今年も海外ニュースは結構印象に残るものがたくさんありましたが、その中で私が選ぶ10大ニュースはと・・・。
1位・マディバ、永遠に・・・。ネルソン・マンデラ死去 昨年から病魔と戦い続けたものの、帰らぬ人となってしまいましたが、マンデラ氏の功績と偉業は後世に語られるべきでしょう・・・。
最後まで人間の尊厳及び人権の為に尽力し、大統領就任後のあのスピーチは印象に残りました。未だアパルトヘイトの残滓がある南アフリカ、改めてマンデラ氏の精神を見つめなおすべきではないだろうか? ただ追悼式典でのデタラメ手話は冷水をぶっかけるものでしかない。
2位・歴史に名を残す王の名前から、ジョージ王子誕生 昨年のウィリアム王子とキャサリン妃の婚約の興奮冷めやらぬ中、ご懐妊が発表され、見事男児が生まれましたが、
イギリス史における高名な王から名づけたことは、これからのイギリス王室の未来が明るいものとなりそうです。キャサリン妃が思わず娘と言いかけるハプニングもあったけど・・・。
3位・遠いホントの春、エジプト混乱 ムバラク化しつつあるモルシー大統領に軍や国民の不満が爆発、モルシー大統領は退陣へと追い込まれますが、その後も軍とムスリム同胞団の対立は続き、
2年前のアラブの春で倒した独裁体制よりもヒドい状況に置かれてます・・・。イランのホメイニのような原理主義者が出てこなければいいし、愛国心高揚の為に反欧米・反イスラエル思想及び教育が出なければいいが・・・。
4位・やることがほとんど裏目に? オバマ政権 昨年暮れの銃乱射事件を受け銃規制法案を審議するも否決、デフォルト危機をまた招きかねない事態を起こし、さらには自身が掲げたオバマケアも不発な感じで、みるみるうちに支持率を落とすオバマ大統領、前任者よりヒドい状況に追いやられた感じ。今やアメリカが「決められない政治」国家となったような? さらにNSAによる盗聴行為まで発覚し、内外で波紋を呼ぶことに・・・。
5位・アサドの暴挙またエスカレート、シリア内戦 オウムよろしくサリンで市民を虐殺するなど、化学兵器を用いて抑圧するアサド大統領、さらにたる爆弾を製造し市民を虐殺、市民を抑圧する目的で大量破壊兵器を所有している感じだ、
表向きはイスラエル対策とは言うが、フセイン以上に残虐な印象をまた与えそうです。 6位・元スパイの反乱? スノーデン容疑者はどこに? CIAの元スパイ、エドワード・スノーデン容疑者が各地を転々とし、アメリカとしては国の威信の為捜索に躍起となってますが、
NSAの活動を暴露したことから、アメリカの国益が脅かされかねない事態だから、なお更では。 7位・死してもその路線は続く、チャベス大統領死去 昨年暮れの大統領選で再選するも、がんが発覚し日を追うごとに容態が厳しくなり、ついに帰らぬ人となったウゴ・チャベス大統領、
チャベス大統領の死去でベネズエラに混乱が起こるかと思いきや、後任の大統領はチャベス路線を継ぐニコラス・マドゥロ氏と言うことで、この国はまた反米左派を歩むでしょう。 8位・これが核開発問題にどう影響? イランで政権交代 今やパククネに取って変わったイカレナショナリストのマフムード・アフマディネジャドから、保守穏健派のハッサン・ロウハニに政権が交代したイラン、前任で被ったイランの国際的信用失墜をどう回復するかでしたが、国連総会での演説で前任との違いを強くアピールし、
これが核開発問題を巡る協議で包括的解決を目指す第一歩となる合意に至ったが、それでもイランに対する風当たりは強い。 9位・鉄の女は死んでもなお賛否両論、サッチャー元首相死去 英国病と呼ばれた不況を市場経済政策で回復させ、構造改革を推進したマーガレット・サッチャー元首相、
ただその政策は今もイギリス国内で賛否分かれており、評価が難しい人物であることになりそうです。 10位・世俗国家に暗雲? トルコ反政府デモ及び暴動頻発 イスラム国家で最も西欧寄りで世俗的なトルコで、エルドアン首相の掲げるイスラム化に反発の声が高まって起こった今回の反政府暴動、
ヨーロッパに近づきたいトルコ国民にとってもうイスラム原理主義には帰れないと言うことか。この事態はイスタンブールオリンピック招致失敗の原因でもあるけど。
次点としては
メルケル首相は強し、ドイツ連邦議会選挙でCDU勝利、またタクシン氏を巡る問題が発端? タイ反政府デモ再び、ボストン・マラソンで爆弾テロ、インドで性犯罪相次ぐ、などです。
オバマ政権の迷走あり、元スパイを巡る騒動あり、中東の混乱は続き、サッチャー、マンデラと歴史に名を残した人物が亡くなり、と今年も世界では大きく揺れ動くニュースがありました。
海外ニュースをすすんで取り上げる者としては興味をそそるものです。 来年はどうなりますか。次はスポーツ・エンタ編です。
theme : 雑記
genre : ブログ