イラクは、やはり相変わらずですねェ・・・。
今月末に駐留している米軍の戦闘部隊の任務が終了し、撤退に向けた準備に取り掛かっている予定ですが、イラクはまだまだ情勢が良くなってません・・・。相変わらずといえば相変わらず。
ついこの前、駐留アメリカ軍を5万人以下に減らすと公言したアメリカ、それに合わせるかのように起こした今回の同時爆弾テロ、4つの事件で合わせて62人が死亡、250人が負傷する惨事となりましたが、治安面で大きな不安を残すものと言えますね。アメリカ軍の戦争任務が終われば、さらに頻発しそうで恐ろしい・・・。
スンニ派とシーア派の宗派対立をさらに浮き彫りとする今回の同時多発爆弾テロ、ヌーリ・マリキ首相はアルカイダやバース党を非難しましたが、治安悪化をさらに露呈し、警察基盤の脆弱振りも露呈するものと言えます。
宗派及び民族対立、それらが合わさって情勢不安が続くイラク、アメリカが大義名分を掲げ起こしたイラク戦争のツケが済んでいない証拠がコレなんだろうか? それでも戦闘部隊の撤退準備に取り掛かっているアメリカ軍、結局アメリカはイラクに何をもたらしたのだろうか?
首都バグダッドで25日に警察署を狙った無差別爆弾テロ、バクダッドだけでなく東部のクートでは自動車を使った自爆テロが起こり警察官30人が死亡、87人が負傷する凄惨なものとなり、さらに中部のカルバラや南部バスラでも爆弾攻撃が起こるなど、相変わらずと言っていいくらいイラクは物騒です。引用
駐留米軍縮小のイラク、自爆攻撃相次ぎ警官ら62人死亡
[バグダッド 25日 ロイター] イラクの首都バグダッドなどで25日、警察署を狙った攻撃が相次ぎ、各地で少なくとも62人が死亡、250人以上が負傷した。
イラクでは駐留米軍が今月末で戦闘任務を終えることになっているが、今回の攻撃は脆弱(ぜいじゃく)なイラクの治安を見せ付ける形となった。
当局によると、東部クートでは車を使った自爆攻撃で警察署が破壊され、警官30人が死亡し、87人が負傷。バグダッドでもトラックによる自爆攻撃で15人が死亡した。このほか、中部カルバラや南部バスラでも爆弾攻撃があったという。
米軍は24日、駐留規模が5万人以下になったと発表したばかり。事件を受けてイラクのマリキ首相は、アルカイダやフセイン元大統領が率いたバース党を非難。米軍の戦闘任務完了に合わせて、さらなる攻撃が予想されるとの見方を示した。
最終更新:8月26日10時15分 「ロイター」より
ついこの前、駐留アメリカ軍を5万人以下に減らすと公言したアメリカ、それに合わせるかのように起こした今回の同時爆弾テロ、4つの事件で合わせて62人が死亡、250人が負傷する惨事となりましたが、治安面で大きな不安を残すものと言えますね。アメリカ軍の戦争任務が終われば、さらに頻発しそうで恐ろしい・・・。
スンニ派とシーア派の宗派対立をさらに浮き彫りとする今回の同時多発爆弾テロ、ヌーリ・マリキ首相はアルカイダやバース党を非難しましたが、治安悪化をさらに露呈し、警察基盤の脆弱振りも露呈するものと言えます。
宗派及び民族対立、それらが合わさって情勢不安が続くイラク、アメリカが大義名分を掲げ起こしたイラク戦争のツケが済んでいない証拠がコレなんだろうか? それでも戦闘部隊の撤退準備に取り掛かっているアメリカ軍、結局アメリカはイラクに何をもたらしたのだろうか?