「しくじりから学ぶ世界史」

昨年9月までテレビ朝日系で放送された「しくじり先生 俺みたいになるな!!」、これは過去に不祥事を起こしたりお騒がせをして世間からバッシングを浴びた経験のある有名人が、自身の経験をもとに自分と同じ失敗をしてはいけないという「自分の言動の問題点及び教訓」というのを生徒役のレギュラー出演者や視聴者に授業するというものだが、人間誰しもが経験する「しくじり」、当然ながら歴史上の人物もまたそれを経験しているわけで、そこから教訓にすべきことは何かを学べるかも知れません。

「しくじりから学ぶ世界史」(宇山卓栄著・知的生き方文庫〈三笠書房〉)

引用

part1 プライド高すぎ&慢心でしくじった!
part2 お金でしくじった!
part3 裏切りでしくじった!
part4 色恋でしくじった!
part5 思想・信念でしくじった!
part6 不運でしくじった!
part7 準備不足でしくじった!
見れば歴史上の人物もいろんなしくじりをして最終的に自分の首を絞める事になり、なおかつ国家の威信というか尊厳も落とすことにもなり、またその後禍根を残すことにもなったってのを考えたらなお更だけど、歴史に名を残してるから偉人とか言われるが、それは表向きの部分、裏ではこんな失敗をしているのを知れば歴史の再発見があるかも知れません。

プライド高すぎ&慢心、結局自分はスゴイ、特別だと勘違いして周りが見えず(韓信・カエサル)、自分たちの威信に固執し相手の文化や習慣を受け入れなかった(乾隆帝)、人の助けを当てにして失敗した(ウィルヘルム2世)ケースが多いが、プライドだけ高く喧嘩っ早い、かつ自分は特別だと思い上がれば結果として大失敗に終わるのだ。今のアメリカのドナルド・トランプ大統領もいずれああなりそうではあるが・・・。

お金でしくじり、あの経済学者メイナード・ケインズも実はお金で失敗してたというけど、その経験が投資に対する見方を変え、有効需要政策なる経済理論につながったっていうとある意味「失敗は成功のもと」ってことか。

裏切りでしくじり、誰かに利用された挙げ句捨てられたり交わした約束を反故にされるという顛末は歴史的にたくさんあるけど、権力者の都合のいい話には裏がある。

普段からキレイ事ばかり言っていざという時に日和見的な姿勢で責任を負わないと、自身そして国家の信用を落とすことになるのは第28代アメリカ大統領ウッドロー・ウィルソンがそうだし、間違いを認めず後になって後悔したクリストファー・クロンブス(新大陸をインドを勘違いし、それが間違いだと長年気づかなかった、結果としてアメリゴ・ヴェスプッチによってアメリカと名づけられて新大陸はアメリカ大陸となった)、ローマ帝国のアントニウスを色仕掛けで落としオクタヴィアヌスを倒そうと策略を取るも、オクタヴィアヌスによって捕らえられてオクタヴィアヌスの権力奪取に使われたクレオパトラ、司馬懿によって天才軍師と持ち上げられただけの諸葛亮、皇帝に即位するなど順風満帆だったのに世継ぎ欲しさにジョセフィーヌと離婚し、ハプスブルク家のマリー・ルイーズと結婚したことでフランス中から総スカンを喰らい人生が暗転したナポレオン・ボナパルトなど歴史上の人物もかなりしくじってるんだなと思うけど、歴史上の人物の失敗から現代人は何を学び、何を教訓にするのかを知る本だと思います。歴史再発見度は高いと思う。

theme : 読んだ本。
genre : 本・雑誌

「3.11」から7年を迎える前に

明日はあの東日本大震災が発生して、あれから7年目を迎えるわけだが、7年経った今でも復興が進んでいるとは言い切れない部分が多く、復興途上な面が多いけど、かさ上げ工事作業も大事だが、避難した人たちが元に戻れるような環境づくりも大事なんじゃないでしょうか? 変にかさ上げしたり高いフェンスを建てたところで復興とは言い切れないし、街の景観を損ねるだけでもあり、ゼネコン利権の為の工事をやってるんじゃ被災者が置き去りにされてる感じで虚しさを覚えます・・・。

正直な話、かさ上げ工事をしたところで津波対策になるかと思うと微妙だし、想定外のことが起こりうる自然災害には防ぎようがないというリスクを持たねばいけないのに、変にかさ上げ工事をして正直税金のムダでしかない。

7年経つにあたり復興が未だに道半ばなのを考えると、ホントに復興する気があるのかと言いたくなるし、かつて復興大臣だった人物のあの発言には腸が煮えくり返ってしょうがない(今村雅弘)。政府は今森友問題ばっかうつつを抜かして、この時期にそんな問題ばっか関心を持って正直被災地をバカにしてるのか? あの震災を忘れてるのか? とも憂いたくなるね。

ちょっとボヤキじみたものになってしまったが、改めて震災犠牲者に冥福を祈りたい次第です。

theme : つぶやき
genre : ブログ

2018年の始まり

謹賀新年。

2018年が始まりまして新たな年の幕開けとなりましたが、本年はいいことが多き年となるよう願うばかりでございます。昨年はパソコンを新調したけど、気分一新と言いますか。
さて今年の元日は毎年のように初詣に行きましたが、日本人なら元日含め3が日は初詣に行くと言うのが当たり前ですし、鳥居を通るときは真ん中を通らないというこだわりに則っております。大晦日は除夜の鐘を聞いてから寝ると言うこだわりもあります。それをうるさいなんて言う奴は日本人として嘆かわしくなる。

本年もよろしくお願いします。2018年・アジシオ次郎

theme : 新年のご挨拶
genre : ブログ

さようなら2017年

本日を持ちまして2017年も終わりますが、今年も様々な出来事があったと思うし、各方面で「酉」見出した話題も多々あったけど、来年の干支は「戌」、ワンダフルなことが多い年となるよう願うばかりです。
年越しそばを食べ、そして除夜の鐘を聞き、来る年への期待を抱いて迎えねばいけません。

本年も当ブログを見ていただき誠にありがとうございます。

それでは良いお年を。

theme : 年末年始のご挨拶
genre : ブログ

アジシオ次郎が選ぶ2017年10大ニュース(スポーツ・エンタメ)

政治や社会、海外の話題だけでは固くなりがちですので、今度はスポーツや芸能関係の10大ニュースを私の独断と偏見で選びたいです。

第1位・日馬富士からの貴乃花。九州場所中に起こった日馬富士による貴ノ岩への暴行事件、これにより引退へと追い込まれた日馬富士、だが騒動に拍車をかけたのは貴ノ岩の師匠・貴乃花親方で、相撲協会を通さず警察に相談したことで理事の職務に反すると批判されたが、再び協会と対立した貴乃花親方、頑な過ぎる姿勢で世論からは賛否起こったけど、弟子を傷つけられた怒りなのかそれとも旧態依然な協会への反発か?
第2位・久々の日本人横綱。今年の初場所で優勝して横綱に上り詰めた稀勢の里、新横綱となった春場所でも優勝とファンを大いに沸かせたけど、その春場所で左上腕などを負傷、その後ケガに泣かされて途中休場が目立つようになったけど、新横綱になっていきなり岐路に立たされた上に、前述の日馬富士の暴行問題と貴乃花親方と協会の確執騒動ですっかり影が薄くなった気がする。
第3位・「二刀流」メジャーへ。投げては160キロ超え、打ってはスラッガーと野球漫画のようなシーンを見せてくれた大谷翔平、その大谷は日本ハムを離れメジャーへと旅立ったが、新天地はロサンゼルス・エンゼルス、二刀流伝説はアメリカを席巻するのか、見ものです。
第4位・小林麻央さん逝く。ガンとの戦い及びその様子をブログに綴り希望を与えた小林麻央、それも虚しく亡くなったけど、夫で歌舞伎役者の市川海老蔵の気遣いというかそれにめげずに舞台に立つ姿勢もまた世論の胸を打ったと思います。
第5位・安室奈美恵引退。来年9月を持って引退表明した安室、思えば20年以上前から第一線で活躍し続けたのは立派だし、アムラー現象も今となっては懐かしい。今年の紅白にゲスト出演するみたいだが、SMAPとは違って円満なラストになりそうです。
第6位・ロシア・ワールドカップ出場。波があり過ぎる内容が目立ったハリルジャパン、ホームのオーストラリア戦で見事勝利してロシア・ワールドカップ出場を決めたが、その後の試合ではハッキリ言って内容に問題点が大アリです。本大会ではポーランド・セネガル・コロンビアとグループリーグで当たるけど、この3カ国とも手強いエースを擁しているだけに大丈夫なんだろうか・・・?
第7位・イタリアがまさかの・・・。ロシア・ワールドカップ予選最大のハプニングと評していいイタリアの予選敗退、予選グループでスペインと同組だったこともそうだし、最後の望みを賭けたプレーオフでスウェーデンに敗れ、まさかの敗退となったイタリア、オランダもそうだがイタリアも弱体化したとしか思えない。今のイタリアはワールドクラスに値する選手がいないこともまたそれを証明してるのでは?
第8位・急成長している欅坂46。今年に入っても「不協和音」「風に吹かれても」が大ヒットし乃木坂46に肩を並べ、AKBを追い抜いた感の欅坂46、ソロでも写真集を出すメンバーが出たり人気も急上昇してるけど、長濱ねるがソロでもテレビ出演する数が増えていることもそれに拍車をかけている?
第9位・14年目で2000本安打。藤田平氏以来となる阪神の生え抜き打者での2000本安打を達成した鳥谷敬、昨年はスランプにあえぐも今年はサードで新たな出番を見つけ、かつ手堅くヒットを重ねて2000本安打に到達、ルーキーからずっとレギュラーを張り、なおかつケガもなく安定した成績を残したことが14年目での達成につながったとなればスゴいが、顔面デッドボールを喰らった試合もあって一時はどうなるかと思ったがその翌日フェイスガードをつけて出場、金本知憲監督もびっくりな「鉄人」ぶりです。
第10位・相次いだ2世タレントの不祥事。坂口杏里・橋爪遼・清水良太郎と今年は2世タレントの不祥事が目立ったが、物心つく前から浮世離れした世界にいた為常識や教養が全然身についてなかったとしか思えないが、これが芸能界のイメージ失墜にもつながるんだから、芸能界にも一般常識や社会教養を身につける教育をさせることは必要だし、コミッショナーのような人物を置くべきだとつくづく思う。これは角界にも当てはまる話。

スポーツや芸能でも今年はいろいろあったけど、いい話題になるべきスポーツでネガティブな話題が出るのって正直言い気はしないです。とは言え相撲は国技でそんじょそこらのスポーツとは違うって反論も出そうだが、国技だから特別なんて理屈は通用しません。芸能界も少しいい話題を提供できないのか? 不倫スキャンダルだ警察沙汰だって頻繁にしでかしてどうなってんだかと思う。

いい話題には「いいネ!」だけど、ネガティブな話題には「僕は嫌だ!!」って叫びたくなる。

theme : 伝えたい事
genre : ブログ

アジシオ次郎が選ぶ2017年10大ニュース(海外)

前の記事では国内ニュースを私なりに振り返ったけど、次は海外編です。今年も世界は大いに揺れました。
これもまた私の独断と偏見で選びました。ちなみに特定アジアは除外してます。

第1位・トランプ政権誕生。あれよあれよで大統領に就任したドナルド・トランプ氏、「アメリカ・ファースト」を掲げオバマ前政権のしたことを全否定して独自色を打ち出してますが、TPPやパリ協定からの離脱など自国第一主義な政策もそうだし、閣僚もまた一癖も二癖ある人物ばかりでこれまたトランプ色だが、独善的な姿勢はアメリカを2分してますし、外からのアメリカに対する見方が変わりつつあります。日本はそれでも追随するの? アメリカを再び偉大にするってアメリカが良ければそれでいいのか?
第2位・フランス政界に新たな風が、マクロン大統領就任。フランスにおいて既存政党である共和党でも社会でもない勢力の闘いとなったフランス大統領選挙、国民戦線のマリーヌ・ルペン候補を抑えて勝利した共和国前進のエマニュエル・マクロン候補、テロ対策や雇用対策よりも注目されるのは妻との年齢差だが、それでも気にしないのはフランスらしいっていうか。
第3位・カタルーニャの大反乱。スペイン中央政府に反旗を翻して分離独立を公言したカタルーニャ、州政府と中央政府の溝が深まる一方だが、ただでさえ経済的に苦しいスペインにとって経済的に豊かなカタルーニャに去られては相当な痛手。カタルーニャのナショナリズムが強まる中、中央政府に打つ手はあるのか?
第4位・ヨーロッパで相次いだテロ。ロンドン・パリ・ベルリン・バルセロナなど各地で今年もテロの恐怖に苛まれたヨーロッパ、英仏独と言った影響力の強い場所だけでなくスペインでも起こったが、このテロを日本は他人事と見ずにその対策を打ち出さねばいけませんテロは突然やってくる。それだけでおぞましい。
第5位・ジンバブエの春。1980年の独立以降ずっとジンバブエで権力に就いていたロバート・ムガベ大統領、強権政治とそれに伴う経済破綻、さらに自身の妻を後継者にしたことでジンバブエ国民の怒りが爆発、軍によるクーデターであっさり失脚という憂き目を見たが、長い独裁政権に苦しめられた国民にやっと春が来たと思うが、次の政権も独裁色が強そうだからホントの春は来るんだろうか?
第6位・エルサレム問題再び。アメリカのトランプ政権がエルサレムに大使館を移転する姿勢を打ち出したことで、再びパレスチナ問題が再燃したが、IS対策やイスラム諸国との関係に亀裂が出るリスクをもたらしかねない懸念もあるけど、今のイスラエルの政権がタカ派なもんだから、アメリカにせよイスラエルにせよ聞く耳持たずで余計複雑怪奇。
第7位・それでもメルケルは強し。ドイツの連邦議会選挙で自身が属する党が勝利し、再び政権を担うことになったアンゲラ・メルケル首相、しかしテロや難民問題、さらに極右の台頭もあり内外で右往左往な状態だが、連立を組むパートナー選びでも四苦八苦で前途多難な船出です・・・。ドイツがコケたらヨーロッパが大いに揺れる。
第8位・根深くくすぶる白人至上主義。アメリカ・バージニア州で起こった白人至上主義団体と反人酒差別団体のいざこざ、アメリカ・ファーストがもたらした弊害に見えるが、キリスト教原理主義敵価値観が残るアメリカだけに、公民権運動の時代に逆戻りしたんじゃ最悪。草葉の陰のキング牧師は泣いている。白人至上主義って火病同様どうしようもない精神病もいいところ、そんなんナチスと変わらない。
第9位・今年も迷走した中東。サウジがカタールと突然断交するわ、イラク第2の都市モスルはISからやっと解放されたわ、クルドの分離独立だわで今年も中東からは平穏の2文字がなかったが、それを決定づけたのはエルサレム問題だから、来年も中東が荒れそうだ・・・。
第10位・混迷するベネズエラ。ニコラス・マドゥロ大統領の強権的な政権運営により国中が非常事態同然になったベネズエラ、前任者と同じ路線で明らかに大失敗のマドゥロ政権、自身の失敗が招いた混乱に直視しようとしないマドゥロ大統領はジンバブエのムガベと同じ末路を辿ってもおかしくない。

さていかがだったでしょうか? トランプ政権の「アメリカ・ファースト」がもたらした自国優先の政権運営が外に多く飛び火し、これが欧米において極右の台頭にもつながってるわけだが、内向きな政治が拡大してはポピュリズムは正しいという間違った考えがまかり通って怖いです。テロの恐怖もそれを煽ってますが、寛容の精神を忘れてはいけない。

次はスポーツ・エンタメ編です。

theme : 伝えたい事
genre : ブログ

プロフィール

アジシオ次郎

Author:アジシオ次郎
FC2ブログへようこそ!

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード