世界の巨人、ジャイアント馬場が亡くなってもう10年

 日本のプロレスの歴史において、力道山やアントニオ猪木と並んでこの人を欠かすことは出来ないでしょう。そう、ジャイアント馬場です。今から10年前の今日は、そのジャイアント馬場がなくなった日です。当時このニュースを聞いた時、私は「えっ!?あのジャイアント馬場さんが死んだ!?」とビックリしたものです。当然プロレスファンはもとより日本中が衝撃を受けたでしょう。

 ジャイアント馬場(本名馬場正平)は、1938(昭和13)年、新潟県三条市で生まれました。当初は野球に明け暮れ、三条実業高在学中の1955年、読売ジャイアンツにスカウトされ、高校を中退し投手として入団しました。しかしなかなか芽が出ず、1959年オフ、巨人を自由契約となり、翌1960(昭和35)年、大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)に練習生としてキャンプに参加し、採用内定が出ていたものの風呂場で転倒し右ヒジ軟骨を痛め、野球を断念し引退しました。
 同年4月、日本プロレスに入団、力道山の下に弟子入りし、力道山に大変可愛がられ、新弟子の中で給料をもらうほどでした(それでも力道山から受けた特訓は尋常でなかった)。同年9月にデビューし、その後何度もアメリカに武者修行しに行き、数々のタイトルに挑戦するした。リングネームは当初本名の馬場正平だったが「フランケンシュタイン・ババ」「ビッグ・ババ」「ババ・ザ・ジャイアント」など様々なネーミングがあり、また大変な知名度も誇った。
 だが遠征中の1963年、力道山が急死し、急遽日本に帰国するが、当時マネージャーだったグレート東郷から、高年俸を理由にアメリカ定住を勧められるが、馬場は「金の問題ではない」と一蹴したのだった。
 1965年には日本プロレスのエースとして君臨し、インターナショナル・ヘビー級王座に輝き、またアントニオ猪木と共に「BI砲」タッグでインターナショネル・タッグ王座も獲得した。
 1972年、馬場は日本プロレスから独立し全日本プロレスを設立(その前に袂を別った猪木は新日本プロレスを設立)、翌1973年2月には世界ヘビー級争覇戦においてボボ・ブラジルを破り、初代PWFヘビー級王者に認定され、翌1974年の12月には、NWA世界ヘビー級王座戦においてジャック・ブリスコと対戦し、これに勝利しNWA世界ヘビー級王者に輝き(これはアジア人として初めて獲得である)、また1979年から2年連続でNWA世界ヘビー級王者にも輝くなど馬場は人気・実力ともにスターとなりました。

 一方で、袂を別ったアントニオ猪木が率いる新日本プロレスの台頭は、馬場にとっては危機感でした。猪木は馬場を越えようとプロレスに留まらず、モハメド・アリなどと異種格闘技戦を行うなど全日本とは違うと言うのを盛んにアピールしました。

 だが馬場は猪木などからの挑発などに対しても、馬場は「明るく、楽しく、激しいプロレス」をモットーとし、受身の重要さを説きました。猪木のストロング・スタイルを追求したプロレスが、様々な団体の派生につながり、一時期全日本プロレスのスタイルは時代遅れだと批判されたが、逆に見直されて再評価の声が高まるようになりました。

 1985年、PWFヘビー級王座戦においてスタン・ハンセンに敗れ、王者から陥落すると、タイトル戦線から遠のくようになり、以降馬場は全日本の社長業兼タレントとしてプロレスと併行して活動することとなります。

 タレント活動での馬場を語る上で欠かせないのが、かつて日本テレビで放送されていた「クイズ世界はShow by ショーバイ!」であり、そこでの馬場は様々な珍回答とアクションでたちまちお茶の間の人気を博しました。
 また共演した逸見政孝がガンにかかり、闘病生活を送るようになってからは、早期回復を願って大好きな葉巻を絶ちました。また「Show by ショーバイ!」の最終回特番では、試合が終わってからすぐスタジオに駆けつけ、馬場自身の名場面も放送されました。

 1998年12月5日には、日本武道館でラッシャー木村、百田光雄と組んで、渕正信、永源遥、菊地毅組と対戦しました。奇しくもこれが最後の試合でした。

 その後病に倒れ、今から10年前の今日、1999年1月31日、ジャイアント馬場は肝不全の為亡くなりました。享年61歳でした。そして生涯現役でした。
 同年4月17日、日本武道館で行われたファン葬には3万8千人が参加し、馬場を偲びました。また5月2日の東京ドーム興行では引退記念試合が行われ、過去の馬場の名場面を振り返るシーンが上映されました。

 あの世界の巨人、ジャイアント馬場が亡くなってもう10年、日本のプロレス界は様変わりしてしまい、いつしかただの見世物小屋じみたショーにしか成り下がった感じがします。馬場が亡くなった翌年6月には、全日本プロレスは25人の選手が去り、中継していた日本テレビは中継を打ち切り、今やかつてのプロレス隆盛時代はどこへやら、です。

theme : プロレス
genre : スポーツ

雇用問題を巡るデモはここでも、そしてストも

 日本では最近派遣切りや大学生などの内定取り消し、さらに一方的に契約を解除された元派遣社員によるデモなど、雇用問題が深刻化している一方ですが、雇用問題を巡るデモはフランスでも起きており、ストライキにまで発展したようです。

引用

フランス:大規模ストやデモ

【パリ福井聡】フランス各地の国鉄、地下鉄、電気、ガス、教職員など公共部門や銀行など民間部門は29日、大規模ストに突入した。通勤は混乱し、午後には各地で抗議デモが行われた。

 仏国鉄の遠距離を結ぶ高速路線は4割が運休し、都市周辺の郊外電車やパリ地下鉄なども大幅に間引き運転され、29日の通勤は大混乱となった。

 民主労働連盟(CFDT)のシェレク委員長は「仏労働者は自分たちに責任のない経済危機のために賃金や雇用の不安の犠牲を払わされていると感じている」として、ストとデモにより「政府が現実的な解決策を示すよう求める」と訴えた。

 仏サルコジ政権は一昨年春に「購買力増強」を掲げて当選したが、改善されず、昨年後半の国際金融危機以降、収入減や失業率増大は一層進み、今回のストには国民の約7割が支持している。

毎日新聞 2009年1月30日 東京朝刊


 やはりと言うべきか、フランスでも雇用を巡る問題からデモが起こったようです。さらにストまで起きました。

 官公労の組合員だけでなく、民間企業で働く労働者も多数参加してその数なんと250万人に及んでます。これはフランス政府の雇用対策への不満からデモを起こしたようです。さらにフランス各地では国鉄、地下鉄、ガス、水道などの公共部門だけでなく、教員や銀行に至るまで大規模なストライキを敢行するなど、どうやらサルコジ政権に対する不満をぶつけております。

 一昨年春に「購買力増強」を掲げ、国力を高めようと公約したサルコジ大統領、それにも関わらず一向に結果が出ず、さらに世界的金融危機の影響もあり収入減や失業率が増える一方だから、そんなサルコジ政権に抗議する意味でこの大規模デモおよびストライキを起こしたのでしょう。

 国鉄や地下鉄がストしたことで、大混乱を招いておりますが、今回のデモを起こした団体の一つ、民主労働連盟(CFDT)「仏労働者は自分たちに責任のない経済危機のために賃金や雇用の不安の犠牲を払わされていると感じている」と主張し大規模なデモとストを「フランス政府が現実的な解決策を示すよう求める」として、今回のデモとストの正当性を訴える内容を述べたようです。

 今回フランスで起きたデモとストに対し、サルコジ大統領が「デモ参加者及びストを起こした者は社会のクズ」「ゴロツキ」と吐き捨てなきゃいいですが・・・(2005年にパリで起きた大規模暴動の際、暴動に加わった集団を「社会のクズだ」と吐き捨て物議をかもした)

 このデモとスト、日本で起きたらとんでもないことになりそうだ・・・。

theme : 国際ニュース
genre : ニュース

日本テレビの現状はここまで深刻なんて

 今週の「週刊プレイボーイ」に、とても気になる記事が載ってましたのでそれを取り上げたいと思います。

 それは「ヴェルディ“身売り”で巨人に不安」と言う記事で、Jリーグ・東京ヴェルディ(昨シーズンは下位に低迷しJ2に降格)が身売りに揺れていると言う内容の上、それだけでなく日本テレビが今かつてない赤字になっていることも触れていたようです。

 どうやらヴェルディの親会社でもある日本テレビが経営権を別の企業に譲渡する交渉をしており、その理由として昨シーズンは20億円近い補強を敢行したもののシーズンを通じて低迷した為に逆に10億円近い負債を抱えまた日本テレビも昨年9月の中間決算において12億円もの赤字となっており、単独保有が難しいと判断した為、経営権の譲渡先を去年から探すハメとなり、1969年の創設以来読売グループ単独だったチーム運営はあっけなく終わることになりそうです。
 かつては三浦知良、ラモス瑠偉、北澤豪、武田修宏、柱谷哲二などのスター選手を擁し、Jリーグ初期の強豪チームとして君臨してきたヴェルディ、しかし90年代の後半からチームは低迷し、Jリーグにおける盟主の座も鹿島アントラーズ浦和レッズガンバ大阪などに明け渡すなどヴェルディはいつしか「没落の名門」になり下がり(ジュビロ磐田もそうなってるが)、2005年にJ2に降格した時、私は「あのヴェルディが降格するなんて」とビックリしたくらい衝撃でした。
 2年後の2007年にJ2の2位になりJ1に昇格し(上位3チームがJ1に昇格)、名門復活をかけて望んだ今シーズンもあっけなく降格し今回の身売り騒動ともはや強豪の面影はないに等しいと言えよう。

 話変わって日本テレビの現状だが、昨年9月の中間決算において37年ぶりに赤字になったことで、今や財政が火の車であることに変わりはなく、その為か今後の番組制作費も大幅にカットされるほど事態は深刻であり、今後どうなるかは不安でしかない
 読売テレビ(日本テレビ系列の関西地区キー局)が毎年製作している「鳥人間コンテスト」が経費削減を理由に休止となるなど、当然系列局にも余波が出ている。
 また正午の看板番組「おもいっきりイイ!!テレビ」において、前身の「午後は○○おもいっきりテレビ」から司会を務めたみのもんたが今年3月をもって降板というニュースもあり、ここまで事態が深刻化しているのは否めない。私はこれを見たとき「おもいっきりイイ!!テレビ」は打ち切り同然であっけなく終わるのか?と思いました。制作費カットで局内の不満は高まる一方、そうなると当然そのあおりで改変期には打ち切り同然で終了に追いやられる番組もありそうな気もしないではないが

 そうなると巨人戦中継にもしわ寄せは当然来る。年々視聴率が低下し、減少の一途を辿る巨人戦中継だが、日本テレビは放送するしないに関わらず未だ年間60億円近い放映権料を支払っていることには「このご時勢に何考えてるんだか」と日本テレビ局内にも不満があり、将来放映権料の引き下げ交渉をしないことには不満が高まる一方だし、日本テレビは真剣に考えなければならない時期になっていることは間違いない。

 去年9月のリーマン・ブラザーズ破綻に始まった世界的金融危機の影響がテレビ業界にも飛び火しているかどうかは詳しくないが、日本テレビの今のこの現状を見て、ここまで事態は深刻なのかと思いますよ。これは日本テレビだけでなく、TBSやフジテレビ、テレビ朝日やテレビ東京など民放全体にも同じことが言えるのだろうか?

theme : 気になった事
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名指しで非難されて当然・・・?

 オバマ新大統領が就任演説の際、一節の中に独裁国家のやり方を非難した内容が入ってたようです。

引用

ミャンマー:オバマ米大統領演説に「自分たちのこと?」 「腐敗」文言削除

 ◇演説に「指導者」から反響
 タイに拠点を置く亡命ミャンマー人メディア「イラワディ」(電子版)によると、ミャンマー軍事政権の検閲当局は同国の一部週刊誌に対しオバマ米大統領就任演説の一部の掲載を禁じた。

 「腐敗、策略、口封じで権力にしがみつく指導者たちは、大きな歴史の過ちを犯していることを知るべきだ」との一節。オバマ氏はどの国の指導者かは言及しなかったが、軍事政権は「自分たちが批判された」と受け止めたとみられる。

 軍事政権内部には、経済制裁を強化するなど強硬姿勢が目立ったブッシュ前政権に対し、オバマ政権が対ミャンマー政策を転換するのではとの期待感があるとされる。軍事政権トップのタンシュエ国家平和発展評議会議長は、オバマ氏の大統領就任に公式に祝意を表明している。【篠田航一】

毎日新聞 2009年1月29日 東京朝刊

 オバマ大統領は「腐敗、策略、口不氏で権力にしがみつく指導者たちは、大きな歴史の過ちを犯していることを知るべきだ」と述べ、圧政。汚職と人権弾圧を止めない独裁国家に対する非難を盛り込んでいたようです。

 これに敏感になったのがどうやらミャンマーなようで、相変わらず圧政と人権弾圧を続ける軍事政権は自分たちのことを非難されたとして文面の掲載の際に一部を削除するよう圧力をかけたようです。オバマ大統領のこの内容に自分たちが名指しで非難されたと思ったんでしょう。悪いのは100パーセント軍事政権だが、アウンサン・スー・チー女史の軟禁を続け、去年のサイクロン被害の際には人道援助をほったらかしにし続けるやり方には国際社会から非難されて当然だと思いますよ。

 軍事政権トップのタン・シュエ議長はオバマ大統領就任に対し公式な祝意を表明しているが、タン・シュエのみならず軍事政権の主要幹部はいずれ旧ユーゴ戦犯(ラドバン・カラジッチなど)ルワンダ国際戦犯法廷(ルワンダ内戦の際、虐殺に加担した人物)に訴追された戦犯などと同じような末路になってもらいたいものだ。

 この独裁国家を非難する内容の演説ですが、ミャンマーだけではないですよ。他には北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)ジンバブエベラルーシスーダンウズベキスタンイランなど国際社会から非難されている体制の国も含まれてるんだけどねェ・・・。

 腐敗・汚職・策略・口封じ、これに相当する国と言えばロシアも忘れちゃいけませんね。

theme : 政治・経済・時事問題
genre : 政治・経済

ガザ情勢悪化で評判を落としたイスラエル

 イスラエル軍によるガザ侵攻が去年暮れから起こり、ますます泥沼化したパレスチナ問題、その中で明るみになったイスラエル軍による凶行の数々に対し、国際世論のイスラエル批判はますます強くなったと言えよう。エジプトが調停に乗り出し、なんとか停戦にこぎつけたものの、イスラエル・ハマス双方戦争を止めるつもりはなく、安堵すら出来ないだろう。

 さらに昨日(26日)には、イスラエル軍が無抵抗の住民を野ざらしの平原に追いやり、拘置所と称して住民を拘束し、ハマスとの関係を疑われ尋問するなど問題もまた起こった。これに対しイスラエル軍報道官は「数十人のハマス活動家を拘束して、一部をイスラエル側に移送した」とコメントし、拘置所に関しては無言で返した。ただ住民からすれば一方的にハマスと見なされこういう扱いを受けたことでますますアラブ全体における反イスラエルを膨張することには間違いない。ローマ教皇庁のマルティ議長はこの状況に「ガザは巨大な強制収容所」とかつてのナチスによるユダヤ人虐殺の象徴だったアウシュビッツ強制収容所と対比してローマ・カトリック教会も批判するなど、波紋も広がっている。

 それ以上にイスラエル批判の最大の原因が、白リン弾使用や国連学校に対する攻撃でなく、前述の無抵抗の住民を一方的に拘束、尋問、射殺だろう。これに対しイスラエル政府は正当性を主張し、またイスラエル国内の世論も空爆支持が一時期90パーセントを越えるなど露骨な「パレスチナ敵視」も国際社会のイスラエル批判を高める結果にもなっている。世界各地で起きる反イスラエルデモを見て、いかに自分たちの起こしていることが国際社会で批判されているかすらイスラエルは知らん顔なのだろう。停戦後の世論では48パーセントが攻撃続行支持で、42パーセントは停戦支持となっている。

 ハマス側も、アメリカのオバマ新政権に対し「公式な対話を希望する」と望み、一方的なイスラエルびいきだったブッシュ前政権との違いに期待したいのかどうかは、アメリカの出方次第ではないだろうか? 

 2000年に強硬派のアリエル・シャロンがエルサレムにある岩のドームがある丘をゲリラ訪問し、ここで「エルサレムは全てイスラエルのものだ」と宣言し、大規模なインティファーダを起こし、泥沼化させ国際世論から批判が集中した時以上に今イスラエルに対する批判は高まっており、それに対し攻撃の正当性をあくまで主張するエフード・オルメルト首相ツィッピ・リブニ外相の態度にはますます自分たちの首を絞める結果になっていると言う認識がイスラエル国内にはあまりないのだろうか。

 ガザ情勢の泥沼化、増え続けるパレスチナ人の犠牲者数、白リン弾使用や国連学校に対する攻撃、とイスラエルはこのガザ侵攻で国際社会からの評判をすこぶる落としたのは間違いなく、オルメルト首相も国際社会の批判のかわす為に一時しのぎの「停戦」を宣言したが、いつまた起こるかわからない地雷のような状況であることは変わりないと思います。

theme : イスラエル
genre : 海外情報

母国の問題に取り組むゾマホン

 ゾマホン・ルフィン、この名前を聞いてピンと来る人はどれくらいだろうか? そう、かつてTBS系で放送されたバラエティ番組「ここがヘンだよ日本人」において独特なキャラクターで人気を博したベナン出身のタレントで、現在は自身が尊敬するビートたけし氏の付き人も兼ねています。

 ちなみにゾマホンの母国、ベナンと言う国をよく知らない方に説明しますと、西アフリカにあり、南北に長い面積を持ち東にナイジェリア、西にトーゴ、北西にブルキナファソ、北東にニジェールと接しており、南はギニア湾に面しており首都はポルトノボです1960年にフランスから独立し、当初はダホメ共和国でしたが、1975年に社会主義路線に転換しベナン人民共和国、1990年に東西冷戦終結の影響で社会主義路線を破棄しベナン共和国に変更し、現在に至ります。現在の国家元首はヤイ・ボニ大統領です

 前置きが長くなりましたが、25日にテレビ朝日系で放送された「素敵な宇宙船地球号」で、ゾマホンが母国の問題に取り組む様子をやっており、私はそれを見ました。

 去年3月に放送された続編で、去年3月に放送されたおさらいとして、ベナン最大の都市・コトヌにあるノコエ湖に、ガンビエと呼ばれる水上集落があり、その美しさから「アフリカのベネチア」と呼ばれるほどでした。しかし最近ではゴミの大量投棄や生活排水で水質汚染を招き、問題となっていることにゾマホンは師匠であるたけし氏に一時帰国を伝えてベナンに赴きました。

 いざ行くとガンビエは大量のゴミで見るも無残な景観になっており、ゾマホンは住民にゴミを捨てるなと必死に訴え、住民たちと協力し大掃除を敢行しゴミを片付け、技術協力をしてくれた技術センターの人とカキの殻を用いた水質浄化装置の設置に取り付けました。ここまでが去年3月に放送された大まかな内容です。

 あれから1年が経ち、ガンビエが今どうなっているか、水質浄化装置の効果を確かめに行きますが、そこには見たこともない植物がびっしり生い茂り、近づくことも出来ません。その植物はホテイアオイといい、南米産の植物で観賞用として世界各地に輸出されたが爆発的な繁殖力で世界各地で自生し問題となっている植物で、生態系を破壊しかねない外来種の一つです。
 増えすぎて起こる問題として、水中に光が届かなく植物プランクトンは光合成が出来ず酸素が減り、生物が減り、腐ってヘドロを生んでさらに水質汚染を輪廻する。という恐ろしいことを起こす為いつしかホテイアオイは「青い悪魔」と呼ばれるようになりました。
 にも関わらず、住民は繁殖に気付かず放置し、ゾマホンが持ち込んだカキ殻の浄化装置も発揮できなかったのです。

 ゾマホンは住民たちと協力し、ホテイアオイの大量繁殖の主な原因として生活排水の垂れ流しが水の富栄養化を招き十分な栄養を与えすぎたことであると述べ、ホテイアオイの駆除に取り掛かり、一日がかりで何とか駆除し、住民たちに定期的に駆除しなければならないと認識を持たせました

 またゴミ問題にも取り組み、ゴミを燃料として再利用する取り組みもPRし、実験して成功するなど住民から喝采を浴びました。

 母国の深刻な問題に真剣に取り組むゾマホン、これはベナンだけでなくアフリカ全土、いや途上国全土の問題ではないでしょうか? 無論先進国もこの問題をどう見ているのかとも思います。
 ゾマホンは母国に学校を建てるだけでなく、母国の問題にも積極的に取り組み、政治家顔負けである意味「人間の鑑」だと思います。アフリカでは政治家のほとんどといっていいくらい、自分のことしか考えず国のことを考えないのが多く、貧困などの問題に積極的に取り組もうとしません。アフリカの政治家はゾマホンを見習って問題に積極的に向き合い、解決する努力を持つべきです! と私は言いたい。

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genre : テレビ・ラジオ

朝青龍、復活優勝

 今年の大相撲初場所は朝青龍の優勝で幕を閉じました。場所前は評価が低かった朝青龍、まさに予想だにしない結果でした・・・。

引用

私は帰ってきました」朝青龍 復活V!

 強い朝青龍が帰ってきた。大相撲初場所千秋楽(25日・両国国技館)大相撲の横綱・朝青龍(28=高砂部屋)が横綱・白鵬(23=宮城野部屋)との優勝決定戦を制し、昨年春場所以来5場所ぶり、貴乃花を抜いて歴代単独4位となる23回目の優勝を飾った。結びで白鵬に敗れ1敗で並ばれたが、決定戦では会心の相撲でリベンジ。3場所連続休場による引退危機をはねのけ、90年九州場所の千代の富士以来となる全休明けでの復活優勝を果たした。

 勝ち名乗りを受ける朝青龍に、館内から投げられたざぶとんが直撃した。しかし、勝った瞬間から浮かべていた、子供のような笑顔が消えることはなかった。横綱昇進以降最長の空白を乗り越えた5場所ぶりの復活V。ヒール横綱らしく土俵上で両拳を突き上げ、花道でもバンザイとガッツポーズを繰り返したが、母国モンゴルの国旗が視界に入ると、たまらず目頭を熱くさせた。

 「最高だね。久しぶりに朝青龍に戻った。初日の相撲でやれるんじゃないかと思っていた」

 全勝で迎えた結びの白鵬戦は立ち合いで失敗。もろ差しを許し、何もできずに完敗した。しかし「逆に楽になった」と気持ちの切り替えも早かった。小泉首相が「感動した」と貴乃花を称えた01年夏場所以来の東西横綱による優勝決定戦。左の下手を引いて深く差し込み、右の前ミツも奪って寄り切った。大いちょうは激しく逆立ち、プライドを捨てて頭をつけた取り口が表れていた。

 喜怒哀楽たっぷりの“朝青龍劇場”は表彰式でも繰り広げられた。土俵下ではインタビューをさえぎり「私は帰ってきました」を連発。感極まると「長い間ケガに苦しんで、もう、こういう舞台に上がれないかという気持ちもあった。本当に上がれてよかった」と言葉を絞り出した。昨年名古屋場所で左ひじを痛め、九州場所まで3場所連続で休場。秋場所中には周囲に「もう引退するから」と漏らし、今場所も序盤で結果が出なければ「引退もあり得た」と明かした。だが、初日3日前の今月8日に出場を決断。「場所前の稽古でいい感じになっていた。自分では信じていた」と涙声で話した。

 たばこをやめ、食生活を改善した。ウオツカなら4、5本は空にする酒豪が乾杯のビール1杯を口にするだけで、後はもっぱらウーロン茶だった。夕食を終えると関係者の誘いも断り、午後10時には帰宅。長女イチンホルロちゃん(4)との時間を大切にして翌日に備えた。昨年末に153キロだった体重は148キロまで絞られていた。

 優勝回数は貴乃花を超えて歴代単独4位の23回となった。「完全復活?まあ優勝したので、まだまだ思い切って頑張っていきます」。関係者には「まだ2年はやりたい」と明かしている。進退問題と批判を結果ではね返した朝青龍が、再び相撲界の中心に帰ってきた。
[ 2009年01月26日]「スポーツニッポン」ウェブサイト「スポニチ Sponichi Annexニュース」より
 ここ最近では休場続きの上、ライバル白鵬の活躍もあり「もうダメだ」「朝青龍は終わった」とマスコミから叩かれ、まさに崖っぷちだった朝青龍、今場所での優勝はまさに完全復活を印象付けることでしょう。

 インタビューで「私は帰ってきました」を連発し、まだまだやれるぞとばかりにアピールしたようです。表彰式で麻生総理が「横綱は強くなくっちゃ」と言いましたが、なら白鵬はどうなんだかと思いますよ。もう一つ、それ以上に日本人力士に対して強くあれと言うべきでなかろうか?

 朝青龍復活で次の場所も何だか目が離せなくなりました。

theme : 大相撲
genre : スポーツ

コレラ犠牲者が止まらんジンバブエ

 あの国でのコレラ蔓延が止まらないようです。コレラによる死者はついに2000人を越えたようです・・・。

引用

ジンバブエのコレラ死者、2755人に WHOが報告

 ハラレ(CNN) アフリカ南部、ジンバブエで昨年8月以降、一気に広まったコレラ感染で、世界保健機関(WHO)は22日、これまでの死亡者は2755人に達したと報告した。昨年末時点での犠牲者は約1560人だった。

WHOによると、感染者は4万8600人以上としている。

コレラ被害は同国全土に広がっており、隣国の南アフリカにも影響が及び始めている。ジンバブエの首都ハラレですら上下水道が整備されておらず、感染拡大が収まる気配もない。

ムガベ大統領の長期独裁政権が続くジンバブエでは、経済が崩壊状態で、野党締め付け、人権侵害で政治混乱も続き、国際社会は経済制裁も打ち出している。コレラ流行は、保健政策の無策が大きな原因となっている。同国政府は、コレラまん延は植民地統治の弊害とも論点をすり替え、国際社会の批判を集めた。

最終更新:1月22日21時12分「CNN.co.jp」より
 去年8月からどうやらジンバブエ全土でコレラが蔓延し、感染者は4万8600人以上に及び、それが元で死んだ人の数はなんと2000人を越えてしまったようです。

 コレラと言うのはコレラ菌を病原体とする経口感染症の一つで、マラリアやデング熱と同様最も恐ろしい伝染病の一つでもあり、日本においては「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」で三類感染症に指定されているほど相当たちの悪い病気です。

 またこのコレラ蔓延ですが、ジンバブエ国内に止まらず、隣国の南アフリカ共和国などにまで影響が出ているようです・・・。

 ジンバブエでは知っての通り、ロバート・ムガベ大統領による独裁が続き、天文学的なインフレで経済が壊滅状態に陥っており、去年の大統領選挙では野党候補者やその支持者に対する弾圧が国際社会から激しい批判と反発を受けたのは記憶に新しいところです。今回のコレラの蔓延は保健政策の無策が大きな原因なようで、衛生状態が首都のハラレですらすこぶる悪く、これもコレラ蔓延の大きな原因とも言えるでしょう。

 そんなジンバブエにおけるコレラの蔓延をムガベ大統領などジンバブエ政府は「植民地統治の弊害」「コレラの蔓延はイギリスの仕業」とすべて自分に非がないような言い分で国際社会からまた反発を受けました。

 天文学的なインフレ、止まらないコレラ、ハッキリ言ってジンバブエをダメにしたのはロバート・ムガベです。北朝鮮の金正日、ミャンマーのタン・シュエと並んで今現在の国際社会における極悪3大独裁者ですよ!
 アフリカで言ったらウガンダのイディ・アミン、ザイール(現・コンゴ民主共和国)のモブツ・セコー、スーダンのオマル・アル=バシールなどがいますけどね。

theme : アフリカ
genre : 海外情報

今アメリカに歴史の新たなる1ページが

 バラク・オバマ氏がワシントンの連邦議会議事堂で新大統領宣誓式を行いました。まさにワシントンは熱気と感動、そして変革を期待する一日だったようです。

引用

Change!幕開け…ワシントンの一日をカメラが追う

オバマ大統領の就任で熱気と感動に包まれたワシントンの一日を追った。

 オバマ大統領は20日午後0時5分(日本時間21日午前2時5分)、連邦議会議事堂=地図A=で開かれた宣誓式で、リンカーン元大統領も使用した聖書に手を置き、宣誓を行った。ロバーツ最高裁長官が宣誓文を読み上げる順番を間違え、オバマ氏が言いよどむ場面もあった。傍らでは、黄色のドレスに身を包んだミシェル夫人が夫を見守った。

 「米国は、平和と尊厳を求めるすべての国家の友人だ」。就任演説で、オバマ大統領がこう訴えると、ひときわ大きな歓声がわいた。聴衆の星条旗が左右に振られ、地面がうねるかのようだ。

 議事堂前の広場「ナショナル・モール」=B=を埋め尽くした聴衆は午前9時現在で約50万人。パレードなどもあわせ、合計では過去最高となる約180万人の人出が見込まれた。

 約18分にわたるスピーチには、オバマ夫妻の2人の娘や、ブッシュ親子とクリントン、カーターの歴代4大統領夫妻も立ち会った。

          ◇

 米国史の節目となったこの日は、祈りで始まった。オバマ夫妻は午前8時45分、迎賓館ブレアハウスを出て、ホワイトハウス北側にある小さなセント・ジョンズ教会=C=に向かった。歴代大統領の故事に倣ったものだ。

 次は最後の引き継ぎだ。約1時間後、パトカーに先導されたリムジンに乗り、ホワイトハウス=D=へ。ブッシュ大統領は玄関の外でオバマ氏を抱きしめて迎えた。新旧副大統領も交え、コーヒーを飲みながら最後の引き継ぎを行った。

 午前10時50分、オバマ氏は、ブッシュ氏とリムジンに乗り込み、就任式へ。警察官がずらりと道の両脇にならぶ。ブッシュ夫妻にとっては、8年間暮らしたホワイトハウスを去る瞬間だ。夫妻は就任式後、ヘリに乗り、午後2時前、アンドリューズ空軍基地から自宅のあるテキサス州に向かった。

          ◇

 就任式を終え、ブッシュ夫妻を見送ったオバマ新大統領は、連邦議事堂内で、議会メンバーらと昼食。メニューには、オバマ氏が尊敬するリンカーン元大統領時代の料理が当時の食器の複製も使って再現された。

 午後3時半、オバマ大統領は、ミサイル攻撃も防ぐという新大統領専用車のリムジンに乗り、ホワイトハウスまでの約2・5キロ・メートルのパレードに出発。途中2度車を降り、ミシェル夫人と手をつないで歩きながら、沿道に並んだ市民らに手を振った。ホワイトハウスに夫妻が入ったのは午後5時頃だった。

 夜は10か所前後の祝賀舞踏会に出席することになっており、精力的に会場をまわった。

          ◇

 ワシントン市内では、市民や観光客も、歴史的な一日を十分堪能した。

 「モール」周辺では、毛布を抱えた徹夜組が前日夜から待機。夜明け前の午前6時、議事堂前は既に人で埋め尽くされていた。この日は風が冷たく、体感温度は氷点下10度前後。帽子やマフラーで“完全武装”した家族連れらが、「オバマ」「イエス、ウィ・キャン」と叫びながら、続々集まった。

 中心部は厳しい交通規制が敷かれ、通常は渋滞する大通りも車はまばら。午前7時の出勤時間帯でも、歩きや自転車で移動する人が多かった。

 一方、厳戒態勢で警備する警察官や兵士の姿も目立った。早朝から、サイレンを鳴らした警察車両が駆け回り、中心部では、迷彩服の兵士や装甲車が交差点ごとに警戒に当たった。

 警備に当たった警官や兵士らは4万人以上。約5000台の監視カメラと金属探知機や爆弾処理車両に加え、爆発物探知犬や、起爆装置の作動を妨害する電子装置も用意された。戦闘機F16や迎撃ミサイル「パトリオット」も空からの攻撃に備えるものものしさだった。(ワシントン 飯田達人、宮崎健雄)

(2009年1月21日12時23分 読売新聞
 第16代大統領・エイブラハム・リンカーンが宣誓式で使用した聖書を持って臨んだこの式で、改めて「Change!」を前面に出した力強い演説を述べ、ここに集まった聴衆の歓声を集めました。

 その後就任式に臨み、ジョージ・W・ブッシュ前大統領から引継ぎを行い、ここにオバマ大統領が誕生したようです。

 この宣誓式に集まった多くの人々はまさに「新たな歴史の証人」となったようですね。また警備も相当なもので、警察、SP、さらに軍特殊部隊も動員するなど緊張感にも満ちていました。テロリストや人種差別主義者からの攻撃に対する警戒をしないといけませんからね・・・

「Yes we can!」 オバマ大統領ならアメリカを変えてくれると思います。日本は新しいアメリカとどう向き合えばいいのだろう? 日本にも「Change!」は必要でしょうかね。

theme : アメリカ合衆国
genre : 政治・経済

相変わらずおっかないロシア

 またも「あの国は相変わらずおっかない」と思わせるニュースがあったようです。

引用

チェチェン問題に取り組む弁護士と記者射殺 モスクワ

【モスクワ=星井麻紀】モスクワ中心部で19日、ロシア南部チェチェン共和国の人権問題に取り組んでいた弁護士スタニスラフ・マルケロフ氏(34)と、一緒にいたロシア紙「ノーバヤ・ガゼータ」の嘱託記者アナスタシア・バブロワさんが銃撃され、死亡した。インタファクス通信などが伝えた。

 マルケロフ氏は、ロシア軍元大佐が18歳のチェチェン人女性エリザ・クンガエワさんを強姦(ごうかん)し、殺害したとされる00年の事件の遺族側弁護士。

 マルケロフ氏は、元大佐が今月15日に釈放されたことに抗議し、欧州人権裁判所に訴えることも視野に活動していた。19日も記者会見を開いており、終了直後に殺害された。ロイター通信によると、クンガエワさんの父親は「マルケロフ氏は脅迫されていた」と語っているという。

 バブロワ記者はモスクワ大の学生で、新聞社で働き始めたのは最近という。チェチェン問題でプーチン前政権を批判し、06年に射殺されたアンナ・ポリトコフスカヤさんも「ノーバヤ・ガゼータ」紙に所属し、クンガエワさんの事件を取材していた。捜査当局は大佐釈放と今回の事件に関連があるとみて調べている。
asahi.com(朝日新聞社)2009年1月20日9時57分
 ロシアの人権問題を批判したジャーナリストと弁護士が「口封じ」の為にまた殺されたこのニュース、私からすれば「相変わらず自分に批判的な勢力は容赦なく殺す体質だな、やはりロシアは旧ソ連から変わっていない」とつくづく思うのです。

 かつてのアンナ・ポリトコフスカヤ女史やアレクサンドル・リトビネンコ氏などロシアの政治体制を批判する人物を平然と殺したプーチン政権から引き継いだメドベージェフ大統領ですが、独裁体質を引き継いだようなものですよ。

 殺された弁護士はロシア軍によるチェチェン人に対するレイプや暴行などの問題に取り組んでおり、その遺族側弁護士を買って出ていて、またそのレイプに加担したとされる軍幹部が無罪で釈放されたことに対して抗議活動を続け、欧州人権裁判所に訴えることも考えてきたのだから、それをロシアからすれば危険人物と見なされて殺されたのでしょう。

 半ばロシア政府によって殺されたジャーナリストと弁護士が何とも哀れです・・・。ホント、ロシアは自分たちに異を唱える勢力は平然と抹殺するおっかない国だと言う認識を余計持たせるニュースですよ。よくもまあロシアは国際社会から後ろ指を指されることを平気でやるものですね! グルジアとウクライナがそんなロシアの強権と傲慢による最大の被害国だけど・・・。

「プーチンとメドベージェフは人権犯罪者だ!!」

theme : ロシア
genre : 政治・経済

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