6年目の「3.11」に思うこと

本日3月11日は、東日本大震災が発生した日として震災及び津波犠牲者に鎮魂の祈りを捧げる大事な日ですが、あれから6年目を迎えるに当たり、この事例が横行しているにはほんとに心が痛むでは片付かないです。

それは福島県から避難してきた人達に対する差別や偏見、子供が避難先の学校でいじめを受けると言う非常に人間的に許せない行為が横行しているけど、好きで避難してきたわけじゃないのになんで平然と排除しようとするのか、何で人の痛みを共有できないのか、ホント無神経と言うか利己的で共生共存の精神なんてあったもんじゃないと言いたくなります。
これには福島第一原発事故におけるマスコミの発信にも問題はあるが、それを鵜呑みにして放射能に対する恐怖と無知からこう言う差別や偏見、いじめにつながったのは極めて遺憾じゃ済まないレベルだし、日本人の品格が疑われます。

避難者に対する不当な偏見から来るいじめや差別、もし自分がそうされたらどう思うかと言う意識が薄いことにもあるが、相手を思いやる、理解すると言う当たり前のことが分かってないと言いたくなる。平然とそういうことをする奴らは差別主義者と全く変わらないし、典型的な無神経もいいところだ。今まで社会が人間教育を軽視したツケの成れの果てだ。

改めて日本人は人の痛みを知る、共有する。と言う意識を持たなければ利己的で無神経な人間が増えるばかりで堕落した社会に成り下がる一方です。まして自然災害はいつ自分の身に降りかかってもおかしくないだけに他人事のように見てはいけないのだ。
即ち、自分には関係ないからと言う理由で目を背けてはいけないのだ。そう言う理屈は無知の始まり。

避難者に対する不当な差別や偏見に対する怒りばかりになっちゃいましたが、改めて震災及び津波の犠牲となった人々に哀悼の意を示したいです。改めて「絆」の精神を理解しましょう!!

theme : これでいいのか日本人
genre : 心と身体

「ニュースの“なぜ?”は世界史に学べ」

急激な海洋進出を図る中国、IS(イスラム国)の暗躍など現在も混沌の中にある中東、ウクライナ危機やギリシャ財政危機、難民流入問題など問題山積のヨーロッパ、現代世界はとにかく問題が絶えませんが、これについて日本人の意識と言うか興味関心は薄く、改めて世界を知ると言う意識の低さもそうだが幅広い見方を持っていないことを痛感します。これでは国際感覚など磨かれるわけがなく国際人としての資格も問われるものだと思います。その原因は学校教育やメディアにあると思うけど。

私はこの本に目を通した時、当ブログで国際ニュースも頻繁に取り上げているだけに改めて国際情勢を学習するにはうってつけのほんだと思いました。
日本では政局だオリンピックだで世論の関心が偏りがちだけど、世界に目を向ければリアルタイムで動く頻度が高いように、国内ばかりに目を向けては「井の中の蛙」となるだけだと私は思いますね。なぜ日本って海外の情報があまり取り上げられないのか? これにはメディアの責任もそうだが自前の情報網がもっぱら外務省に依存していることにもあります。そろそろ自前の情報機関を作るべきじゃないでしょうか。

「ニュースの“なぜ?”は世界史に学べ」 (茂木誠著・ソフトバンク新書)

引用

第1章・ヨーロッパの憂鬱 ウクライナ問題と難民問題
第2章・台頭するイスラム過激派と宗教戦争
第3章・アメリカのグローバリズムと中国の野望
第1章は当然世界史において度々主軸を担ったヨーロッパ、ヨーロッパの曙と言われる民族大移動とフランク王国及び東ローマ帝国からもそうだし、なぜユダヤ人は迫害されたのか?(キリストを処刑した裏切り者と言う意識もそうだし戒律の厳しさゆえに共存しなかったことにある) なぜイスラム教と対立するのか?(神を描くことの是非) プロテスタントとカトリック、東方正教会の違いと言う宗教的観点も分かったけど、宗教に疎い日本人はなかなか理解できないからねェ・・・? その構図がギリシャ問題やウクライナ問題につながってるってことか。あとは地政学的な理由もだが。

第2章は現在も混沌状態の中東、元々国として成り立っていたのはトルコとイランぐらいでサウジアラビアにせよイラクにせよ英仏による植民地政策のせいで勝手に国境を作られて出来た国、これはアフリカ諸国にも当てはまります。西欧列強のせいで勝手に線引かれちゃってこれが現在の問題になってるんだから。
イスラムを語る上で欠かせないスンニ派とシーア派の違い、「党派」を意味するシーア派は預言者ムハンマドの娘婿アリーがその後継者で、その直径子孫が12代に渡って続くわけだが、>血統を重視するのに対しスンニ派はコーランに基づく慣行や慣例を重視し、それに従う者であれば指導者に慣れると言うが、コーランを重んじるのと血筋を重んじるのとで異なるってことだ。
ISが古代遺跡を破壊するのもムハンマド誕生以前の歴史は「なかったこと」にする為のものだし、イスラム原理主義が誕生したのは18世紀にアラビア半島がオスマン帝国に支配されてそれに伴う世俗主義が台頭、それに反発したアラブ人がワッハーブ運動を起こしたことがきっかけだったと言いますし、ワッハーブの思想を重んじたのが後のサウド王家だったってことだが、だからサウジアラビアがガッチガチのイスラム国家なのも分かる。
ISの台頭もアラブの春も、石油利権もパレスチナ問題も結局欧米が蒔いた災いの種でしょうし、元々国家と言う概念がないアラブに国家意識を持たせるのは無理があったと言うことでしょう。アフリカですら国家があったって言うのに・・・。

第3章、アメリカが戦争を止められないのは戦争を必要悪と見なす軍産複合体の存在、ロシア帝国などで迫害されたユダヤ人がアメリカに渡って金融界で力をつけたことでユダヤの影響力が強まった、一方でユダヤ人を迫害しまくったロシアは後に東西冷戦につながるのだが・・・。

何回も読み返したくなるくらいためになるこの本は、一見する価値がありますので、改めて歴史を学ぶことで今起こっていることの原因と背景を知ることになるから、いわゆる「温故知新」的なものです。
欧米や中東、中国などは積極的に取り上げてたけど、インドやアフリカについては全く取り上げられてなかったことは疑問です。印パ問題は言うに及ばずアフリカでなぜ紛争と貧困が絶えないのか、なぜ独裁国家が多いのかも取り上げてほしかったです。

theme : オススメの本
genre : 本・雑誌

2017年です!!

あけましておめでとうございます。

昨年の大晦日はNHK紅白をぶっ通しで見てその後「ゆく年くる年」を見て2017年を迎える瞬間を見ましたが、やはり除夜の鐘は年越しを迎える瞬間に突くものだと思うし、最近では日中に鐘を突く自治体もあれど、除夜の鐘は日付が変わるときに突くものだと思いますね。昨年は国内外で慌ただし過ぎる話題が多かったけど、今年はどんな年となるのかが気になるところです。

そんなことで本年もよろしくお願いします。2017年元日・アジシオ次郎

theme : 新年のご挨拶
genre : ブログ

2016年の締めくくり

さてこの2016年も今日を持ってお終いですが、今年もまた様々な出来事と言うか話題がありましたが、今年を象徴する漢字は「金」ですけど、金メダルラッシュと言う喜びもあれば「政治とカネ」の問題などの良くない話題もあり、よくも悪くも「金」を象徴する年でしたが、目先の金儲けしか考えないようでは社会がダメになるばかりです。

いいことがま「申」と昨年願ったものの、いいことも悪いことも目立ったように、そうはなりませんでした。

来年の干支は「酉」日本にとって「神ってる」ことが多い年となるよう願うばかりです。
「人間が困難に立ち向かう時に恐怖を抱くのは、信頼が欠如しているからだ。私は自分を信じる」「不可能など、何もない」(モハメド・アリ)
「我々は悲観論に打ち負かされたままではいけない」「人類は未だに広島から教訓を学び取れていません」(フィデル・カストロ)

それでは最後に、本年も当ブログを見ていただいた皆様には誠にありがとうございました。

良いお年を。

theme : 年末年始のご挨拶
genre : ブログ

2016年を振り返り(下半期)

さて2016年を振り返るわけですが、前の記事では上半期を取り上げたので今度は下半期です。

7月・天皇陛下が生前退位を表明すると言う驚きもあれば、相模原市の障害者施設で無差別殺傷事件やダッカの無差別テロと言う許せない出来事もあり、この2件は許せないを通り越したもので、中でも前者は障害者の権利をバカにしたような動機で起こしたんだから、こう言う人間を放置した社会に問題はあります。ああ言う危険人物をなぜ監視対象にしないのかも問題。参議院選挙では初めて18歳選挙権が実施されて初のことだけど、相変わらず自民党の圧勝、子供のうちから政治を見る目を養わせねばなりません。この月には千代の富士が亡くなったと言う一時代の終わりもありました。
8月・小池百合子新東京都知事誕生とリオデジャネイロオリンピックで金メダルラッシュと言う喜ばしいニュースと、天皇陛下のお気持ち表明と言う考えさせるニュースもあり、一喜一憂した感がしますが、コロンビアで左翼ゲリラとの全面戦争がやっと終わった平和もあれば、SMAP解散表明と言う驚きもあり、改めて一喜一憂。和歌山の立て籠もり事件は正直日本の警察の情けなさを曝け出すものだった。
9月・安倍総理が自民党総裁の任期を延長する動きを見せたが、安定しているからって権力に固執するのはいかがなものか? 独裁体制など望んでません。豊洲市場への移転問題がクローズアップされたり、富山県議会の政務活動費問題だったり、政治が揺れる月でありました。
10月・タイで長年影響力を保ってきたプミポン国王が死去、これまで混乱が絶えなかったにも関わらずその存在感で丸く治めてきただけに、今後がどうなるのかが気になるところです。TPPについて強行採決を匂わせる発言をした山本農水相や大学生のモラルが問われる事件が相次いだことには「馬鹿者!!」と一喝したくもなります。日本ラグビー界の象徴でもあった平尾誠二氏が急逝とラグビー界は至宝を失いました・・・。
11月・揉めに揉めてる東京オリンピック、小池都知事と森喜朗会長、さらに政府やIOCまで絡んでややこしいものになってるけど、ここまで揉めるようじゃなぜオリンピック開催地に立候補したんだかと思う。電通の女子社員が過剰なまでの労働のせいで自殺する事件が明るみとなって改めてブラック企業の問題を浮き彫りにしたけど、金儲けしか考えない体質はこう言うことになる。この月最大の衝撃はアメリカでドナルド・トランプ氏が大統領選を制したことにあります。良くも悪くも話題を集めたが来年アメリカはどうなってしまうのか・・・!? もう一つ、キューバのフィデル・カストロ議長が逝去、また一つ現代史の象徴がいなくなりました・・・。
12月・IR推進関連法案、いわゆるカジノ法案を巡る動きが目立ったけど、カジノは諸刃の剣だけにまさにハイリスク・ハイリターンを絵に描いたものだが、カジノより大事なものはあるだろうが!! 日露首脳会談や真珠湾訪問などエネルギッシュに活動した安倍総理、結果は出たんでしょうか? 成宮寛貴の突然の引退と言う衝撃もあれば糸魚川の大規模火災と言う衝撃もありました。

2016年も様々な出来事があったけど、昨年に勝(申)るとも言うべき内容でしたね。

theme : 雑記
genre : ブログ

2016年を振り返り(上半期)

2016年もあと僅か、改めてこの年を振り返らねばならないが、今年もまたいろんな話題があったと思うこの頃です。
さて、私なりの独断と偏見で2016年を振り返ってみたいです。2回に分けて取り上げるので前半は上半期です。

1月・いきなり世界を震撼させたサウジアラビアとイランの一触即発、宗派対立及び中東の派遣も絡んだ背景もあって複雑化してますが、シリアやイエメンの内戦も代理戦争化して中東の混沌を改めて痛感します。バス会社のあり方を改めて問うものとなった軽井沢スキーバス事故、4年前の事故もそうであるように、規制緩和がいい加減な業者を増やしている要因だが、格安競争よりも安全を重視するのが常識でしょうが!? 政治とカネで辞職した甘利明、不倫スキャンダルを起こしたベッキー。とこの月でしたね「週刊文春」が特ダネを連発したのも。あとは琴奨菊の初優勝、日本人で10年ぶりだから長かったと思うけど、その後の低迷は一瞬だけの栄光だったとしかいえませんね。SMAPの分裂騒動もこの月だったが、これが終焉の序曲だったと誰が予想したんだろうか・・・?
2月・清原和博覚醒剤で逮捕のニュースから始まったけど、かつてのスーパースターがここまで落ちぶれた背景に何があったのかを改めて問うものだが、プロ野球界は人間教育にも力を入れるべきだと思う。「覚醒剤打たずにホームラン打とう」と言う啓発ポスターの造語にウソをついたツケは大きい。イクメン宣言しながら不倫スキャンダルを起こした宮崎謙介議員、川崎市の老人ホームでの虐待事件など前者は腹立たしい、後者は許せない話題もありました。
3月・「保育園落ちた日本死ね」と言う書き込みから始まった深刻化する待機児童問題、超党派でこの問題をやるべきだったのに全く足並みが揃わないことはホントに国の将来を考えてるのと言いたくなった。広島で中学生が学校の誤った進路指導で自殺すると言う痛ましい事件もあったが、学校の腐敗を憂うもそうだし、なぜ担任が出てこないのかが謎。責任者である校長より当事者である担任を呼ぶべきだろ!? バラク・オバマ大統領がキューバで88年ぶりに首脳会談をしたことも話題になったが、今年限りで任期を終えるオバマ大統領、実績残し感がします・・・。また半世紀続いた軍政からやっと民政になったビルマ、サッカー界のレジェンド、ヨハン・クライフが亡くなったんだよねェ・・・。
4月・パナマ文書で暴露されたタックスヘイブンの実態と横行、これによりアイスランドとイギリスでは首相が辞任に追い込まれる事態となったが、税金逃れと言う大罪に手を染めたことは許し難い。TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に積極的な与党だが、国民に充分な説明もないで進めるのは強行採決に等しいです。大地震の脅威再び・熊本地震、今まで地震とは無縁だった九州で震度7の地震が2度も起こると言う事態、東日本大震災を経験している私としては他人事ではないです。それと浮世離れが目立った舛添要一前東京都知事の話題もありました。
5月・燃費データ改ざんで世間を騒がせた三菱自動車が日産の傘下になったり、今度はスズキが燃費データを改ざんしたりと企業の質が問われる話題もあったが、オバマ大統領の広島訪問と言う国内外にインパクトを与えた話題、日本人にとって長年の悲願だったアメリカ大統領の広島訪問が実現、広島にとっては喜ばしく歴史に刻んだがアメリカではどうか?
6月・モハメド・アリ死去、リングの中でも外でもヒーローだったアリ、実力と行動力、カリスマ性を持ったボクサーはもう現れないのではないか? 黒人の尊厳の為に戦った人物ですから、全世界にアリの像を立てる動きを見せた方がいい。あんなインチキプロパガンダ極まりないあの像よりも。世界に衝撃を与えたと言えばイギリスがEUから離脱することが国民投票で決まったし、これがイギリス中を二分することになり、ブレグジットなる造語まで出る始末、これがEU崩壊の序曲となるのか? あとはすったもんだの末に都知事を辞任した舛添要一、アメリカで過去最悪の銃乱射事件と荒れに荒れた。

続きは次回です。

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