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女性の服装を巡って論争に・・・!?

 対立はこういうところでも起こっているようです。相変わらず。

引用

女性の装いにも保革対立=「乱れ」に締め付け強化-イラン

【カイロ時事】イランで保守強硬派アハマディネジャド大統領が再選された昨年6月の大統領選以降、保革対立がくすぶり続ける中、宗教警察が女性の「装いの乱れ」に対する締め付けを強化している。表現や政治などの自由拡大を求める改革派に対し、イスラム体制堅持に躍起になる保守派の「示威行動」との見方も出ている。
 シーア派イスラム教を国教とするイランでは、女性は髪の毛や体の線を見せない服装が義務付けられている。しかし、改革派を中心に、こうした規制に反発する女性も多い。
 イランからの報道によると、3月21日に始まったイラン暦新年以降、「不適切な装い」の女性71人が空港で航空機搭乗を禁じられた。イスラム教の聖地を擁するコム州では、6万2000人の女性が「ベール(頭髪を覆うスカーフ)をきちんと着用していなかった」として警告を受けた。
 イランでは、服装が乱れがちな夏に監視が強化されるのは通例だが、今年はより厳しいとの声がある。イラン専門家は米紙への寄稿で「保守派が政治的優位に立っていることを示そうとしている」と分析。「改革派の怒りの火に油を注いでおり、人権侵害や汚職、独裁的な政治体制などと併せて(イスラム体制に対する)時限爆弾となっている」と指摘した。

 (2010/06/24-14:39)「時事ドットコム」より
 混乱の大統領選挙から1年経った今でも保守派と改革派の対立が続くイラン、今度の女性の服装を巡る論争が、保守派と改革派との間で起こっているみたいです・・・。

 イランでは1979年のイスラム革命以降、女性は髪や肌を公の場で露出することを禁じている為、女性はスカーフなど露出の少ない服装をすることが義務付けられていますが(同じく厳格イスラム国家であるサウジアラビアでも)、男女平等が叫ばれる今、世界でも最も「男尊女卑」の精神が強い国の一つであるイラン、ハッキリ言ってこの考えは時代に逆行する考えだと思うんですけどねェ・・・? 

 イスラム体制を維持するため女性の服装に対する取締りを厳しくするマフムード・アフマディネジャド大統領以下保守派、これに対して表現や政治の自由を強調する改革派は保守派のこの姿勢に反対しており、理由として「時代遅れだ」「イランのイメージをさらに悪化させるだけ」「イスラムの名を借りた暴力と支配の道具に過ぎない」としてるのでしょう。ただでさえイランも国際社会からいいイメージもたれてないから。

 イラン問題専門家はアメリカの新聞に対し「改革派の怒りの火に油を注いでおり、人権侵害や汚職、独裁的な政治体制などと併せて(イスラム体制に対する)時限爆弾となっている」と指摘していますが、保守派のこの姿勢は人権問題や独裁体制などイラン国内における諸問題と合わせて、また国内世論を2分しかねない論争にも発展すると推測しているんでしょうか? また女性の服装に対する締め付け強化は、核問題などの国際世論からの批判の目を反らす狙いもありそうな気もすると思います。

 改革派を中心に女性の服装規制に反対する女性も多いイラン、保守派の政策が時代遅れ極まりないと言う認識でしょうかね。それ以前に宗教指導者を主体とするイスラム体制がその元凶なんですけど。

theme : 海外ニュース
genre : ニュース

危機感まるでなし!? 武蔵川理事長

 琴光喜野球賭博問題に揺れている相撲界、トップがこんなことではいかがなものだろうか・・・!?

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危機感ゼロ!? 調査委会見も武蔵川理事長“お休み”

 野球賭博に大揺れの角界だが、当事者の危機感は驚くほど低いようだ。日本相撲協会の野球賭博問題に関する特別調査委員会は23日、会見を行った。ところが、この日、武蔵川理事長(62、元横綱三重ノ海)は、なんとお休み。自身の弟子である幕内雅山(32)、幕内垣添(31)の関与も発覚している一大事なのに、協会トップが休日を取るというのは、信じられない事態だ。

 調査委の伊藤滋座長は「みなさんは焦っているようだが、明日あさってでどうなる問題ではない。3、4年はかかる」と長期戦を示唆したが、これは武蔵川理事長の去就とも関連してくる。

 19日の会見で責任問題を問われた際、武蔵川理事長は「とにかく膿を全部出し切らないといけない。今後一切、反社会的な勢力とは付き合わない。100%そういうものにするのが責任だと思う」と語り、騒動終結後に身を引く考えを示した。自身の弟子が2人も野球賭博に関わっていたにもかかわらず、あと3-4年は理事長を辞めないというのだ。

 当事者の意識とは裏腹に、騒動は日に日に大きくなっている。とても悠長には構えていられないはずだが…。

 「『ZAKZAK』 2010.06.24付け記事」より
 野球賭博問題に揺れる相撲界関連の記事はこちらも参照のこと ↓

賭博関与を認めた力士たちの「黒い噂」  賭博を巡る騒動はまだ続くような・・・!?  琴光喜、真相は何処へ!?

 また新たに野球賭博に関与した者が出るなど、騒動が拡大しつつある相撲界、日本相撲協会はこれを受けて23日に急遽行った特別審査委員会の記者会見において何と!? トップである武蔵川理事長が休日を取ったことで、この会見にいないという事態、信じられないし危機感が全くないと言うか・・・!?

 武蔵川理事長、何を考えているのだろうかコレは!? 相撲界の風当たりが厳しい中、真相究明を求める世論を無視するような暴挙にも他ならないです!

 19日の会見において「とにかく膿を全部出し切らないといけない。今後一切、反社会的な勢力とは付き合わない。100%そういうものにするのが責任だと思う」と野球賭博を初めとする不祥事には断固たる対応を取る。と強調したのに、あの発言は口だけだったんですか!? まして自分ところの弟子も関与したにも関わらずこんな怠慢、許されるわけないです! それじゃ「事なかれ主義」ですよ! コレじゃ北の湖と全く変わらないです!

 騒動が日増しに大きくなり、名古屋場所開催も危ぶまれるこの状況、世間からの批判も大きくなる一方で、武蔵川理事長はどう見ているんですか!? この現状を!

「トップがこんないい加減じゃ、日本相撲協会はいい加減でどうしようもない人間の巣窟だ」と、世間の批判を浴びても不思議ではないです!

theme : まぢかよ!?
genre : ニュース

D組はドイツ、ガーナが決勝トーナメントへ

 いよいよ今日深夜、日本の運命を決めるデンマーク戦が行われますが、決勝トーナメント進出国も続々決まったようです。

引用

ドイツ、21歳エーツィル弾で1位通過! ガーナはアフリカ勢今大会初の16強/W杯

 2010年W杯は現地時間23日(以下現地時間)にグループリーグ最終節の試合が行なわれ、グループDでは優勝候補のドイツが、エーツィルの決勝弾によりガーナを1対0で下し、グループ首位通過を決めた。また、敗れたガーナも得失点差でオーストラリアを上回って2位を確保し、今大会アフリカ勢初の16強進出を果たした。

 第1節ではオーストラリアを華麗なサッカーで4対0で粉砕したものの、第2節・セルビア戦ではクローゼをレッドカードで失った上に0対1で敗れたドイツ。自力での決勝トーナメント進出には勝利が必要な状況でガーナとの一戦を迎えた。なお、この試合の先発にはガーナ代表として兄のケヴィン・プリンス・ボアテンク、ドイツ代表として弟のイェローメ・ボアテンクが起用され、兄弟でありながら敵として向かい合うこととなった。

 出場停止のクローゼに代え、ブラジルから帰化して代表入りしたカカウを前線に起用して試合に臨んだドイツ。早く先制点を取って楽になりたいところだが、身体能力に優れるガーナ相手に、一進一退の戦いを強いられる。それでもカカウのスルーパスから、エーツィルがDFライン裏に抜け出してGKと一対一となるシーンを作り出すが、ガーナGKキングソンにシュートを当ててしまい、得点はならない。逆に今度はセットプレーからガーナFWギアンにヘッドを許し、ゴール前でかろうじてラームがブロックするなど、危険な場面を作られる。

 後半に入っても得点が奪えず、嫌な雰囲気が漂い始めたドイツだったが、この重苦しいムードを吹き飛ばしたのはエーツィルだった。創造性溢れるパス、ドリブル、そして中盤からタイミングよく前線に飛び出すセンスも備える21歳は、60分にガーナゴール前中央でボールを受けると、ペナルティエリア外から強烈かつ正確なワントラップボレーを披露。前半はさほど輝きを放てなかったものの、ドイツ攻撃陣の中核を担う新鋭が勝負どころで見事なゴールを決める。

 その後、ガーナにゴール正面の至近距離からシュートを放たれるピンチを迎えるも、主将ラームが体を張ってブロックし、なんとか失点を逃れたドイツは、シュート数でガーナを下回ったが、終わってみれば順当に首位で決勝トーナメント進出を果たした。

 ロイター通信によれば、ドイツのレーブ監督は、「ガーナは強かった。とてもテクニックがあり、危険なシーンを何度も作り出された」とガーナの実力を認めた上で、「我々のチームに若手が多くいるが、相手にプレッシャーをかけることができたし、決定的な場面でゴールを挙げることができた」と喜びを語った。

 なお、同時刻開催のもう1試合では、オーストラリアが2対1でセルビアに勝利。この結果、最終節を終えたグループDでは、勝ち点6のドイツ(2勝1敗)が首位通過を果たし、ガーナ(1勝1分け1敗)とオーストラリア(1勝1分け1敗)が同4で並んだものの、得失点差でガーナが2位の座を確保。3位オーストラリアと、同3で最下位に沈んだセルビア(1勝2敗)はグループリーグで涙を呑むこととなった。

 なお、決勝トーナメント1回戦でドイツはグループCの2位イングランドと27日に、ガーナはグループC首位のアメリカと26日に対戦する。

 2010年6月24日(木) 8時4分「ISM」より

 今大会において、私が思う「死の組」D組もようやく決着がつきました。終わってみればドイツガーナが決勝トーナメント進出となったみたいです。

 ドイツとガーナの直接対決となった試合、同時刻にはセルビア対オーストラリアも行われ、4カ国とも決勝トーナメント進出の可能性を残しているだけに負けられない一戦でしたが、ドイツ対ガーナは1-0でドイツが勝ち、勝たなければ敗退もあったドイツにとって有意義な勝利と言えます。一方のガーナはセルビア対オーストラリアの結果次第で進出か敗退かの岐路に立たされましたが、オーストラリアがセルビアを2-1で下しオーストラリアと勝ち点4で並ぶも、ガーナが得失点差で辛くも2位となり、この結果D組はドイツとガーナが決勝トーナメントに進出。という結果に終わりました。

 2戦目のセルビア戦でまさかの敗北を喫して窮地に立たされながらも最終戦で勝利して突破を決めたドイツ、やはり最後に底力を見せる「ゲルマン魂」は健在でした。司令塔であり精神的支柱であるミヒャエル・バラックを欠きながらも「やはりドイツは強い」と言えます。

 もう一つガーナ、辛くもではあるが決勝トーナメントにコマを進めたことで、アフリカ勢の面目を保てたと言えますね。今大会初めてアフリカ勢で16強入りしたガーナ、今大会はアフリカ勢が不調なだけに期待も大きいですが、どこまでいけるんでしょうか?

 最終戦に入っているグループリーグ、どこが笑ってどこが泣くのか? 見物ですが、日本もデンマーク戦に勝って決勝トーナメントに進んで欲しいものです!

theme : 2010年FIFAワールドカップサッカー
genre : スポーツ

やらせと過剰演出ばかりの「ザ・コーヴ」

 和歌山県太地町で伝統的に行われているイルカ追い込み漁を取り上げたドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」、今年のアカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を取るなど話題となったが、その撮影方法と内容が日本国内で問題となり、上映中止を求める抗議が続出するなど一悶着ばかりで上映前からピリピリした雰囲気となっている(一部では上映を認めたが)。

 撮影方法がなぜ問題か? なぜならこれは隠し撮りではないかと指摘する声があり、隠し撮りで取った映像を「ドキュメンタリー」と呼べるのかと言う声も多くあるなど地元の許可を取らず無断で隠し撮りしたことを問題視する声もあり、また現地太地町も「アカデミー賞も地に落ちた」「嘘を事実のように取り上げて日本に対する悪意と反感を煽っている」と怒りの声を隠せない。この映画を撮ったルイ・シホヨス監督は「日本に対する嫌がらせではない、ラブレターだ」とコメントしているが、隠し撮り同然で撮って、悪意を感じるような過剰演出で大げさに演出している映画に対して好感を持てるのだろうか?

 またアングロ・サクソン人にとって「人間の友達」であるイルカを平然と殺す日本人は残酷だと言うプロパガンダだと批判する声も少なくなく、また映画内容にはハリウッド女優がイルカ漁を見て発狂し、その後何もなかったような演技をするという演出もあり、現地だけでなく日本政府や警察からも妨害されているという設定を作り上げ、いかに日本を悪者にしようと言わんばかりの「過剰演出」であり「やらせ」とも取れる。

 この映画、明らかに「イルカがかわいそうだ」と言うプロパガンダを助長することになりかねない。日本の赤松広隆前農水省も「ザ・コーヴ」について「日本人はこんなかわいいイルカに対して残酷なことをしている。と言う全世界のメッセージになりかねない。食物連鎖の中で食べることを否定するのは何も成り立たない」と批判するなど、閣僚からも憤りの声がある。
 漫画「美味しんぼ」において、捕鯨問題を取り扱った話でよく「人間は生きる為に他の生物の命を奪わねばならないという『原罪』を背負っている」という記述があるが、欧米人には全くそれを理解しているとしか思えない。菜食主義者だって無論無罪ではないのだ。自分たちの食生活にないものを捕まえて野蛮人と批判することが大間違いなのである。

「イルカがかわいいからと言う理由で取り上げたに過ぎない」と言う批判もあるが、私もその通りかもしれない。アフリカなど途上国の飢餓や貧困、児童労働問題、軍事紛争における少年兵問題など他にも取り上げる題材は多いのに、なぜ他国の伝統文化をドキュメンタリー映画として撮るのか? 理解に苦しむとしか言えない。途上国の貧困や飢餓などどうでもいいのか? イルカやクジラのほうが大切なのか? と思いたくなるのも無理はない。

 明らかに日本に対する批判と悪意を秘めた「ザ・コーヴ」、背景には人種差別・人種偏見もあるような・・・? クジラやイルカは人間の友達、それを殺すなんて残酷だ。と言うプロパガンダとも取れるし、日本に対する悪感情を植えつけたいのか? と感じます。自分たちの価値観こそ善! というアングロサクソン人の主義主張を押し付けたいだけでもあるが・・・?

 先住民追いやったり迫害したりアフリカから黒人を奴隷として強制連行したり、クジラを散々油だけ取る目的で乱獲してきた人種に言われたくない! と言う気持ちもあるが、この「ザ・コーヴ」を巡る問題は冷静になって見たほうがいいのだろうか? 感情的になって批判すれば向こうの思うツボだし・・・? 

 私はイルカ漁について賛成でも反対でもありません。確かにイルカはかわいいけど、それを行き過ぎたプロパガンダの道具にするのはいかがなものか? です。なら他の動物について「可愛くないから滅んで構わない」という間違った考えや価値観を正当化することにも他ならないから。

theme : 雑記
genre : ブログ

「やられたらやり返す」ですか?

 これが両国の関係悪化につながるのだろうか・・・!?

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ベラルーシ「欧州向けガス輸送停止」

 ロシアとベラルーシが天然ガスの債務未払いをめぐって対立している問題で、ロシアは22日、ベラルーシへのガス供給の削減幅を30%に引き上げた。ベラルーシのルカシェンコ大統領はこれに対抗し、同国経由で欧州に向かうガスの輸送を停止すると述べた。(モスクワ 佐藤貴生)

 最終更新:6月23日8時13分 「産経新聞」より
 ベラルーシロシアからの天然ガスの代金未払い金問題で、ロシアがベラルーシに対してその代金を請求しない場合ベラルーシに対して天然ガスの供給を削減すると「警告」したことに対し、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領がロシアに対してベラルーシ経由でヨーロッパに向かう天然ガスの輸送を打ち切ると発表したみたいです・・・。

 ロシアに対する当てつけとも取れるベラルーシのこの姿勢、言うなればこれは「そう来るならこっちも考えがある」と言わんばかりで、どう見ても「報復」でしょう。

 しかしこれが他のヨーロッパ諸国に影響が出ることをベラルーシは分かってるんでしょうかね・・・? ベラルーシのパイプラインはヨーロッパ向けのロシア産天然ガス輸送の2割を占めており、今回のベラルーシ政府の「ヨーロッパ行き天然ガス輸送打ち切り」はロシアの天然ガスに依存している国にとっては「由々しきこと」でしかないです。
 これらの国々(地理的に近いポーランド、チェコ、ルーマニアなど)はかつてウクライナがロシアと対立して、ヨーロッパ向け天然ガス輸送を打ち切られたことでエネルギー不足に陥った経験があるだけに「またか」と思うでしょう。

 またルカシェンコ政権は親ロシア路線でもあり、ロシアとは経済的にも友好な姿勢を取ってますが、この天然ガスを巡る問題でロシアとの関係にひびが入りかねないと思うんですけどね・・・。

 資源やエネルギーを巡る国家間の対立、その影響を受けるのはそれに依存する国々ではないでしょうか? 石油だろうと天然ガスだろうと。

theme : 海外ニュース
genre : ニュース

争点は「消費税増税」「年金」かも

 明日公示される参議院選挙、争点はやはり・・・?

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選挙:参院選 9党首討論会、「消費税10%」巡り論戦--あす公示

 ◇首相「年金でも協議を」
 9党首による党首討論会(日本記者クラブ主催)が22日、東京都内で開かれ、菅直人首相が言及した消費税率10%などを巡り論戦が繰り広げられた。首相は「このままでは社会保障制度そのものが破綻(はたん)する」と消費税増税の必要性を訴えたほか、年金制度設計に関して超党派による議論を呼び掛けた。ただ、消費税の使途は、財政再建なのか、社会保障制度の安定化なのか、法人税減税の穴埋めなのか、首相の説明では明確にならなかった。消費税増税のあり方が最大の争点になる中、参院選は24日公示され7月11日の投開票に向け選挙戦が始まる。

 「ギリシャのようになれば社会保障の根幹が崩され、国民生活が大きく破壊される」

 首相はギリシャの財政危機を引き合いに出し、消費税増税で財政再建をしなければ結局、社会保障制度の維持に影響すると強調した。だが、首相自身が「(消費税率を上げても)借金が増える勢いが減るだけで借金そのものが減るわけではない」と語るように、消費税率を5%上げても増収分は約12兆円。10年度の赤字国債発行額は44・3兆円に上り、遠く及ばない。首相が主張するように「(日本)国債がマーケットからの信認を継続できるか」という問題は残る。

 消費税の使途を社会保障目的に限定するかも明確にならなかった。民主党は04年参院選で「消費税を3%上げ年金目的消費税とする」としたが、今回は社会保障目的税化の方針は示していない。首相は年金の制度設計に関して「かつてスウェーデンが年金制度改正の時には与野党で長時間かけて検討した。年金についてはやるべきだと思っている」とし、与野党協議の必要性を強調した。ただ、具体策については、新たな年金制度に関する基本原則などを今後示す方針を示しただけだった。

 首相は、医療や介護を成長分野ととらえる考えを示し「財政再建も一緒に前進できる」と主張したが、社会保障の安定化にどれほどの財源が必要なのかはあいまいなままだ。

 これに対し、公明党の山口那津男代表は「消費税は所得の低い人により重くなるので、社会保障の協議会をつくるべきだ」と指摘。共産党の志位和夫委員長は、民主党が掲げた法人税率の引き下げに関し「消費税を5%上げても、法人税減税の財源になってしまう」と批判した。自民党の谷垣禎一総裁は「消費税を年金に充てるのか、成長分野に充てるのか、はっきりさせないで『自民党が言っているから』というから議論が混乱する」と述べた。【須藤孝】

 毎日新聞 2010年6月23日 東京朝刊
 22日に行われた党首討論会、9つの党の党首が菅直人総理の掲げた「消費税を10パーセントに引き上げ」等を巡って激論となったようです。

 党首討論会で激論となった消費税引き上げを巡る是非、おそらくは来月の参議院選挙においてこれが焦点になるのでは? と思います。

 菅総理、このままではギリシャのように経済危機に陥るとして消費税を増税しないことには財政再建はもとより社会保障制度に関わると強調した一方で、消費税率を上げても借金が減る保証はないと危惧しており、問題は大ありです。一方でこの消費税増税に反対する党もおり、簡単ではないと思いますね。やはり国民の理解を得ることが重要ではなかろうか?

 年金に関してですが「かつてスウェーデンが年金制度改正の時には与野党で長時間かけて検討した。年金についてはやるべきだと思っている」とスウェーデンを引き合いに出し、年金問題は与野党が協調しないことには解決しないと菅総理は訴えたものの、具体的な策はここで出なかったことで、不透明な今後になりかねないですね・・・。長時間かけてでもいいから検討して決めるべきだという点はいいのだがどういう目的なのか? というプランが見えないようでは国民に不安すら覚えさせます。

 消費税増税だけでなく年金を巡る論争となった党首討論、おそらく来月の参議院選挙はこれを巡る信を問う意味合いがあると思います。政権交代かそれとも政権死守かだけでなく消費税増税及び年金改革かということでしょうか。

theme : 政治・地方自治・選挙
genre : 政治・経済

「神の手」と「5人抜き」ゴール

 ワールドカップの歴史において伝説と言われるシーンを聞かれれば、1986年のメキシコ大会におけるディエゴ・マラドーナ「神の手」ゴールと「5人抜き」ゴールを挙げる人が多いでしょう。今から24年前の今日1986年6月22日はマラドーナが「神の手」ゴールと「5人抜き」ゴールを決めたメキシコ大会準々決勝・アルゼンチン対イングランド戦が行われた日です。

 1986年のワールドカップ・メキシコ大会はディエゴ・マラドーナが活躍し、アルゼンチンを2度目のワールドカップ制覇に導いたことから、リンカーンの有名なセリフ「人民の人民による人民のための」を引き出して「マラドーナのマラドーナによるマラドーナのための大会」を評されました。それを象徴する試合となったのが1986年6月22日、準々決勝のアルゼンチン対イングランド戦でした。当時今から4年前、南大西洋にある小さな島、フォークランド諸島(アルゼンチン名マルビナス諸島)の領有権を巡ってアルゼンチンとイギリスの間で紛争となり、アルゼンチンがこれに敗れたことでイギリスに対するコンプレックスと因縁があることで、アルゼンチンにしてみればその雪辱を晴らさんという背景もあったのです(それは今も続いている)。

 試合は前半両者互角だったものの、後半6分にアルゼンチンのホルヘ・バルダーノがクロスを挙げたところ、イングランドのGKピーター・シルトンと競り合ったマラドーナが左手で押し込み先制、イングランド側は当然ハンドを主張し抗議したもののゴールが認められるということとなり、後にマラドーナは「あれは神の手と、マラドーナの頭から生まれたゴール」として「神の手」ゴールと呼ばれたのでした。これが後にサッカーにおいて見逃されたハンドの判定を「神の手」を呼ぶ理由となったのです。イングランドではこのゴールを「悪魔の手」と読んでいる。

「神の手」ゴールで先制したアルゼンチン、しかしマラドーナはその3分後にはセンターラインでこぼれ球を拾うと、イングランドのディフェンスをのらりくらりとかわし、最後はGKシルトンをかわしてゴールに叩き込むという離れ業をやってのけました。この際この試合で実況を務めたアナウンサーの「マラドーナ!マラドーナ!マラドーナ!」という連呼もやけに印象にも残っている。相手を全てドリブルで抜いて決めたことで「5人抜き」と評されました。

 イングランドは後半36分にゲリー・リネカーのゴールで1点を返すも、試合は2-1でアルゼンチンが勝利を収めたのでした。フォークランド紛争における屈辱を果たした結果とも取れるこの試合、全て試合を決めたマラドーナはアルゼンチン国民を勇気付けたのでした。またこの2つのプレーでサッカーファンだけでなくサッカーを知らない人たちにもその名を知らしめるプレーとなったのです。

 これで勢いに乗ったアルゼンチンはそのまま優勝を勝ち取り、2度目のワールドカップ制覇を果たしたのでした。今行われている南アフリカ大会で24年ぶりのワールドカップ制覇に燃えるアルゼンチン、監督がそのマラドーナと言うのもなんとも面白い話です。

theme : FIFAワールドカップ
genre : スポーツ

チリ、スイスの堅守をこじ開け2連勝

 熱戦が続く南アフリカワールドカップ、私が思う今大会のダークホース筆頭はここだと思いますね。

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M・ゴンサレス:「家族とチリにゴールを捧げる」

 ワールドカップ(W杯)大会11日目のグループH第2節のチリ対スイスは、1-0でチリが勝利した。この試合の75分に決勝点を決めたチリ代表FWマルク・ゴンサレスは、ゴールチャンスにこれまで恵まれなかったと話し、W杯初得点を喜んだ。

「W杯のテストマッチから、ずっとゴールチャンスに恵まれなかった。でも本大会でやっと巡ってきたね。僕たちの決勝トーナメント進出はほぼ決定した。このゴールを僕の家族、そしてチリに捧げたい」

「とても苦しい試合だった。彼らは10人となってからも、しっかりとゴールに鍵をかけていた。僕たちは忍耐強く戦うことを強いられたんだ。最後に勝利をつかむことができたね」

 2010/06/22 2:55:00 「Goal.com」より
 ポルトガルが北朝鮮に7-0のゴールショーを見せたその後、ポートエリザベスで行われたチリ対スイス戦、終わってみればチリがスイスを1-0で下して2連勝を飾り、チリにとってはグループリーグ突破が現実味を帯びてきました。

 前半は果敢に攻めるもスイスの堅守をこじ開けることが出来ませんでしたが、後半30分に途中から入ったマルク・ゴンサレスが同じく途中から入ったエステバン・パレデスのクロスをヘディングしてゴールを奪い先制、これはまた前回から無失点記録を更新するスイスの記録を打ち破るもので、言うなれば堅守のスイスを勇猛果敢な攻撃でこじ開けた1点といえます。スイスに関してはイタリアが記録した連続無失点時間を後進したにも関わらずこの1点に泣いたと言えます。

 決勝ゴールを決めたマルク・ゴンサレスは「W杯のテストマッチから、ずっとゴールチャンスに恵まれなかった。でも本大会でやっと巡ってきたね。僕たちの決勝トーナメント進出はほぼ決定した。このゴールを僕の家族、そしてチリに捧げたい」と決勝点を挙げた喜びをこう語り、今年3月のチリ大地震で被災した国民にも捧げると述べました。

 堅守を誇るスイスを撃破し今波に乗っているチリ、次の相手はあのスペイン、それでも勇猛果敢かつスペクタクルなサッカーを披露して欲しいものです。おそらく今大会のダークホース筆頭ではないでしょうか? あの大地震で被災したチリの国民を勇気付ける為にも。

 今のチリはかつてのサ・サコンビ(イバン・サモラノとマルセロ・サラス)を擁した時代以上の実力を伴った好チームではないでしょうかと私は思います(サ・サコンビを擁した当時、1998年大会に出場したもののチリは1勝も出来なかった《グループリーグ3試合全て引き分け》)。

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賭博関与を認めた力士たちの「黒い噂」

 日増しに騒ぎが大きくなっている大相撲の野球賭博問題、新たに関与を認めた力士が出ただけでなく、その関係も実に黒い噂が明らかとなったみたいです・・・。

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賭博認めた力士たちは遊び仲間 巡業先で食事・花札…

 大相撲の賭博問題で、日本相撲協会の調査に自己申告したことが明らかになった力士たちは、遊び仲間だったことが複数の協会関係者への取材で分かった。大関琴光喜関(34)=佐渡ケ嶽部屋=に対する恐喝などの疑いで、警視庁が立件する方針を固めた元力士との関係も浮かび上がってきた。

 関係者の話を総合すると、琴光喜は野球賭博の胴元につながっているとみられる阿武松部屋の床山に、5月の夏場所までマゲを結ってもらっていた。相撲界では、自分を担当する床山に小遣いを渡す慣例があり、仕事を離れても親しい関係だったという。

 境川部屋の豪栄道関(24)と豊響関(25)は同期入門。豪栄道は、琴光喜への恐喝の疑いがある元力士と、その弟の阿武松部屋の幕下力士の父が指導する相撲道場の出身だ。

 琴光喜や豪栄道、豊響だけでなく、千代白鵬関(九重部屋)、豊ノ島関(26)=時津風部屋=、雅山関(32)=武蔵川部屋=は遊び仲間。巡業の空き時間に花札をしたり、一緒に食事に行ったりしていたという。雅山は協会の調査に仲間内で賭け事をしたと申告している。

 また、琴光喜や雅山、時津風親方(36)=元幕内時津海=は、大学相撲界の出身。大嶽(おおたけ)親方(42)=元関脇貴闘力=は、角界の派閥である一門を超えて豊ノ島に取り口の指導をするなど期待を寄せていたという。

 asahi.com(朝日新聞社) 2010年6月21日8時3分
 琴光喜だけでなく、雅山、大嶽親方(元・貴闘力)、時津風親方(元・時津海)、豊ノ島、豪栄道、豊響、さらに千代白鵬、阿武松(おおのまつ)部屋の力士数名も賭博に関与したことが分かり、日増しに賭博に関与した疑いがある人物が出てくる相撲界、それだけでなく関与した力士同士が協会の捜査で遊び仲間だったことも発覚したようです。

 この交友関係、巡業中に食事するだけでなく花札や賭け事をするなど賭博に関与しておかしくないと言えますね・・・。さらに琴光喜、野球賭博の胴元と関係があるといわれている阿武松部屋の床山とも親しい真柄で、この交友関係も謎だらけです・・・。違う部屋の床山と親しいところが・・・。

 徐々にまた新たに関与が発覚した野球賭博問題、その中には親方も含まれているといいますから、一体全体相撲界はどうなっているのだろうか!? 力士を監督・指導しなければならないはずの親方がこういう行為に手を染めること自体大問題ではあります。これでは世間に示しも付くわけがない。

 日本相撲協会武蔵川理事長は「膿は全て出す」と言ったけど、口だけになる危険性も大いにあるでしょう・・・。相撲協会のこの体質を見たら。武蔵川理事長に関して言えば、自分とこの弟子が野球賭博に関与したことも明らかとなったから、言い逃れは許されないです。

 賭博関与が明らかとなった力士同士のこの関係、相撲界の「黒い噂」にさらに拍車をかけることは間違いないだろう。

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ドビルパン元首相、新党立ち上げでサルコジ大統領に「宣戦布告」

 今ゴタゴタで大きく揺れているサッカーのフランス代表もですが、フランス政界でも大きな動きがあったようです。

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フランス:ドビルパン前首相が中道右派の新党旗揚げ 12年大統領選目指し

【パリ福原直樹】フランスのドビルパン前首相は19日、12年の大統領選に向け、中道右派の新党「共和国連帯」を旗揚げした。再選を目指すサルコジ大統領の支持母体である保守派与党「国民運動連合」から分裂したもので、今後の波乱要因となりそうだ。

 約6000人が出席した新党旗揚げ集会で、前首相は「フランスには新たな選択肢が必要だ」と主張。イスラム教徒の女性が全身を覆う衣服・ブルカの禁止を進める現政権を「イスラムへの恐怖心をあおっている」と批判する一方、泥沼化するアフガニスタンへの仏軍派兵も批判した。

 最近の世論調査によると、前首相の支持率は49%で、大統領の33%を上回っている。

 次期大統領選では保守派からサルコジ大統領とドビルパン前首相、野党第1党・社会党からはオブリ第1書記、ストロスカーン国際通貨基金(IMF)専務理事などの出馬が有力視されている。

 毎日新聞 2010年6月21日 東京朝刊
 2012年に行われる大統領選挙を意識したのか、ここに来てドミニク・ドビルパン元首相が、ニコラ・サルコジ大統領の支持母体である与党「国民運動連合」(UMP)を離脱し、新党「共和国連帯」を立ち上げましたが、これはサルコジ大統領に対する「宣戦布告」とも取れますね。

 ドビルパン元首相とサルコジ大統領の対立についてはここを参照のこと → フランス政界を揺るがした事件、ドビルパン氏は「シロ」

 6000人を動員した決起集会でドビルパン元首相は「フランスには新たな選択肢が必要だ」と主張し、サルコジ政権の掲げる政策を批判したようです。
 確かに経済の停滞や、3月に行われた州議会選挙におけるUMPの過半数割れなど、今や逆風つきまとうサルコジ政権、これではフランスの影響力が低下してしまう! サルコジ政権に「ノン」を突きつけねばなるまい! と思ったドビルパン元首相、新党を立ち上げた背景には2012年の大統領選挙に立候補するにはUMPを離脱して新党を立ち上げねば戦えないとして動いたのでしょう。かつて「ポスト・シラク」と呼ばれただけに。

 世論調査においてはドビルパン元首相がサルコジ大統領を上回っており、これについては国民もサルコジ大統領にうんざりしていることを裏付けますね。これもまた今回の新党発足集会で大勢導入した理由でしょうかね?

 大統領選を意識して新党を立ち上げたドビルパン元首相、サルコジ大統領に対する宣戦布告かもしれないが、これが今後のフランス政界にそう影響をもたらすか。見物です。

theme : フランスの政治と社会
genre : 政治・経済

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