旅客機を❝差し押さえ❞?
過去の諍いを持ち出して相手の資産を差し押さえる。これだとやってることは韓国と変わらないんだが・・・!?
韓国と違ってアフリカは人間的に出来ているはずなのに。
タンザニアでは1980年代にウジャマー社会主義なる政策を取っていた当時の政府が、農地の国有化を宣言して個人の所有していた農地を一方的に国で取り上げたり、車や飛行機なども押収するという行為に及び、その後大農園を所有していた地主が「政府は我々に対して強制収用への賠償金を払え!」とタンザニア政府を相手取って訴訟を起こしたものの、当初の約3300万ドル(約35億円)なのに対して実際支払われたのは約2000万ドル(約21億円)だったことで、それを不服として南アフリカで訴訟を起こして、南アフリカの裁判所がそれを認めて差し押さえに至り、今回タンザニアの旅客機が差し押さえられたってことだけど、自分の土地を突然国に取り上げられたら怒るのも無理はない。
南アフリカはこの地主の訴えを認めたことから、タンザニアに対して経済的な圧力に等しい措置を実行したまでだが、タンザニアにしてみれば「なぜそんな過去のことを今になって訴えられなければならないのか」って心境でしょう。当時のウジャマー社会主義が大失敗に終わって一時期は経済的に疲弊したことは反省していないのだろうか。結局自分たちの理想だけを追い求めるとこうなるってこと。場当たり的な政策はまた後に弊害をもたらします。
この話題、タンザニアと南アフリカの外交関係にしこりを残しそうな気もします。タンザニアにすれば自国の旅客機を突然差し押さえられたことで、南アフリカに対して抗議しそうな気がする。
韓国と違ってアフリカは人間的に出来ているはずなのに。
南アフリカのヨハネスブルクの空港で、タンザニアの首都・ダルエスサラームを出発した国営タンザニア航空の旅客機が着陸したところ、突然差し押さえられるという事件が起こったけど、着陸した旅客機が突然差し押さえられるなんて考えられないが、これには深い理由があったみたいです。引用
南アフリカでタンザニア旅客機差し押さえ=80年代農園強制収用の補償要求
【ヨハネスブルクAFP時事】南アフリカの最大都市ヨハネスブルクの空港で23日、国営タンザニア航空の旅客機が、裁判所の命令で差し押さえられた。
1980年代にタンザニア政府が推進した農地国有化で、所有していた大農園を強制収用された地主が、補償を求めて訴えていた。
地主は、約束された補償金3300万ドル(約35億円)のうち2000万ドル(約21億円)しか支払われていないとして南アで提訴していた。裁判所は21日に差し押さえを認めた。
最終更新:8/27(火) 7:14 「時事ドットコム」より
タンザニアでは1980年代にウジャマー社会主義なる政策を取っていた当時の政府が、農地の国有化を宣言して個人の所有していた農地を一方的に国で取り上げたり、車や飛行機なども押収するという行為に及び、その後大農園を所有していた地主が「政府は我々に対して強制収用への賠償金を払え!」とタンザニア政府を相手取って訴訟を起こしたものの、当初の約3300万ドル(約35億円)なのに対して実際支払われたのは約2000万ドル(約21億円)だったことで、それを不服として南アフリカで訴訟を起こして、南アフリカの裁判所がそれを認めて差し押さえに至り、今回タンザニアの旅客機が差し押さえられたってことだけど、自分の土地を突然国に取り上げられたら怒るのも無理はない。
南アフリカはこの地主の訴えを認めたことから、タンザニアに対して経済的な圧力に等しい措置を実行したまでだが、タンザニアにしてみれば「なぜそんな過去のことを今になって訴えられなければならないのか」って心境でしょう。当時のウジャマー社会主義が大失敗に終わって一時期は経済的に疲弊したことは反省していないのだろうか。結局自分たちの理想だけを追い求めるとこうなるってこと。場当たり的な政策はまた後に弊害をもたらします。
この話題、タンザニアと南アフリカの外交関係にしこりを残しそうな気もします。タンザニアにすれば自国の旅客機を突然差し押さえられたことで、南アフリカに対して抗議しそうな気がする。