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アイスランド「捕鯨止めます」

数少ない捕鯨国だったのに・・・!!
ただでさえ捕鯨賛成国は少ないってのに・・・!!

引用

アイスランド、商業捕鯨中止へ 24年以降、日本の需要減で

【ロンドン時事】アイスランドのスバーバルスドッティル漁業・農業相は4日、商業捕鯨を2024年に中止する方針だと明らかにした。

 鯨肉の主要輸出先だった日本が19年に商業捕鯨を再開したのを受け、需要が大幅に減少したことが背景にあるという。

 アイスランドは日本、ノルウェーなどと並ぶ数少ない捕鯨国。捕鯨国の減少で世界の反捕鯨運動が一段と強まる可能性もある。 

 最終更新:2/5(土) 12:24 「時事ドットコム」より
日本とノルウェー同様、今や少数派となった捕鯨国のアイスランドだが、そのアイスランドが2024年をもって商業捕鯨を止めることを表明したが、なぜ突然? です。

理由として、日本が2019年にIWC(国際捕鯨委員会)を脱退したことに伴い商業捕鯨を再開、これによりアイスランド国内において捕鯨の需要が低下したってことで、捕鯨が自国の経済にメリットがないことで経済的な理由による終了と見ていいでしょう。
平たい話が「経済的に恩恵がないならもうクジラを獲っても意味ないわ」ってことでしょう。
シーシェパードに代表される狂信的な反捕鯨勢力や反捕鯨世論に屈したわけではないことは確か。

アイスランドが捕鯨を止める。コレって捕鯨産業の衰退を意味するんでしょうかねェ・・・!? アイスランドが捕鯨を止めることで反捕鯨世論が高まることは必至だし、逆にアメリカやオーストラリアが日本に圧力をかけてきそうでこれも厄介。

theme : 捕鯨・反捕鯨問題
genre : 政治・経済

蘇るヨーロッパバイソン

今じゃポーランドとベラルーシの国境付近にしか生息していないイメージがあったんですが・・・!!

引用

絶滅から復活のバイソン、再野生化で生き返る山脈 ルーマニア

【11月10日 AFP】泥に残ったひづめの跡、かじられた樹皮。東欧ルーマニア・カルパティア(Carpathian)山脈の新しい住人は人目を避けているが、あちこちに痕跡を残している。

 数世紀前にこの地域から消えたバイソンを再び繁殖させるプロジェクトが始まって7年。今、その成果が表れている。

 巨大で毛深いバイソンは、狩猟や生息地の破壊により、欧州のほぼ全域から消えていた。しかし、ルーマニアにおけるバイソンの再導入で、欧州の生態系の要が復活した。

 柔らかい秋の日差しの下、樹齢数百年の木々が茂る森の片隅で、若い森林監視員のマテイ・ミクレスク(Matei Miculescu)氏がバイソンの群れを見張っている。角の形や毛の色で個体を見分けるという。

 群れはなかなか見つからないときもある。豊かな植生に誘われ、縄張りを拡大しようとして森の奥まで入り込んでいるからだ。

 ミクレスク氏によると、バイソンは人間の飼育下では「近親交配のリスクが生じ」生存率が低下するが、森林では健やかに暮らしている。

 欧州最大の陸上哺乳動物は現在、大陸全体で6000頭前後生息しているが、そのほとんどがポーランドとベラルーシの国境地帯に集中している。1950年代にバイソンの個体数を回復させる取り組みが始まった地域だ。

 ルーマニアに再導入されたのは2014年。場所は南西部のアルメニス(Armenis)地方だった。この一帯で最後にバイソンが目撃されてから200年以上たっていた。

 欧州の別の場所で人工的に繁殖させたバイソンたちは、16行程に分けてルーマニアへ移送された。

■再野生化は生態系にプラス

 その後、野生での繁殖が成功し、今では105頭のバイソンがカルパティアのチャルク(Tarcu)山脈に「しっかり住み着き、自由に暮らしています」と語るのは、再導入プロジェクトを率いるマリナ・ドゥルガ(Marina Druga)氏だ。同プロジェクトは世界自然保護基金(WWF)と、欧州大陸の再野生化に取り組むNPO「リワイルディング・ヨーロッパ(Rewilding Europe)」が共同で主導している。

 ドゥルガ氏によると過去2年間、プロジェクトのバイソンが死んだ例はない。目標は個体数を「5年間で250頭にする」ことだと言う。

 現在は5万9000ヘクタールの保護区のうち約8000へクタールで、バイソンを見掛けることができる。2014年以降にこの地域で生まれたバイソンは38頭に上る。「この子どもたちがいなければ、プロジェクトの将来はあり得なかった」とミクレスク氏は語る。

 最初に導入されたバイソンは、キーウィやビルボ、ミルドレッドといった名前が付けられていたが、プロジェクト下では名前を付けないという。野生で生まれたバイソンと人間とのつながりを断ち切るためだ。

 プロジェクトに賛同する人々は、「再野生化」の取り組みによってバイソンだけではなく、微生物から大型の肉食動物まで約600種に及ぶ広範な生態系にも恩恵がもたらされると主張する。

「バイソンは樹木の外来種の拡散を防ぐ一方で、数百種の植物の種子を拡散させ、小型動物が餌に近づくための通り道をこしらえます。そうして森林の景観や構造を変化させます」とドゥルガ氏は説明した。

 群れの中で弱いバイソンや病気のバイソンがオオカミやクマの餌食になることもあるが、その代わり、そうした捕食動物が食べ物を求めて人里に出没することも減る。人間と野生動物との危険な遭遇は、近年ルーマニアで問題となっている。

 「国際ニュース 『AFPニュース』」より
ヨーロッパ最大の哺乳類・ヨーロッパバイソン、かつてはヨーロッパ全域やロシアにまで生息していたものの、今ではポーランドとベラルーシの国境近くにしかおらず、現在そのヨーロッパバイソンを再導入しようとする動きがルーマニアで始まっており、同国にあるカルパチア山脈の森林にて実施してますが、その成果が上手くいっているみたいです。

かつてはルーマニアにも生息していたヨーロッパバイソンだが、狩猟や森林伐採により姿を消したけど、もう一度野生のヨーロッパバイソンを復活させようとプロジェクトを発足させて、2014年にそのプロジェクトが始まって以降同国で38頭も生まれたわけだが、これだけ生まれたら成功しているほうです。

再び野生のバイソンを生み出すことでこの地域の生態系に恩恵をもたらしていると指摘する声も出てますが、近年ルーマニアではクマやオオカミが人里に降りてきてトラブルとなっているのも事実、バイソンはクマやオオカミに襲撃されて餌食となるけど、クマやオオカミが人里に降りてこない為の❝防波堤❞として位置づけてるのでは?

地域から絶滅した野生動物を再導入する動きは世界各地で活発化してるけど、ヨーロッパバイソンもそのケースとなりそうだ。

theme : 動物保護
genre : 福祉・ボランティア

「脱石炭」に前向きな世界だけど

地球温暖化防止が叫ばれる昨今、石炭火力に対する風当たりが厳しくなっています。

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石炭火力廃止、46カ国・地域が署名 日米中は不参加 COP26

【グラスゴー時事】英北部グラスゴーで開かれている国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で、温室効果ガスの排出対策を取っていない石炭火力発電の廃止を盛り込んだ声明に英独仏や欧州連合(EU)など46カ国・地域が署名した。

 COP26のシャーマ議長は、4日に英政府が主催したイベントで「石炭火力の終わりが見えてきたと確信している」と強調した。ただ、石炭火力に依存する日本や中国に加え、米国も署名を見送り、対応が分かれている。

 声明は議長国の英国が主導。主要国は2030年代に、他の国は40年代に排出削減対策をしていない石炭火力を廃止することなどを盛り込んだ。署名国のうち、ポーランドや韓国、インドネシアなど23カ国は今回初めて廃止を表明した。一方、日本は今後も活用を続ける方針を維持しており、廃止を求める国際圧力が強まる可能性がある。

 英国やカナダが主導する「脱石炭連盟」も3日、シンガポールなど7カ国が新たに加わり、計165の国・自治体・企業が参加したと発表した。日本では以前から京都市が加盟しているが、政府としては加わっていない。

 最終更新:11/5(金) 9:16 「時事ドットコム」より
グラスゴーで開催されているCOP26(国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議)において、温室効果ガス排出対策を取っていない石炭火力発電を廃止することを盛り込んだ声明にイギリス・フランス・ドイツなど46カ国が署名したけど、一方で日本・アメリカ・中国は署名を見送るという事態となったけど、とりわけ日本、今後も石炭火力発電を続ける方針を崩しておらず、これでは日本は温暖化対策において消極的だというレッテルを貼られかねません。

このせいで国際NGOが選ぶ「化石賞」の2位に選ばれてしまった日本、正直言って石炭火力発電にいつまで頼るのかと言いたくなります。

これについて日本国内の環境保護団体は抗議声明を出さないんでしょうか?
「いつまでも石炭火力発電に依存するな!」「石炭火力発電継続よりも再生可能エネルギー政策を考えるべきだ」「利権を取るな!」って声が上がってもおかしくないけど。
とはいえ地震や台風、豪雨など異常気象が起きやすい日本のことだから、風力や太陽光と言った再生可能エネルギー推進の動きが進まないジレンマを抱えてるのも事実。石炭火力発電は温暖化につながるから止めろという欧米からの圧力に対しても「欧米はそうやって自分たちの価値観を押し付けてくる」って反論も出てきそうで、正直捕鯨問題同様平行線な感じがしてならない。

theme : 日本を憂う
genre : 政治・経済

処理水を流すのか?

全漁連(全国漁業協同組合連合会)からの反発は無視ですか・・・!?

引用

政府、福島第一原発「処理水」の海洋放出方針を正式決定…22年度にも開始

 東京電力福島第一原子力発電所の放射性物質を含んだ「処理水」を巡り、政府は13日午前、加藤官房長官をトップとする関係閣僚会議を開き、海洋放出する方針を正式に決めた。処理水は放出前に海水で希釈し、放射性物質の濃度を国の基準値以下にする。早ければ2022年度にも始め、30年程度かけて放出する。

 会議には、菅首相も出席し、処理水処分に関する基本方針を決定した。健康への影響は想定されないが、政府は風評被害にも手厚く対応する方針を示した。

 最終更新:4/13(火) 8:25 「読売新聞」より
東京電力福島第一原発の放射性物質入り処理水について、政府は海洋放出する方針を固めたけど、海に放出することにより水産資源に対する風評被害が懸念されることは必至だが、政府はその風評被害について手厚い対応を示したけど、キチンと補償するんでしょうね?

海に処理水を放出するということを決めた政府、全漁連など漁業関係者にすれば水産物に放射性物質が混入して風評被害につながりかねないだけに、この決定について抗議の声を挙げなかったんでしょうか? また環境保護団体、処理水を海に流すことで海洋汚染につながることは避けられないし「日本政府のこの決定には失望した」って抗議声明が出てもおかしくありません。
即ち漁業関係者や環境保護団体を敵に回しかねない処理水放出という決断、日本政府は国内外から環境保護に対する意識が薄いと指摘されるだけなんだが。
国内の環境保護団体!! 抗議デモを起こしたほうがいいんじゃないの?

それと小泉進次郎環境相!! プラスチック製スプーンやフォークを名指しで批判するよりも処理水を海洋放出することについて批判すべきなんじゃないのか!?
国民に充分な説明もなく自分たちの独断だけで物事を決める。政府のこの悪癖がまた繰り返されたとしか思えないが、独断だけでやるのならばただの点数稼ぎ以外の何物でもない。

theme : このままで、いいのか日本
genre : 政治・経済

頭を切断された虎

 希少な野生動物にこんな残酷なことをするなんて、許せん!!

引用

切断されたトラの頭部、タイの「偽装動物園」で押収 密輸に関与か

【12月5日 AFP】タイ当局は今週、対ラオス国境付近の「偽装動物園」を捜索し、切断されたトラの頭部を発見した。この施設は、野生生物の密輸組織との関わりが疑われている。

 捜索は先月30日、北東部ムクダハン(Mukdahan)県にある「ムクダトラ公園牧場(Mukda Tiger Park and Farm)」で行われた。

 当局は同施設内で、生きたトラ5頭を保護。さらに、トラの部位も複数発見した。

 同施設は、5年前にトラ6頭が生まれたと主張していた。しかしDNA鑑定で、頭部を切断された1頭と保護された5頭のいずれも、同じ場所で飼育されている他のトラとは血縁関係がないことが判明。これにより、同施設がラオスやベトナムへ密輸される野生動物の一時的な収容施設として使われている疑いが浮上した。

 タイ国立公園野生動植物保全局の関係者はAFPに対し「施設の関係者らは、2012年から動物園を開園する免許を持っているにもかかわらず、開園準備ができていないと説明していた」と明かした。同関係者によると、捜索が行われた際、施設の所有者はその場におらず、当局は事情聴取のためこの人物の行方を追っている。

 タイのある動物保護団体によれば、施設には2013年、28頭のトラがいたが、5年後には50頭に急増。しかし今年に入り、25頭にまで減ったという。

 トラは中国とベトナムで毛皮と体の部位の需要が高く、密猟の横行につながっている。中国ではトラの体の部位は伝統薬に用いられる。

 最終更新:12/5(土) 3:38 「国際ニュース『AFPニュース』」より
 タイのラオスとの国境付近の施設にて切断されたの頭部が見つかったけど、ただでさえ絶滅が心配される虎に対して何てことすんだ!! って憤りしかありません。

 虎が発見された施設は動物園とは名ばかりで他国に密輸する野生動物を収容する施設だったことも明るみになってますが、当局がこの施設から生きた虎5頭を保護し、虎の体の部位や毛皮も押収したわけだが、おそらくは野生動物の密輸組織の影が浮かんできそうだ。

 密輸組織説もあれば、もう一つ浮かんできそうな黒い噂は中国かも知れない。
 未だ中国において虎の体の一部が漢方薬に使われることで、それ欲しさにやっていると思えば、明らかに犯罪もいいところだな。
 タイ政府は中国に対して虎の毛皮と体の一部欲しさに密猟及び密輸を止めるよう訴えるべきだが、中国からの報復を恐れてそれすら言えないと思うと、なんとももどかしい。こう見ると中国は他国に土足で入り込んで自然や生態系を壊すことも厭わない考えが野蛮な国だってのを痛感するわ。

 保護された虎たちが無事に野生に帰れるよう願いたい。

theme : 動物・植物 - 生き物のニュース
genre : ニュース

1日当たり東京ドーム650個分?

 このままアマゾン熱帯雨林は減少してしまうのかと懸念すらします。
 今のブラジルの政権が経済優先体質なせいなこともあるけど。

引用

アマゾン森林破壊、さらに悪化 1日に東京ドーム650個分 ブラジル

【サンパウロ時事】ブラジルのアマゾン熱帯雨林がここ12年で最悪のペースで破壊されていることが、政府の調査で明らかになった。

 2019年8月~20年7月の消失面積はこの前の1年に比べ9.5%増。都道府県で6番目に広い秋田県に匹敵する面積で、1日当たり東京ドーム約650個分の森が消えた計算だ。

 国立宇宙研究所(INPE)によると、アマゾン盆地に位置する「法定アマゾン」9州で1年間に失われた森林は推定1万1088平方キロ。資源景気に沸いていた07年8月~08年7月(1万2911平方キロ)の後では最悪の記録を更新した。欧州連合(EU)などから「環境軽視」と批判を浴びる右派ボルソナロ政権の経済開発優先政策の下、開墾が加速しているとみられる。

 モウラン副大統領は記者団に「思ったよりひどくなかった」と述べ、政府の環境政策の妥当性を強調。これに対し、環境保護団体グリーンピースは「6億2600万本の木が切り倒されたことになる。政府は現実を隠している。市民社会の活動を制限している」と非難のトーンを強めた。

 ただ、統計では、消失面積は1994年8月~95年7月の2万9059平方キロをピークに、07年8月~08年7月まで常に1万平方キロを上回っていた。数字上は、内外から評価の高かった左派のルラ政権(03年~10年)時代の方が、アマゾンが受けた打撃は大きかったと言える。

 最終更新:12/3(木) 7:17 「時事ドットコム」より
 ブラジル・アマゾンの熱帯雨林の森林破壊が止まらず、ここ12年で最悪レベルの規模となっているわけだが、1日当たり東京ドーム650個分もの森が森林伐採によって消失しているともいいますから、環境保護より経済を優先するブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領の姿勢の弊害にも映ります。

 それにしても、1日当たり東京ドーム650分もの森が消失しているのってブラジルはそんなにアマゾンの熱帯雨林を犠牲にしてまで経済を優先させたいんでしょうか?
 当然環境保護団体が黙っているわけがなく、グリーンピースが噛み付いたわけだが、ブラジル政府の姿勢はというと「大したことない」だから、これでは「ノーコメント」と言うようなもの、不都合なことにはしらを切って現実逃避という見苦しい姿勢を発信するだけです。

 それとブラジルも貧富の差が激しく、富裕層だけウハウハで後は経済成長の恩恵を受けないというジレンマもあるわけだが、元々途上国にありがちな「環境保護より俺たちの生活が大事だ」なんて意識もまた環境保護について消極的になるんでしょう。

 ブラジル政府の間違ったというか歪んだ姿勢のせいでアマゾンの熱帯雨林が減少傾向にあると思うと、アマゾンの未来はお先真っ暗でしかないです。

theme : 国際ニュース
genre : ニュース

ゴリラ密猟は重罪なり

 希少動物への密猟行為にはこれだけの刑罰は必要だと思うけどね。
 日本でもウナギの稚魚を密輸した輩がいたけど、罰則はここまでやったほうがいいわ。

引用

希少なゴリラを殺した密猟者に禁錮11年 ウガンダ

(CNN) アフリカ東部ウガンダで、シルバーバックと呼ばれる希少なオスのゴリラを殺したとして罪に問われた密猟者の男に、禁錮11年の実刑判決が言い渡された。

死んだゴリラの「ラフィキ(スワヒリ語で「友だち」の意味)」は、観光客に絶大な人気のあるブウィンディ原生国立公園に生息していたが、6月1日に行方不明になり、翌日、公園内で切断された死骸が見つかった。

解剖の結果、ラフィキの腹部と内臓に、鋭利なもので傷つけられた痕があることが分かった。

数日後、当局は野生のイノシシ肉と狩猟道具を持った男を逮捕したと発表した。

調べに対して男は、ラフィキを殺したのは自衛のためだったと供述。仲間と一緒に狩猟に出かけたところ、ゴリラの群れに遭遇し、ゴリラが襲いかかってきたために突き刺したと主張している。

一緒に逮捕された男3人は現在も勾留中で、いずれも無罪を主張している。

ウガンダの野生生物保護当局者は実刑判決を受け、「ラフィキのために正当な判決が出たことに安堵(あんど)している。野生生物を殺す者たちにとっての前例としたい」と語った。

ラフィキの群れは、ブウィンディ原生国立公園南部のンクリンゴに生息していて、リーダーのラフィキのほか、若いオス3頭とメス8頭、子ども2頭、赤ちゃん3頭の17頭で構成されていた。

同国立公園には、世界のマウンテンゴリラの約半分が生息している。

 最終更新:7/31(金) 11:01 「CNN.co.jp」より
 アフリカ・ウガンダブウィンディ原生国立公園に生息しているゴリラ(マウンテンゴリラ)のオスが何者かによって殺害されたって言うけど、そのゴリラを殺害した密猟者に対してウガンダの裁判所は禁錮11年の実刑判決を下したと言いますが、希少動物であるゴリラを殺害するというのはそんなことをする人間の気が知れない。

 男は調べに対して仲間と狩猟していた時にゴリラに遭遇して、ゴリラが襲いかかってきたから刃物で突き刺したと供述してるけど、お前たちがゴリラの縄張りに入ってきたからゴリラが攻撃的になったんじゃないのか?

「野生生物を殺す者たちにとっての前例としたい」と実刑判決を受けてウガンダの野生動物保護当局者はコメントしたけど、希少動物殺害は重罪にすべしという意識の表れでしょう。
 ただでさえ絶滅の危機に瀕しているゴリラだけに、それを保護しなければいけないことは確か。
 日本でも希少動物を金儲け目的で密輸して逮捕される者が出てくるけど、こういう人たちに対して相当な刑罰を与えなければ密輸や密猟が絶えないと思います。

 今回犠牲となったゴリラはオスのシルバーバック、ゴリラらしいゴリラだったのに極めて痛ましい・・・。

theme : 許されない出来事
genre : ニュース

何だったの? COP25

打開策なき結論、パリ協定と全く変わらないものでした。

引用

COP25に「がっかりした」 国連事務総長がツイッター

【マドリード共同】グテレス国連事務総長は15日、スペイン・マドリードで開かれた国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)がパリ協定の実施ルール作りの合意を先送りするなどした結果について「がっかりした」とツイッターで表明した。

 グテレス氏は「国際社会は気候変動への取り組みで野心の向上を示す重要な機会を逃した」と指摘。2050年に世界の温室効果ガス排出を実質ゼロとするために必要な努力を各国が来年には約束するよう取り組む決意だと訴えた。

最終更新:12/16(月) 0:35「共同通信」より
ついさっきまでスペインのマドリードで行われたCOP25(国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議)は、パリ協定の実施ルール作りを合意することを先送りするという結果に終わったけど、結局打開策のない内容で終わった以外の何物でもありません。

「がっかりした」とツイッターに書き込んだ国連アントニオ・グテレス事務総長、気候変動について国際社会がやるべき課題が合意できなかったことへの不満を書き込んだかも知れないけど、環境問題というか温暖化対策という課題について先進国と発展途上国とで意見が対立することぐらい分かってるのに、意見がまとまらずに先送りするという結果をがっかりしたってのは、何にがっかりしてるんでしょうかね。先進国には先進国の、発展途上国には発展途上国なりの事情があるのに、グテレス事務総長は全くわかってない。

パリ協定合意先送りという結果に終わったCOP25、結局CO2排出量1位のアメリカ、2位の中国が全く温暖化対策について積極的でないこともそうだし、日本も石炭及び火力発電重視路線のせいで批判される始末、日本については石炭及び火力発電に依存する姿勢を改めてはどうかと言いたくなります。あと国連も温暖化対策について全くやっているようでやっていない姿勢丸出しなんだから、日本より国連だと思う、化石賞は。

theme : 環境・資源・エネルギー
genre : 政治・経済

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