政府にとって「痛い」結果
昨年末の衆議院選挙で圧勝した自民党、しかしそれが疑わしい結果なのでは? と法曹関係者から見られているみたいです。
そもそも選挙区によって人口が異なるし、一票の価値が著しく違うことは目に見えてますから、同じ一票でも全然違うと言うことで起こる「一票の格差」問題、ここにきて突然起こった問題だけに、自民党からしてみれば「大変厳しい判決だったと真摯(しんし)に受け止めたい」と言うのは菅義偉官房長官の弁だが、あの選挙が実は? となりかねないだけに、公職選挙法改正に乗り出すのも無理はないみたいです。
「この期に及んで他(の定数削減を含む衆院選挙制度抜本改革)と一緒じゃなきゃ駄目だとか、四の五の言っている人たちがいるのは信じがたい」と高村正彦副総裁のコメントだが、今は0増5減にこぎ着けるかが大事だと言うことでしょう。
選挙結果が無効となったことで、自民党にとっては痛い結果になりかねないが、だとしたら他の選挙区でも同じような疑いの目が向けられ「クロ」と出るようならば・・・!?
ここにきて浮上した「一票の格差」の問題、25日に広島高裁が昨年末の衆院選広島1、2区の結果は疑わしいとして結果を無効にする判決が下りましたが、国会議員定数削減を盛り込んだ小選挙区定数「0増5減」と言う改正案について、影響が出る可能性もあるみたいです。引用
1票の格差:政府「大変厳しい」 広島高裁判決
衆院の「1票の格差」を巡る司法の厳しい判断に、政府・与党内には危機感が広がっている。
昨年12月の衆院選広島1、2区を無効とした25日の広島高裁判決について、菅義偉官房長官は26日午前の記者会見で「大変厳しい判決だったと真摯(しんし)に受け止めたい」と強調。小選挙区定数を「0増5減」する区割り改定案について「(28日に衆院選挙区画定審議会から)勧告されたら、政府として速やかに法制上の措置を講じていきたい」と述べ、1票の格差是正のための公職選挙法改正案の成立を急ぐ考えを示した。
新藤義孝総務相も会見で「大変厳しい判決だ。いくつかの(同様の)裁判について上告されているので最高裁での審理を見守りたい」と語った。
また、自民党の高村正彦副総裁は国会内での党役員連絡会で「この期に及んで他(の定数削減を含む衆院選挙制度抜本改革)と一緒じゃなきゃ駄目だとか、四の五の言っている人たちがいるのは信じがたい」と述べ、0増5減を優先すべきだとの考えを示した。
毎日新聞 2013年03月26日 14時14分
そもそも選挙区によって人口が異なるし、一票の価値が著しく違うことは目に見えてますから、同じ一票でも全然違うと言うことで起こる「一票の格差」問題、ここにきて突然起こった問題だけに、自民党からしてみれば「大変厳しい判決だったと真摯(しんし)に受け止めたい」と言うのは菅義偉官房長官の弁だが、あの選挙が実は? となりかねないだけに、公職選挙法改正に乗り出すのも無理はないみたいです。
「この期に及んで他(の定数削減を含む衆院選挙制度抜本改革)と一緒じゃなきゃ駄目だとか、四の五の言っている人たちがいるのは信じがたい」と高村正彦副総裁のコメントだが、今は0増5減にこぎ着けるかが大事だと言うことでしょう。
選挙結果が無効となったことで、自民党にとっては痛い結果になりかねないが、だとしたら他の選挙区でも同じような疑いの目が向けられ「クロ」と出るようならば・・・!?