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自力で降りて助かった

 無事でよかったなァ~ッ。です。

引用

小学生不明:「無事で」願い届いた 徹夜の捜索実る

 願いが届いた−−。滋賀県高島市マキノ町の赤坂山周辺で、登山中に行方不明になった私立城星学園小(大阪市中央区)6年の男女2人(いずれも11歳)は、一夜明けた28日正午前、自力で山を下りてきたところを登山口付近で発見され、無事保護された。大きなけがもなく、元気に帰ることを祈り続けた関係者に安堵(あんど)が広がった。

 登山口付近まで歩いてきた2人は、警察官に抱えられ、足元はふらついているように見えたが、目立った外傷はなく、意識もはっきりとしている様子だった。男児のほおと女児のズボンには泥がついていた。県警によると、昨夜は滝のそばで休んでいたことなどを説明したという。

 現場で捜索を見守っていた同校の亀谷和廣教頭は「子供たちの顔を見たときは、本人たちも泣いていたが、私たちも声が出ないほどうれしかった。子供らに『先生は絶対に帰ってくると信じていたよ』と声をかけた。子供たちは無言で首を振って、言葉はなかった」と話した。

 27日に登山を案内した現地ガイドの男性(45)は捜索活動中、現地対策本部前で地図を広げ、警察官や消防署員らと2人が進みそうなルートを何通りも示していた。2人が救助された瞬間、大粒の涙を流し、仲間と抱き合って喜んだ。男性は「本当に助かって良かった」と顔を手で覆った。「今はゆっくり休んでほしい」と2人を気遣った。

 また、同校の児童が宿泊していた民宿の経営者の男性(56)は「午後から天候が崩れると聞いて、午前中いっぱいが勝負だと思っていた。小さな体で2人ともよく頑張った」と目を潤ませていた。

 捜索は27日から夜を徹して行われたが、悪天候のため難航。28日早朝には捜索態勢を大幅に増強していた。

 毎日新聞 2013年05月28日 12時29分
 滋賀県と福井県の県境にある赤坂山に登山に来ていた大阪市のとある小学校6年生の児童達、その中で2人の児童が行方不明と言う由々しき事態が発生し、地元の警察や消防が大規模な捜索に当たるなど大ごととなりましたが、28日のお昼近くにその2人の児童が自力で山を降りてきたところを警察が発見し、奇跡的に無事だったみたいです・・・。

 ケガもなく無事だったことに学校側も安堵感を滲ませましたが、自力で山を降りたと言うこと自体自力で助かったと言えます。

 夜を徹しての捜索活動も功を奏したことも影響してますし、周りの人たちの「無事でいてくれ」と言う願いが通じたからか、児童2人は奇跡の生還を果たしたと言えます。
 しかし、山と言うものは非常に怖いものであると言うことを痛感するものですね。自然を見くびってはならない。

theme : 気になるニュース
genre : ニュース

女性の支持率低下まで招いた

 慰安婦を巡る発言の波紋は当面止みそうもありません・・・。

引用

橋下氏発言 女性8割が嫌悪感

 日本維新の会の橋下徹共同代表は27日の日本外国特派員協会の記者会見で、慰安婦問題発言をめぐる騒動の幕引きを狙った。歯にきぬ着せぬ物言いが、良くも悪くも注目を集めてきた橋下氏だが、今回は経験したことのない集中砲火を国内外から浴びた。失地回復の手立ても見当たらず、夏の参院選へのダメージも不可避。結局、自らの進退まで示唆せざるを得なかった。

 『批判を恐れるな 批判は自分が進んでいる証』

 橋下氏は24日、毛筆を握ると色紙に書き込んだ。福岡県内の高校から文化祭の展示用として依頼されたもの。書が苦手で揮毫(きごう)を頼まれても断り続けてきたが、この日は自らを鼓舞するかのように筆を動かした。

 逆風はすさまじかった。一連の発言後、抗議や批判の電話、ファクスが市役所や党本部に殺到。他党からの批判にさらされ、参院選に向けてタッグを組んだみんなの党からは決別を言い渡された。

 支持率も急落した。産経新聞とFNNの合同世論調査で、橋下氏の慰安婦発言を女性の79・3%が「不適切だ」と回答。とくに風俗業活用発言は女性の82・4%が嫌悪感を示した。女性の支持離れは明らかだ。

 「市立桜宮高校(の入試中止)のときも疲弊していたが、比べものにならないほど滅入(めい)っている」。橋下氏周辺はこう語った。

 ただ橋下氏は「(会見では)質問がなくなるまで全部受ける」と強気の姿勢を崩さなかった。丁寧に説明すれば真意は伝わる、と踏んだようだ。維新の国会議員団もサポートチームを編成。橋下氏の見解の英訳文を準備し、米国留学の経験がある桜内文城衆院議員を会見に同席させた。

 会見で橋下氏は風俗業活用発言を謝罪、撤回。慰安婦発言も「発言の一部が文脈から切り離された」と釈明し、「日本の過ちを正当化するつもりはない」など慎重な表現に終始した。

 ただ、真意が海外にも伝わったかは不透明だ。「約2時間半も質問に答えたことは尊敬できるが、強制連行の有無などは十分に説明していない」。特派員からはそんな感想が漏れた。

 最終更新:5月28日(火)8時46分 「産経新聞」より
 27日に外国人特派員協会の記者会見にて従軍慰安婦問題を巡る発言の騒動の釈明を行った維新の会・橋下徹共同代表、風俗業活用について「不適切だった」を謝罪したものの、慰安婦問題について正当化する意思はないと釈明しましたが、これはどうも玉虫色決着にも見えます。

「日本の過ちを正当化するつもりはない」と慎重な態度に出た橋下代表、過去の過ちは反省すれど謝罪しないと言う英仏のような姿勢に出たんでしょうね。

 ただ慰安婦を巡る今回の発言が、維新の会に対する逆風を招いて、今夏の参院選でタッグを組むであろうみんなの党からは「絶交」を言い渡されるなど窮地に追いやられている維新の会、さらに女性の8割近くから「嫌悪感」を持たれるなど、支持離れを著しく招いてますが、女性蔑視と見なされないだけに、なお更でしょう。
 女性の権利及び人権団体から「橋下は辞任しろ」「女性の敵だ!」「社会的に抹殺されて当然の人間」って言われてもおかしくない。

 自ら自爆スイッチを押してしまった感じの橋下代表、自身の国際感覚の乏しさと知識不足がこの発言となれば、もはや取り返しのつかない結果でしかありません。

theme : 橋下徹
genre : 政治・経済

「鉱山労働者の待遇改善を!!」

 あの「奇跡の生還」を果たして一躍時の人となったが、自分たちと同じ悲劇を繰り返したくないと言う気持ちはだれよりも強いみたいです。

引用

「奇跡の生還」リーダーが労働環境改善図る財団

【リオデジャネイロ=浜砂雅一】チリ北部コピアポ近郊サンホセ鉱山で2010年に起きた事故で地下深くに69日間閉じ込められ、「奇跡の生還」を果たした作業員33人のうちリーダー役だったルイス・ウルスアさん(57)が今月、「アタカマ33財団」を設立した。

 アタカマは、鉱山が位置する砂漠の名称。事故の教訓を語り継ぎ、鉱山で働く作業員の安全確保、労働環境の改善を図るのが設立目的。企業などに寄付金を募り、講演会などを随時開く予定だ。

 (2013年5月27日10時48分 読売新聞)
 サンホセ鉱山落盤事故で69日も地下に閉じ込められながら「奇跡の生還」を果たした33人の作業員たち、そのリーダーとして一躍有名になったルイス・ウルスアさんが、このたび「アタカマ33財団」なる団体を設立しましたが、狙いはチリ全土の鉱山労働者の安全確保と権利の尊重・労働環境の改善を訴えるのが目的ですが、かつて自分たちが味わった悲劇を他の労働者に遭わせたくないと言う願いから出来たと言えます。

 鉱山が位置する砂漠から名づけたこの財団、この事故後も一向に鉱山労働者を巡る待遇が全然変わっていないことにウルスアさんは「チリ政府はあの事故の教訓を忘れてるのか!?」と疑問と憤りを見せたのか、だったら我々が動かねばならない! と動いたのではないでしょうか。
 セバスティアン・ピニェラ大統領に対する不信感もあるんでしょうね。

 あの救出劇で高く評価されたピニェラ大統領以下チリ政府、しかしその後鉱山労働者の安全や待遇などを改善する動きが全然なく、チリ国民から「ピニェラはあの救出劇を自身の政権浮揚に利用したのでは?」って不信感を持たれていることに気づいてないのだろうかと思います。

 銅で得た利益をなぜ鉱山労働者の安全の為に使わないのか? そんな疑問もあるんじゃないでしょうか。我々が動いて政府を動かさねば何も解決しないと言うことで、ウルスアさんが動いたのも必然ではないでしょうか。

theme : 海外ニュース
genre : ニュース

機器のメンテナンスさえしていれば

 福島第一原発事故の収拾が未だ解決しない中で、原子力施設と言う場で起こった事故、対応の遅れやそれに伴う波紋は大きいです。

引用

放射能漏れ 電磁石の電流、低下 新たな被曝は24人

 茨城県東海村にある日本原子力研究開発機構の加速器実験施設「J-PARC」で起きた放射性物質漏洩(ろうえい)事故で、事故当時、陽子の流れを制御する電磁石の電流が急激に低下していたことが26日、関係者への取材で分かった。このトラブルで、通常の400倍もの出力の陽子ビームが生み出され、照射された金から想定以上の放射性物質が放出されたとみられる。

 一方、原子力機構は同日、新たに24人の被曝(ひばく)が確認されたと発表。被曝者の総計は30人となった。うち1人はこれまでで最高の1・7ミリシーベルトの被曝が確認された。その他は1・5~0・1ミリシーベルトだった。

 また、25日に1・6ミリシーベルトと公表した男性の被曝線量は1・7ミリシーベルトだったと訂正した。5人に被曝がなかったことも新たに判明し、残りの6人についても27日に調べる。

 J-PARCでは、円形の加速器を使い、電磁石で陽子を周回させながら光速近くまで加速させて陽子ビームを作る。加速には複数の電磁石が使われるが、電流が急低下したのは、周回する陽子の流れを変えて実験を行っていた「ハドロン実験施設」に陽子ビームを送るための電磁石という。

 同施設の運営主体の一つである高エネルギー加速器研究機構の峠暢一(のぶかず)理事によると、事故当時、この電磁石へ送られていた電流が急低下。その影響で実験施設に過剰に陽子が送られた可能性が高いという。流量を調整する機器に不具合が生じたとみられる。

 最終更新:5月27日(月)9時22分 「産経新聞」より
 茨城県東海村にある日本原子力研究開発機構の施設・J-PARCで起こった放射性物質漏洩事故、なぜこの事故が起こったかと言うと、陽子の流れを制御する電磁石電流が低下したことで、通常より400倍もの出力陽子ビームが放出されて付近にいた作業員が被爆したと言うのがことのあらましだが、これにより新たに24人の被爆者が出て、30人に上るみたいです。

 なぜこの事故は起こったのか? 流量を調整する機器の不具合ならばなぜメンテナンスをしなかったのかと言う疑問が残ります。キチンとメンテナンスしていればこのような事故は起こらなかったはずです。日本原子力研究開発機構及びJ-PARCは何をやっているんでしょうか。

 またこの施設は原発と違い安全規制が異なる為、これが原因でもあるのでは・・・!? です。

 さらに事故が起こったと言うのに報告が遅れたも地域住民から不信感を呼んでますが、また「泥棒を見て縄をなう」ですか!? 大変なことが起こったと言うのにそれを放置することはとんでもないことです!! これが運転再開に障害にでもなったらえらいことです!!

 機器の不具合があるのを知っていたら、すぐさま点検せねばならないのに、それすらしなかったんだろうかと思うし、仮に事故になったらばすぐに上に報告して危機対応に動くことが常識だと思います。

theme : 原子力問題
genre : ニュース

稀勢の里、賜杯に黄信号

 久々の日本人力士の優勝に暗雲が・・・!!

引用

稀勢、白鵬との全勝対決に敗れる/夏場所

 <大相撲夏場所>◇14日目◇25日◇東京・両国国技館

 大関稀勢の里(26=鳴戸)が、横綱白鵬(28=宮城野)に敗れた。13戦全勝同士の対決だったが力及ばず、悲願の初優勝は遠のいた。

 白鵬は千秋楽の日馬富士戦に勝つか、1敗で追う稀勢の里が敗れれば、朝青龍に並ぶ25回目の優勝が決まる。

 [2013年5月25日18時50分 「nikkansports.com」]より]
 横綱・白鵬との全勝マッチレースを繰り広げている大関・稀勢の里、2006年初場所の栃東を最後に日本人力士が優勝していない中、優勝への期待がかかる中で迎えた14日目、その白鵬と直接対決を迎えた稀勢の里、がぶりよつの取り組みを展開しながら、最後はすくい投げで白鵬の前に屈し、初優勝に黄信号が灯る結果となったみたいです。

 これで千秋楽の両者の結果次第ですが、稀勢の里が勝っても白鵬が勝てばその時点で終わりますから、稀勢の里としては自身が勝って白鵬が負けて優勝決定戦に持ち込めば分かりませんが、果たして・・・!!

 2006年初場所の栃東以来賜杯を手にしていない日本人力士、今場所の稀勢の里にその期待をかけましたが、直接対決での黒星はかなり痛い感じです。

theme : スポーツニュース
genre : ニュース

一部のコミック本に警告文を載せるべき!!

 最近の少年犯罪などをニュースや新聞で見るたび、犯行動機について「漫画を真似てやった」と言う供述が出るが、これを見ると私は「これでは漫画に限らずサブカル全般が一方的に悪者にされるのでは・・・!!」って懸念を示してます。ただでさえ良識派からは「子供のモラル低下はサブカルチャーのせいだ」って言われてますし。

 ただ一つ言えることとして、サブカルにも問題はあるけど、だからと言ってそれだけが悪いのか? とは思いますね。

 コミックを見るたびに思うのが、なぜ「この作品はフィクションです、実在の人物・団体・事件などには一切関係ありません」とだけしか書いてないのが疑問に見えてしょうがないのだ。
 それもイザ知らず、作品によっては追加条項を入れることが大事なんじゃないのか?

 例えば性的描写や暴力・犯罪描写が多い作品については、前述の文章に加え「作中の行為の中には犯罪や違法行為に当たるものがあります、現にそれらの行為を真似しますと各種刑法で定めた法律により処罰されます、絶対真似をしないで下さい」って警告文でも載せてほしいよ。そうすることで犯罪防止につながると思うんだけどねェ・・・。
 酒やタバコには警告文が書かれてあるんだから、コミック本にだってそう言う警告文を載せるべきなんじゃないかっての。

 よく「フィクションと現実は違う」って言うんだから、なお更理解するべきだと思うね、漫画のシーンを真似て違法行為なんてしたんじゃ漫画そのものに対するイメージ悪化を招くだけです。

 平たく言えば、ああ言うシーンに対して「興味本位であろうが無かろうが、決して真似するな!!」です。

theme : 伝えたい事
genre : ブログ

こんな無神経な国にはどんどん怒れ!!

 こんな表現されて怒らないわけないっての!!

引用

驚きと憤り感じる=岸田外相

 岸田文雄外相は24日午前の記者会見で、第2次世界大戦中の広島、長崎への原爆投下を「神の懲罰」と表現した韓国・中央日報の記事について、「唯一の被爆国であるわが国として、断じて容認できない。日本政府と日本人はこのコラムに驚きと憤りを感じていることを中央日報は重く受け止めてほしい」と非難した。岸田氏は衆院広島1区選出。

 最終更新:5月24日(金)11時39分 「時事ドットコム」より
 広島と長崎への原爆投下について韓国のメディアが「神の懲罰」「日本の軍国主義に対する因果応報」と表現すると言う不謹慎かつ無神経、なおかつ空気の読めない極まりない姿勢に、岸田文雄外相は記者会見で「唯一の被爆国であるわが国として、断じて容認できない」ともの凄い憤りを隠せませんでしたが、私も同感です。この発言は「戦争終結を早めた」と言ってはばからないアメリカ以上にタチが悪い!!

 岸田外相はまた衆議院広島1区選出、被爆地であるところから選ばれた人間としては「許せん!」ですね。これでまた韓国に対する悪感情が出るんだよねェ・・・。

 政府としては、厳重抗議では済まない、かねてから締結の動きがある日韓通貨スワップ協定の放棄を考えるべきです。
「こんな無神経な発言を平気でするような国とは経済協定なんて結べない!! この話はなかったことにしてもらう!!」ってね。

 被爆者感情を傷つけかねないこの発言、韓国と言うのはそこまで日本を傷つけ貶めてまで自分たちの存在意義を見せつけたいのでしょうか!? あまりにも無神経で空気の読めないクソガキも甚だしいです。よく「他人の不幸は蜜の味」と言うけど、これはあまりにも悪意を感じます。
 この発言について私は正直言って、イランのアフマディネジャド大統領に匹敵、いやそれ以上の過激問題発言でしかありません!!

theme : 韓国について
genre : 政治・経済

投手デビューはまずまず

 打者としては結果を残してますが、投手としての実力が試される時が来たみたいです。

引用

大谷 松坂超え新人投手デビュー最速157キロ「凄く楽しかった」

 新たな歴史の始まりだ。日本ハムのドラフト1位右腕、大谷翔平投手(18)は23日、ヤクルト戦でプロ初登板初先発。5回を86球、6安打2失点で勝敗は付かなかったが、新人のデビュー戦では松坂大輔(インディアンス)を超え史上最速となる157キロをマークした。野手としては、チームの高校出新人として54年ぶりとなる開幕戦先発出場を果たし、打率・308の成績を残している大谷が、投手としても衝撃のデビューを果たした。

 2年ぶりに札幌ドームのマウンドで背番号11が躍動する。まるでダルビッシュが帰ってきたような錯覚に陥るほどに、18歳の剛速球に3万6608人の観衆は何度もどよめいた。「投手・大谷」として5回を6安打2失点。毎回安打、さらにリードを許しての降板となったが、堂々たる初陣だった。

 「凄く楽しかった。力強く投げたときは狙ったところにいったし、いい球も危ない球もあった。でも、しっかりストレートで押せたのはよかった。力強く投げた時の方が狙ったところにいった。ここがスタートだと思います」

 最大の持ち味を存分に生かした。152キロの直球で幕を開けたデビュー戦。初回の全10球で直球を投じた。3番・岩村の2球目には、新人のデビュー戦史上最速となる156キロを計測した。さらに3回2死二塁、バレンティンへの5球目は157キロをマーク。「(スピード)ガンは全然見ていなかったです」というが、セットポジションからの157キロは驚がくだ。全86球中直球は64球。そのうち実に43球が150キロを超え、2年連続本塁打王のバレンティンからは2三振を奪った。元大リーガーの岩村も「スピードで言えば間違いなくメジャーの投手に匹敵する」と舌を巻いた。

 もちろん、課題も多く残る。野手調整もあるため、投げ込み不足は否めない。フォームも完全には固まらず、高校時代までのワインドアップではなく制球を重視してノーワインドアップでの投球が続く。それでも変化球の半分以上はボール球。走者を出してセットポジションになると制球もバラつき、「カウントを整えるところでシュート(回転)した」と振り返った。

 花巻東では甲子園に2度出場したが1勝もできなかった。だからこそ、プロで目標とするのは「勝てる投手」だ。8回に中田の同点2ランが飛び出した際にはベンチで大喜びしたが、試合後には「(自分が)抑えていたら逆転の本塁打になったかもしれない」と悔しがった。

 目指すのは「エースで4番」。あらためてその思いを問われると、キッパリと言った。「どちらもやっていて楽しい。打者は打者、投手は投手としての課題もあるけど、それを克服してどちらもいけるようにしたい」。26日には阪神・藤浪に対し、野手として甲子園で対峙(たいじ)する。壮大な二刀流物語は今、始まったばかりだ。

 ▽西武・松坂のデビュー戦VTR 99年4月7日の日本ハム戦(東京ドーム)でプロ初先発。初回に片岡を最速155キロで空振り三振に仕留め、5回までノーヒットピッチング。8回に小笠原に2ランを浴び、この回で降板も、132球で5安打2失点に抑え、プロ初勝利を挙げた。155キロは自己最速を2キロ更新し、当時の歴代6位。新人の初登板での新記録も塗り替えた。

 [ 2013年5月24日 06:00 「スポーツニッポン」ウェブサイト「スポニチ Sponichi Annexニュース」]より
 プロ初登板を初先発でデビューすることとなった大谷翔平、これまで2軍戦でしか投手を務めなかったが、ついに1軍で投手としての実力を見せる日が来たみたいです。

 その初球は何と152キロのストレート! いきなり度肝を抜くもので、高卒新人の初登板で150キロと言うのは松坂以来のものではないだろうか。
 さらに初回は全部ストレートを投げ、3番・岩村のところで何と156キロと言うスピードを計測すると、次のイニングではセのホームラン王・バレンティンを相手に157キロを計測し、プロ初奪三振までついたのだから、これは「アンビリーバブル!」ですかね。

 しかしこの回2失点を喫しますが、後のイニングでは失点を許さず、5回2失点と言うまずまずの出来でマウンドを降りた大谷、投手としてのデビュー戦はまずまずと言ったところでしょう。
 ただ課題も見えたデビュー戦、野手としての調整が続いた為に投げ込み不足が響いたか、フォームが固まらず、さらに変化球系は半分以上がボール球とコントロールにも問題が出ましたが、そこをどう直すかにかかっているでしょう、投手として起用されるならば。

 またストレートは通用する一方で変化球に課題があるようでは、次はどうなるか分かりませんから、変化球を磨くことも大事です。

 どこまでいけるか、二刀流は。

theme : 北海道日本ハムファイターズ
genre : スポーツ

全ての馬券が「必要経費」

 競馬のことは良く分からない私ですが、脱税はいけませんね。

引用

「外れ馬券も必要経費」課税5200万円に減額

 競馬の予想ソフトを使って大量に馬券を購入し、配当で得た約29億円の所得を申告しなかったとして所得税法違反に問われた元会社員の男性(39)に対する判決で、大阪地裁(西田真基裁判長)は23日、男性に懲役2月、執行猶予2年(求刑・懲役1年)の有罪判決を言い渡した。

 西田裁判長は「被告は、娯楽ではなく資産運用として競馬を行っていた」と指摘。所得から控除できる必要経費について「当たり馬券の購入額だけ」とする検察側の主張を退け、「外れ馬券分も必要経費に含まれる」との判断を示し、課税額を約5億7000万円から約5200万円に大幅に減額した。

 判決後、被告側は控訴しない考えを示した。一方、大阪地検は「判決内容を精査し、上級庁と協議のうえ適正に対処したい」との談話を発表した。

 弁護側によると、「競馬の経費」を巡る司法判断は初めて。国税庁は1970年の通達で、馬券配当で得られた所得は「一時所得」としてきた。判決は、趣味や娯楽で楽しむ競馬について「原則として一時所得」とする一方、「被告の場合は一般的な馬券購入行為と異なり、機械的・網羅的で、利益を得ることに特化していた」とし、先物取引などと同じ「雑所得」にあたると判断した。

 判決によると、被告は2007~09年の3年間、競馬予想ソフトと、日本中央競馬会(JRA)のインターネットサービスを使って計約28億7000万円分の馬券を購入。このうち、約1億3000万円分の当たり馬券で計約30億1000万円の配当を得ていた。収支総額の黒字は約1億4000万円だった。

 公判では、必要経費の範囲を判断するうえで、前提となる「所得区分」をどう分類するかが争点になった。

 検察側は「配当は偶発的な所得」として、所得税法上の「一時所得」にあたると主張。必要経費は「収入に直接要した金額」とする同法の規定に基づき、配当総額から当たり馬券の購入費を差し引いて半分にした約14億5000万円が課税対象と算定、所得税約5億7000万円を申告しなかったと主張していた。

 しかし、西田裁判長は「雑所得の場合は費やした支出を合算して経費とする」との規定に従って、「外れ馬券の購入額や競馬ソフトのデータ利用料も経費にあたる」と判断。被告が申告すべきだった所得は約1億6000万円、課税額は約5200万円と認定した。

 (2013年5月23日11時37分 読売新聞)
 競馬の予想ソフトで大量の馬券を購入したはいいが、その配当で得たお金を所得申請しなかったことで所得税法違反で逮捕された男の裁判で、大阪地裁はその男に対し懲役2ヶ月・執行猶予2年の実刑判決を下しましたが、裁判の焦点はソフトで購入した馬券が当たりだけでなく外れた馬券も経費となるのかでしたが「外れ馬券分も必要経費に含まれる」として、全ての馬券を必要経費と見なし、課税額を減額したみたいです。

 競馬予想ソフトとJRA(日本中央競馬会)のネットサービスを使って28億円分の馬券を2007年から3年間のうちに購入、さらにそこから1億3000万円分もの当たり馬券で約30億円もの配当を得ましたが、その中で5200万円を納税すると言うルールを破ったのだから、所得税法違反に問われるのも当然です。

 1億3000万円分の当たり馬券で得た多額の収入を納税しない、これはどう見てもパチンコと丸っきし同じではないだろうか!! 多額の利益を得ながら納税しないなんて言うのは国民の義務に反することだと思います。

 今回の裁判での結論は「当たり外れに関わらず、このソフトで購入した馬券は全部必要経費である」と言うことでしょうか。また当たり馬券で得た配当には税金が課せられる。と言うことを世間に知らしめることとなりそうです。だとしたら万馬券を当てて多額の配当をゲットしても半分は税金として国に持っていかれる、ですかね。

theme : 気になるニュース
genre : ニュース

最後のサスペンデッドゲーム

 サスペンデッドゲームと言う言葉をご存じだろうか? それはスポーツにおいて天候や施設のトラブルにより、試合が一時的に出来なくなり後日中断した段階から改めて開催されるゲームのことで、言うなれば「保留」試合と言えます。
 この規定はかつてプロ野球でも取り入れられてましたが(パ・リーグのみ)、現在ではその規定は廃止されており、それが認定されることもなくなって、もはや過去の歴史の出来事と化すでしょう。そんなわけで今から26年前の今日1987年5月23日は、現行のプロ野球史における最後のサスペンデッドゲーム、南海ホークス対ロッテオリオンズの試合があった日です。舞台は新潟県柏崎市にある佐藤池野球場です。

 1986年11月、新潟県柏崎市に完成した佐藤池野球場、柏崎原発を抱える柏崎市が原発交付金で得た利益で立てられた球場であり、そのこけら落としとして翌1987年5月23日、初のプロ野球公式戦となる南海ホークス対ロッテオリオンズの試合を開催したのでした。
 柏崎市にとっては37年ぶりとなるプロ野球開催と言うことで、大勢が詰めかけましたが、当時不入りカードの一つでもあった南海対ロッテにも関わらず、です(今では失礼だが)。まして当時のパ・リーグは西武が知名度も人気も頭一つも二つも抜き出していた頃のこと(これも巨人戦中心主義によるしわ寄せでもあるが)。

 ただこの日は前日から降り続く雨のせいでコンディションは最悪、さらに中止すれば主催者側としては損失が残る為に是が非でも試合を開催したかったのは無理もありません、37年ぶりに開催されるプロ野球の試合を無事にやりたいと言う目論見もあったせいか。
 主催者側の願いもあって午後になって雨は小降りとなり、何とか試合開催にこぎ着けたのでした。予定より遅れての開始ですが。

 試合はロッテが初回に水上善雄のホームランで先制すると、その裏南海は門田博光が3ランホームランで逆転、試合がいきなり動いたことに観衆は歓喜したが、ロッテの2回の攻撃が終わってところで何と!! またどしゃ降りに遭い試合は中断、これはノーゲームだろうなと南海・ロッテ両チームナインは諦めモードでしたが、主催者側は何とか試合を成立させようと審判団に嘆願し試合を続行させ、試合開始前にやったグラウンド整備を再びやって試合を再開したのでした、せっかく地元での久々となるプロ野球開催をこんなあっけない形で終えたくないという主催者の粘りと言うか・・・。雨の中詰めかけた観衆もまた同じ心境だっただろう。

 4回にロッテは2本のホームランで1点差に迫り、5回を終えてようやく試合成立を果たすも、6回にロッテが同点に追いつくと言うスリリングなゲームとなりつつあったが・・・!!
 この時空模様は薄暗くなり、このまま試合出来るのかと言う空気が流れたのでした、なぜか? この佐藤池球場は何と照明設備がなかったのです!! 原発交付金で得た利益で立てた球場にも関わらず照明設備がないと言うのは、あまりにもいい加減なものである。

 そして8回表となりこの時すでに時間は5時半、完全に暗くなってこのままでは試合出来ないと判断した審判団は8回1アウトの時点で「サスペンデッドゲーム」を宣告し、この試合の続きを7月7日の平和台球場での南海対ロッテ戦の前にすることを決定したのでした。

 新球場のこけら落としとして、プロ野球初開催となる試合がこんなあっけなく終わってしまったが、何とか試合が成立した主催者側にとっては良かったかもしれない一方、雨に振り回された上にあっけなく中断したことにただ呆れるしかなった選手たち、てんやわんやのまま佐藤池球場の初プロ野球試合は終わったのです。

 この続きは7月7日の平和台での試合前にやる予定だったが、当日は雨で中止、翌8日になってこの試合の続きが行われ、9回裏に南海が河埜敬幸のサヨナラタイムリーで勝利をつかみ、決着をつけたのだった。
 この試合は当時、各方面で賛否を巻き起こしたが(「良く試合を成立させた」と言う賛成意見と「雨の中無理にやることはないのではないか」「照明設備をつけなかった行政の怠慢がもたらした」と言う批判意見)また当時不人気にあえいで観客動員も伸びず、あまり話題になることがない南海・ロッテにとっては話題を提供した感じだが、それでも人気及び観客動員アップにつながらなかった。

 時は流れて、2012年にパ・リーグ理事会はサスペンデッドゲームを削除することを表明したことで、おそらくもう2度とサスペンデッドゲームはないと言えます。これもある意味昭和プロ野球における珍事件でしょうか。その舞台となった佐藤池球場は現在もありますが、現在新潟県における野球開催の中心はハードオフエコ新潟スタジアムにとって代わられ、いつしか日陰に追いやられているのが現状です。

theme : プロ野球
genre : スポーツ

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