芸能界の現実をうまく表現
これは嘉門達夫がリリースした「アニメ替え歌スーパーメドレー」の歌詞の一部だが(この原曲はあの「銀河鉄道999」)、この歌詞を聞いて私が思うことは「芸能界と言うのは非常に厳しい世界なんだな、芸能界の現実をうまく替え歌で表しているな」です。引用
ヒットが出ても人気が出ても、幻のようなもの
芸能界はサイクル速い、あっという間だろう
きっといつかはオーラも消えて あの人は今
きっといつかはオイラも消えて あの人は今、なんでやねん!!
嘉門達夫「アニメ替え歌スーパーメドレー」より抜粋
一時期は一世を風靡したタレントやアイドル、お笑い芸人がいつしかテレビで見なくなった現状を見て分かるように、例え人気を博しても長続きするか分からないと言うことだが、芸能界は実力と言うか売れたもん勝ち社会、そうなるのも無理はないです。
特にお笑い界はシビアだ、例え自分の芸やギャグがウケたとしてもそれが長続きするかは疑問だし、次また人気芸人が出てくればトコロテンの如く押し出されてもおかしくないからでしょう。とりわけ子供たちや若者は流行に敏感、子供たちの間で流行っても次に別の人気芸人が出てくればそれまで流行っていたギャグや芸風は過去のもの化してしまうから、これは芸人にとって辛いことではある。
歌手もまたヒット曲が出ても次リリースした歌がヒットするとは限らない、ヒット曲のイメージが強く残っているせいで他の曲の印象が薄くなりがちな面もあるからです。それだから「一発屋」歌手が生まれるのかも知れない。
グラビアアイドルもそうだ、移り変わりの激しいこの業界のこと、グラビアが雑誌に頻繁に乗ったり写真集やイメージDVDを結構リリースするのはほんの一握りだし、何年とこの世界で活躍できたりその後もテレビなどに引っ張りだこになるのはさらにほんの一握りなのだ。後は若けりゃいいと言う考えもまた一時期は雑誌に結構載ったりしたアイドルも何年かしたら「ハイ、サヨウナラ」なんて扱いを受けるのだから、いかにシビアな世界だってことが分かる。日本が欧米と違って若い方がいいと言う考えがそうさせていることも背景にあるが。
ただテレビなどで見かけなくなったとは言え、巷で名前が出てくるのはまだいい、中には名前すら出てこない、いや忘れられた存在になってしまった者もいるのだから、後者に位置されれば完全にオーラそのものが消えてしまった感が出てます。
全盛期に比べテレビなどに出る率は減ったがそれでも名前は覚えている型は小島よしお、ダンディ坂野、テツ&トモ、はなわ、辻希美、吉岡美穂、ゾマホン・ルフィン、レイザーラモンHGなどで、名前そのものすら忘れられている「過去の人化」型と言えば波田陽区、ムーディ勝山、若井おさむ、エド・はるみ、若槻千夏、インリン・オブ・ジョイトイ、ケビン・クローン、後藤真希などが出てくるだろう。
今ブレイクしているキンタロー、壇蜜、バイきんぐなどは来年どうなりますかね・・・。あとはAKBメンバーにも当てはまるが、卒業後も芸能界で生き残れるかは疑問だ。
この替え歌だが、いかに芸能界が厳しい世界であることを認識するものですね。安定した人気やヒットを維持すると言うことが難しいことの表れにも取れますけど。