「麻生降ろし」活発化で今後の政界は何処へ・・・?
東国原知事が衆院選への立候補に意欲を高めていることに興味や関心が集まってますが、一方で自民党内の「麻生降ろし」の動きがここに来て高くなっています。
「今の状況を改善するには首相に降りてもらうのが一番いい」と中川氏が言えば、武部氏も「総裁選を前倒しした上で衆院選を戦うべきだ」と両氏とも麻生総理のままで衆院選を戦っても自民党は大敗すると危惧し、ここで総裁を変えれば状況が良くなるとの見解を示したんでしょう。
当の麻生総理、自民党内の「麻生降ろし」に関しては「(党総裁選の)前倒しを考えていない」と報道陣に話し、退陣要求には応じない姿勢を示したようですが、それでも麻生総理の周辺状況が厳しいことには変わりはないと思いますね。自民党の役員人事見送りという決断にも、周囲に求心力低下を露呈したとしか思えませんし、一部から「またブレた」と指摘されたのだから、なおさらです。
東国原知事の動向にも気になりますが、自民党内の「麻生降ろし」が活発になりつつあり、今後はどうなってしまうのか?と思いますね。衆院選を前に自民党内では、今すぐに総裁選を行って新しい総裁で衆院選に臨むか麻生総理のまま衆院選に臨むかで大きく揺れていると言っていいでしょう。
小泉元総理が「自民党にとってかつてない厳しい選挙になる」と指摘しましたが、ホントにそうなりそうな気もするし、どうなんでしょうね?
身内である自民党内からの批判がここへ来て高まるなど、またも崖っぷちに追いやられた麻生総理、その中で中川秀直・武部勤元幹事長が小泉純一郎元総理をはじめ、2005年の衆院選(郵政民営化の是非を巡る選挙)で初当選した小泉チルドレン20人と会談を行い、これには中川・武部両氏の「反麻生」の動きをさらに高めることを強調していると思いますね。未だに国民からの高い人気を誇る小泉元総理を取り込むことで自分たちの立場を高めることも狙いでしょう。引用
中川、武部両氏ら「麻生降ろし」活発化
麻生太郎首相に批判的な自民党内のグループが29日、都内で相次いで会合を開き「麻生降ろし」を視野に活動を活発化させた。中川秀直元幹事長は「今の状況を改善するには首相に降りてもらうのが一番いい」と重ねて退陣を要求。武部勤元幹事長も「総裁選を前倒しした上で衆院選を戦うべきだ」と訴えた。
首相批判派の中堅・若手らは30日以降も会合を重ね、麻生降ろしの動きを強める構え。党内で多数を占めるには至っていないが、首相サイドとの綱引きが激しくなりそうだ。中川、武部両氏は小泉純一郎元首相や2005年衆院選で初当選した「小泉チルドレン」約20人との会合で発言し、出席者から同調する意見が相次いだという。小泉氏は「自民党にとってかつてない厳しい選挙になる」と指摘した。
首相に距離を置く塩崎恭久元官房長官ら「速やかな政策実現を求める有志議員の会」メンバー約10人も同日夜に都内で会合を開催。これに先立つ佐藤ゆかり衆院議員ら若手数人の会合でも、出席者から総裁選前倒しを求める声が上がった。
[ 2009年06月30日「スポーツニッポン」ウェブサイト「スポニチ Sponichi Annexニュース」]より
「今の状況を改善するには首相に降りてもらうのが一番いい」と中川氏が言えば、武部氏も「総裁選を前倒しした上で衆院選を戦うべきだ」と両氏とも麻生総理のままで衆院選を戦っても自民党は大敗すると危惧し、ここで総裁を変えれば状況が良くなるとの見解を示したんでしょう。
当の麻生総理、自民党内の「麻生降ろし」に関しては「(党総裁選の)前倒しを考えていない」と報道陣に話し、退陣要求には応じない姿勢を示したようですが、それでも麻生総理の周辺状況が厳しいことには変わりはないと思いますね。自民党の役員人事見送りという決断にも、周囲に求心力低下を露呈したとしか思えませんし、一部から「またブレた」と指摘されたのだから、なおさらです。
東国原知事の動向にも気になりますが、自民党内の「麻生降ろし」が活発になりつつあり、今後はどうなってしまうのか?と思いますね。衆院選を前に自民党内では、今すぐに総裁選を行って新しい総裁で衆院選に臨むか麻生総理のまま衆院選に臨むかで大きく揺れていると言っていいでしょう。
小泉元総理が「自民党にとってかつてない厳しい選挙になる」と指摘しましたが、ホントにそうなりそうな気もするし、どうなんでしょうね?
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