バルセロナ「闘牛最後の日」
バルセロナにおいて「見納め」となるみたいです・・・。
この話題はこちらの記事も見て頂ければ幸いです。 → 闘牛離れが進んでいる証拠? カタルーニャ州で闘牛禁止
名残惜しそうに詰め掛ける人もいれば「牛にとって素晴らしい日」と書かれた横断幕を掲げて闘牛禁止を喜ぶ反対派もいたりと、この日のバルセロナは賛否両論ある中での「最後の闘牛」となったようです。
闘牛を愛好する人からすれば「誰にも迷惑をかけていないのに、300年の歴史がある行事が禁止された」「闘牛を否定することは、ピカソの絵をゴミ箱に捨てるようなもの」と伝統行事が失われて残念だと思いますね・・・。
かねてから動物愛護団体から残酷だなどと批判される闘牛、スペイン国内でも賛否両論ありますが、カタルーニャ州はスペイン本国とは文化的に独自性が強いから、闘牛に批判的な人が多いんでしょう。愛護団体は他の地域へも禁止運動を拡大しようとしていますが、闘牛を文化だと主張する世論もありますから、摩擦をまた生むでしょう。カタルーニャ州以外では禁止法案を訴える声は皆無だし。
反対派に言いたいが、牛をかわいそうだと思うなら牛肉を食べないほうがいいんじゃない!? 動物愛護を傘に伝統文化を頭ごなしに否定するのは感情的以外の何者でもない。自分たちの主義主張を押し付けたいだけの動物愛護論者のせいで衰退しようとしている闘牛、当のスペイン人(カタルーニャ人は除いて)はこの現状をどう見ているのか・・・?
昨年7月に闘牛を全面的に禁止する法案を可決したスペイン・カタルーニャ州、25日に州都バルセロナでカタルーニャ州における最後の闘牛興行が行われ、最後となる伝統行事を見ようと闘牛場に大勢の人が詰め掛けたようです。引用
バルセロナで最後の闘牛、伝統行事の幕引きに賛否
[バルセロナ 25日 ロイター] スペイン北東部カタルーニャ州で闘牛の禁止が決まったのを受け、州都バルセロナでは25日、最後の闘牛が行われた。チケットは通常の3倍近くにまで高騰したが、最後の伝統行事を一目見ようと、収容2万人の闘牛場は満員となった。
スペインでは、動物愛護団体などが闘牛を残酷だとして非難しており、継続か禁止かをめぐり熱い議論が交わされている。
長年の闘牛ファンだと語る60歳の男性は、ロイターの取材に「これは独裁政治のようなものだ。誰にも迷惑をかけていないのに、300年の歴史がある行事が禁止された」と落胆の表情を見せた。
一方、闘牛場の外には反対派数百人が集結。「牛にとって素晴らしい日」などと書かれた横断幕を掲げてバルセロナでの闘牛終了を歓迎し、さらに他の地域への禁止運動拡大を訴えた。カタルーニャ州自治州議会では、昨年7月に闘牛禁止法案が可決されていた。
もともとは動物愛護団体の呼び掛けによって進んだ同州の闘牛禁止だが、文化的な独自性を訴えるカタルーニャ地域主義者の思惑が背景にあるとの見方も少なくない。
最終更新:9月26日(月)11時42分 「ロイター」より
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闘牛を愛好する人からすれば「誰にも迷惑をかけていないのに、300年の歴史がある行事が禁止された」「闘牛を否定することは、ピカソの絵をゴミ箱に捨てるようなもの」と伝統行事が失われて残念だと思いますね・・・。
かねてから動物愛護団体から残酷だなどと批判される闘牛、スペイン国内でも賛否両論ありますが、カタルーニャ州はスペイン本国とは文化的に独自性が強いから、闘牛に批判的な人が多いんでしょう。愛護団体は他の地域へも禁止運動を拡大しようとしていますが、闘牛を文化だと主張する世論もありますから、摩擦をまた生むでしょう。カタルーニャ州以外では禁止法案を訴える声は皆無だし。
反対派に言いたいが、牛をかわいそうだと思うなら牛肉を食べないほうがいいんじゃない!? 動物愛護を傘に伝統文化を頭ごなしに否定するのは感情的以外の何者でもない。自分たちの主義主張を押し付けたいだけの動物愛護論者のせいで衰退しようとしている闘牛、当のスペイン人(カタルーニャ人は除いて)はこの現状をどう見ているのか・・・?