなァ・・・。今年も悪名を轟かせたベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領、
東京オリンピック最大の事件となったクリスティナ・ツィマノウスカヤ選手の亡命事件だけでなく、中東からの難民を自国に一時預けてEU諸国にバラまこうとする姿勢もまた非道としか言い様がない。
そのルカシェンコ政権最大の後ろ盾であるロシア、ウクライナ国境付近で軍事演習をしたり軍備を拡大しようとするその姿勢は欧米とケンカをすることも辞さない姿勢だが、ソ連崩壊から30年、ロシアは弱体化したどころか再び脅威となったことは何とも皮肉。 中東ではイランが再び強硬な姿勢となったことで、アメリカやイスラエル、サウジアラビアと対立が深まりそうだが、
特にアメリカとは核合意を巡って平行線でお互い譲らず、この対立は続きそうだ。てかウイグル問題でなぜ中国に対して怒りを顕にしないのか? イランは!! 米中対立、米ロ対立、EUとロシアの対立、アメリカとイランの対立。など
改めて国際社会は複雑怪奇と呼ぶべき構図となっていますが、日本も韓国(北朝鮮)と不毛な対立を繰り返しているわけで(その原因の全部は韓国にあり)、一筋縄じゃ解決しないことは一目瞭然です。 さて今年も国内外様々なことがあったけど、今年もやはりCOVID-19禍に悩まされたことは間違いないです。
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