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井岡一翔、復活の4階級制覇!!

一度は❝終わった❞とも言われたが、見事な復活劇です。
去年の大晦日での屈辱がバネになってそれを晴らした瞬間と言えます。

引用

井岡、日本男子初4階級制覇!具志堅超え世界戦最多15勝/BOX

 プロボクシング・ダブル世界戦(19日、千葉・幕張メッセイベントホール)WBO世界スーパーフライ級王座決定戦で同級2位の井岡一翔(30)=Reason大貴=が同級1位のアストン・パリクテ(28)=フィリピン=を10回1分46秒TKOで破り、日本男子初の4階級制覇を達成した。世界戦の勝利数も具志堅用高を抜き、日本選手最多の15となった。WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(25)=ワタナベ=は、挑戦者で同級10位のタナワット・ナコーン(26)=タイ=に3-0の判定勝ち。初防衛に成功した。

 泣いた。クールな井岡が男泣きした。2度目の挑戦で成し遂げた4階級制覇。高ぶる感情を抑えることができなかった。

 「去年の大みそかに悔しい思いをした。それからは、このベルトを取ることだけを考えて生きてきた」

 リーチで6・3センチも上回るパリクテと、7回にはひるまず打ち合った。そして10回1分過ぎ。強烈な右ストレートから一気の連打。レフェリーが試合を止めるまで、パンチを出し続けた。

 昨年大みそかはマカオでドニー・ニエテスに判定負けし、再起を期して半年。ニエテスと同じフィリピン出身で、KO率75%を誇るパリクテのパワーを鉄壁の防御で封じた。

 初めて世界王者になった2011年から8年をかけて4階級制覇を遂げた。17年大みそかに引退を発表し、昨年9月に現役復帰。拠点を海外に移すなど曲折の末の戴冠だった。JBC(日本ボクシングコミッション)の規則に抵触するタトゥーを左腕にいれたのは、「日本だけにいる世界王者にはなりたくない」という決意の証しだったのかもしれない。

 そのタトゥーをスプレーで消して上がった2年2カ月ぶりの国内リング。世界戦で15勝目を挙げ、具志堅用高を超えて日本最多の勲章も手に入れた。

 再婚予定の30代の一般女性との間には間もなく第1子が誕生する。17年に結婚した歌手、谷村奈南とはスピード離婚。「入籍はもうすぐします。この試合までは…と思っていた」と私生活でも新たな幸せを得た。

 「これからも海外で強い相手とやっていきたい」。平成生まれで日本初の世界王者となり、平成最後の世界戦で敗れ、令和最初の世界王者になった。頑固なまでに己の道を進む井岡が、目標に掲げる“唯一無二”にまた一歩近づいた。

 2019.6.20 05:03 「サンケイスポーツ」より
日本人初となる4階級制覇をかけて臨んだ井岡一翔、幕張メッセで19日に行われたWBO世界スーパーフライ級王座決定戦で同級1位のアストン・パリクテに挑んだけど、実に内容のある試合でした。

序盤はお互い互角も中盤に入って井岡がパリクテの隙をついてジャブやボディを放てば、パリクテも負けじとパンチの応酬で、互角な内容が続いたけど、8ラウンド目から疲れが出てきたパリクテの隙をついてワンツー! そこから試合を優位に進めて迎えた10ラウンド目、強烈なラッシュでパリクテを圧倒してダウンを奪うとレフェリーがストップをかけた!! この瞬間TKO勝ちを収めた井岡、そして日本人初の4階級制覇という偉業まで果たしたのです。

「去年の大みそかに悔しい思いをした。それからは、このベルトを取ることだけを考えて生きてきた」と感情を顕にした井岡、去年の大晦日に判定負けして以降、チャンピオンに返り咲きたいという強い気持ちでこの日を迎え、そしてチャンピオンに返り咲いたのだから、感極まるのも当然かも知れない。

2017年に突然引退し、昨年現役復帰したのも驚きだが、JBC(日本ボクシングコミッション)の規則に反するタトゥーを入れるという行為、日本国内だけに留まりたくないという現れに取れるけど、世界を股をかけて戦うって意識の表れに取れます。

最初はあまりパンチを打たずいつもの井岡かと思いきや、中盤からパンチの応酬を展開するという展開、そして相手にじわじわとダメージを与えてひるんだその隙に怒涛のラッシュ!! 実にかっこいいです。
「これからも海外で強い相手とやっていきたい」令和初の世界チャンピオンとなった井岡、ボクシング人生第2章の始まりを告げるゴングは高らかに鳴ったと思います。次の目標はスーパーフライ級チャンピオンの防衛かそれとも次の階級に進んでそのチャンピオンを目指すのか、どっちだろう。

theme : ボクシング
genre : スポーツ

❝霊長類最強女子❞が引退

来年の東京オリンピックに出るかどうか進退が注目されたけども・・・。選んだ決断は・・・!?

引用

沙保里 引退、36歳“霊長類最強女子”東京五輪前に決断 10日会見

 レスリング女子で五輪3連覇を達成した吉田沙保里(36=至学館大職)が8日、自身のツイッターで現役引退を発表した。五輪と世界選手権を合わせて世界大会16連覇を飾り、国民栄誉賞も受賞したが、銀メダルに終わった16年リオデジャネイロ五輪以降は試合から遠ざかっていた。1年半後の20年東京五輪に挑戦するかの決断を迫られる中、退く決意を固めた「霊長類最強女子」は、10日に都内で会見する。

 吉田はこの日、都内の日本レスリング協会を訪問して引退を報告した。対応した職員によると、笑いながら「引退することにしました!」と話し、重圧から解放されたようだったという。ツイッターでは五輪や世界選手権のメダル17個を並べた写真を添えて「33年間のレスリング選手生活に区切りをつけることを決断いたしました」と報告。「第二の人生も明るく楽しく笑顔で頑張りたい」とも話し、今後も女子日本代表のコーチは続ける意向だ。

 日本選手団主将を務め、「レスリング人生の集大成」と臨んだリオ五輪53キロ級決勝で涙の敗戦。14年3月に亡くなった父・栄勝さんとの約束だった五輪4連覇を逃した。栄勝さんからは「ボロボロになるまで続けるな。王者のまま引退しろ」との教えを受けており、リオで負けたまま即座に引退を決断することはなかった。

 女子代表や至学館大でコーチとして後進の指導にあたったが、活動の中心はテレビやイベント出演。豊富な練習量で自身を鍛えることが難しくなっていた。東京五輪出場を明言せず、代表選考がスタートした昨年12月の全日本選手権も欠場。メダルを獲れば五輪代表に決まる今年9月の世界選手権(カザフスタン)代表に選ばれるには、6月の全日本選抜がラストチャンスで、進退の結論を迫られていた。

 3歳でレスリングを始め、栄勝さんが自宅につくった道場で武器の高速タックルを磨いた。女子レスリングが五輪種目に採用された04年アテネ大会からは3連覇。外国勢に研究されるとタックルのパターンを増やし、個人戦では01年からリオ五輪の準決勝まで驚異の206連勝。「霊長類最強の男」アレクサンドル・カレリン(ロシア)を超える16大会連続世界一で「霊長類最強女子」と呼ばれ、12年には女子スポーツ界では3例目となる国民栄誉賞を受賞した。

 明るく、サービス精神旺盛なキャラクターで積極的にメディアに登場し、国民的人気者となった。認知度が高まった女子レスリングは競技人口が増え、17年にはインターハイの正式種目入り。栄勝さんが開いたジュニア教室や吉田の母校・至学館大からは“後継者”も続々と現れている。マイナーだった競技の普及や隆盛に計り知れない功績を残し、東京を前にマットを去る。

 [ 2019年1月9日 05:30「スポーツニッポン」ウェブサイト「スポニチ Sponichi Annexニュース」より
オリンピック3連覇という偉業を成し遂げ、2001年からリオデジャネイロオリンピック準決勝まで206連勝とこれまた偉業を果たすなど(16大会連続世界一も)、ついた異名が「霊長類最強女子」として有名なレスリングの吉田沙保里が8日に突然の引退表明といいますから、思わず「ええっ!!」って感じました。

考えてみれば、女子レスリング界に多大な貢献をした吉田(伊調馨もだが)、女子レスリングがオリンピックの正式種目となった2004年のアテネ大会で金メダルをとったのを皮切りにオリンピック3連覇、2012年にはオリンピックで3連覇という偉業が日本中に感動を与えたことで国民栄誉賞受賞。と栄光を欲しいままにして来たものの2016年のリオデジャネイロオリンピックでまさかの銀メダル、それ以降は試合から遠ざかり、進退が注目されてたけど選んだ決断は引退と言いますから、引退を選んだ背景には自分は表舞台から身を引いて後進の指導に努めたいということでしょう。

マイナーだったレスリングの普及と知名度アップに貢献し、また明るいキャラクターでテレビに度々出演するなど、競技外でもテレビを沸かせた吉田ですが「第二の人生も明るく楽しく笑顔で頑張りたい」と言ってるように、これからもレスリング界の為に頑張りたいってことでしょうね。それといつまでも自分が第一線にいては今後のレスリング界の為にならないってこともか。最近の日本サッカー界における小笠原満男・中澤佑二・楢崎正剛と重なる部分もあります。

感動をありがとうございました。それとお疲れ様でした。吉田沙保里。オリンピック3連覇で国民栄誉賞、素晴らしい功績ぢゃ!!

theme : え!本当!?
genre : ニュース

悪あがきもいい加減にしろ、このオヤジ!!

悪い意味で「今年の顔」の一人となったこの人ですが・・・!!

引用

山根前会長、除名処分に「アホちゃいますか」どう喝疑惑にも反論

 日本ボクシング連盟は16日、都内で総会を開き、助成金の不正流用などの責任を取って辞任した山根明前会長らを除名処分にする理事会の提案を承認した。今後、山根前会長に弁明の機会を与えるため文書で通知し、来年2月10日の総会で正式に決議される。本人が希望すれば総会や文書での弁明が可能。除名処分なら都道府県連盟を含め、一切の役職に就けなくなり、事実上の永久追放となる。
 内田貞信会長は「(山根前会長が)いろんな方をどう喝しているという話もある。除名の話が出てくるのは仕方がない」と話した。日本連盟顧問の戸田裕典弁護士は山根前会長在任時の不正経理疑惑についても調査を進め、法的手段を検討する方針を示した。

 一方、スポニチの取材に応じた山根前会長は除名処分について「アホちゃいますか?もう会員でも何でもない。辞任している。(現執行部が)シナリオを作っているだけ。“今の連盟は怖い”と(全国の役員に)脅しをかけている」とし、どう喝については「本当にどう喝しているというのなら、とった音声をテープで流したらどうですか?プライドは傷ついていますから」と反論した。

 [ 2018年12月17日 05:30「スポーツニッポン」ウェブサイト「スポニチ Sponichi Annexニュース」より
助成金不正流用問題や審判不正問題などの責任を取って日本ボクシング連盟の会長を辞職した山根明氏、その山根氏に対して日本ボクシング連盟が16日に「除名」処分を下すことを承認したけど、これにより都道府県連盟だけでなく一切の役職に就けない、即ち二度とアマチュアボクシング界に関わることが出来ない「永久追放」となるけど、これについて山根氏は「アホちゃいますか?もう会員でも何でもない。辞任している」ともう会長職を辞めて普通の人間になってるのに、なんで処分を受けねばいけないのかと反論したようです。

ていうか、まだそんな悪あがきをするのかと言いたくなるし、会長職にいた頃にやりたい放題しといてこんな態度じゃ反省してるとはどうしても思えないし、まだ連盟と喧嘩するのかと言いたくなる。

恫喝疑惑について「本当にどう喝しているというのなら、とった音声をテープで流したらどうですか?」なんて反論したけど、その様子を録音したテープなどを日本ボクシング連盟が保管してるのか、あっても公開してないのかは不透明だし、むしろ日本ボクシング連盟が山根氏は恫喝していたっていうならその証拠を公開すべきなんじゃないですか?

また連盟と喧嘩になりそうな様相となったけど、騒動の責任を取って会長職を辞めたとはいえ、日本ボクシング連盟は山根氏の起こした行為は断罪しなければいけないことは確かだけど、訴える側に対してここまで開き直りに等しい態度を取るようじゃ世間に醜態をまた晒すだけでしかありません。結局は自分の保身しか考えてないとしか映らないでしょうね。

theme : このたわけ者ッ!!
genre : ニュース

山根会長、あっさり辞任

これで騒動が幕引きにならなければいいけど、どっちみち辞めて済む問題ではないのは子供でも分かる。

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山根明氏、選手に謝罪「東京五輪に参加できなくても、その次の五輪もあります」

 日本ボクシング連盟の不正疑惑で、助成金の流用や過去の暴力団組長との関係が批判を受けている山根明会長(78)が8日、辞意を表明した。日本連盟が7日に開いた緊急理事会では、自身の去就を一任され、終了後「男としてのけじめを話す。時間をください」と辞任の可能性をにじませていた。

 山根氏は声明を読み上げ、「選手のみなさまにはこのような問題があったことに関して、会長として申し訳ない。将来、東京五輪に参加できなくても、その次の五輪もあります。がんばってください。本日は本当に申し訳ございません」と謝罪した。

 2018.8.8 12:49 「サンケイスポーツ」より
助成金流用、奈良判定、審判を恫喝、グローブ独占販売疑惑、さらにヤクザの親分と交友関係があったことで今や世間のバッシングを浴びている日本ボクシング連盟・山根明会長、その山根会長が8日昼頃に滞在中の大阪市内で記者会見を開き、会長職を辞任することを表明したみたいです。

先日日本ボクシング連盟の緊急理事会が行われた際、自身の去就について「男としてのけじめを話す。時間をください」と話を持ち帰ったわけだが、一日経ってこれ以上世間からのバッシングを受ければ自身はもとより日本ボクシング連盟、いやさボクシング界の信用に関わるとの考えから辞意を選んだと言えますが、辞めて当然だと思う。
会長職にいるのをいいことに組織を私物化し、異論や反論には恫喝等で報復するわ、自身の息子を勝手にセコンドにつかせるわ、やりたい放題してきたツケは相当なものだし、疑惑が報じられてからマスコミに噛み付くような姿勢を取ったり情緒不安定な態度も目立ったが、辞める際の姿勢はそれと真逆のあっさりしたものでした。

「選手のみなさまにはこのような問題があったことに関して、会長として申し訳ない。将来、東京五輪に参加できなくても、その次の五輪もあります。がんばってください。本日は本当に申し訳ございません」と騒動を謝罪したけど、時すでに遅し的なもので、選手には激励したつもりかも知れないが、選手や関係者にすれば日本のアマチュアボクシングをここまでダメにしたのはあなただ!! そんなあなたに頑張ってくださいなんて言われても嬉しくないよ!! って反論するのがオチ。民進党と同じだよ。

山根会長辞任という急展開となった日本ボクシング連盟の問題、告発した「日本ボクシングを再興する会」にすれば「自分が辞めればそれで済むなんて安易な考えでスッキリしない」「会長職を降りても一理事として残るなら納得行かない」って心境でしょうね。山根会長の辞任は幕引きではなく、一連の騒動の真相究明の第一歩だと思います。

theme : 気になるニュース
genre : ニュース

ささやかな反抗

もう山根明会長の下では出来ない!! って意思が働いたのでは・・・!?

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日本連盟理事3分の1が山根会長に造反、大量辞職へ

 不正判定疑惑などに揺れる日本ボクシング連盟の理事が、大量辞職する見込みとなった。山根明会長(78)を巡る数々の問題が噴出する中で、岐阜市内で開催中の全国高校総体を担当する理事の中に、辞職の意志を固める動きが広がっている。

 教育者として、選手がこれ以上犠牲になることを避けるため、決断に至ったようだ。今後は体制刷新のために動く声も出始めた。

 山根会長の言動だけが表舞台にあふれる中、組織の決定機関に属する理事たちが動き始めた。先月31日に開会した高校総体。判定、お金、会長個人の理不尽行動など日本連盟に関わる種々様々な疑惑が氾濫し、組織としての統治の欠如が露呈する異常事態にようやく心が固まったようだ。

 ある理事が言う。「この会場に来ている理事は、教育者が多い。選手が目の前で頑張っている姿を見て、責任の重さを感じた」。選手に罪はない。ただ、試合では判定が取りざたされ、競技自体への悪いイメージが広がっている。学生にその悪影響が及んでいる状況を一刻も早く改善しなくてはいけないと決意した。

 今日7日の大会閉幕後にも、辞職届を提出する見込みで、30人の理事のうち10人前後と見られる。現在も他理事への訴えかけは続いており、独裁とも称される山根体制で、大きな意思表示であることは確かだ。

 連盟はこの日、JOC(日本オリンピック委員会)などから求められた第三者委員会の設置を決めた。ただし、同会長は一連の疑惑にも、助成金問題を認めた以外は全否定し、退任の考えがないと公言している。「外圧」に頼らず、内部から変化の兆しが見えれば、東京五輪の参加危機まで懸念される状況の改善につながるだろう。

 辞職意志を固めたある理事は「辞職後も次の理事が決まるまでは職務機能は残る」とし、辞めて終わりではないとした。同会長に辞任意志がない場合、除名できる道筋はある。議決権のある理事と各都道府県代表者で全77票のうち、5分の1以上の議決があれば、会長に対して総会の招集を請求できる。その臨時総会に過半数が参加し、3分の2の票が集まれば除名となる。同理事は「除名までいかず、何とか自分たちで決着をつけたい」とした。

 告発状を作成した「日本ボクシングを再興する会」は8日に会見を予定し、新たな証拠などを提示する見込み。その前についに内部から、行動が起き始める。

 [2018年8月7日4時47分 「nikkansports.com」]より
今や世間を大きく騒がせている日本ボクシング連盟の山根明会長、数々の疑惑というか問題行為の発覚もあってか、ワイドショーの格好のネタという意味で日大にとって替わってるみたいだけど、現在岐阜県で行われているインターハイにおいて、ボクシング競技を担当する理事の中に理事職を辞める人が殺到しているようです。

山根会長の理不尽な言動やパワハラ、不正ジャッジ(奈良判定)疑惑など、組織としてガバナンスが著しく落ちている日本ボクシング連盟、これではアマチュアボクシングがダメになり競技人口低下を招く上に、最悪オリンピック競技から除外される危険があると言う懸念から、今インターハイが行われている最中のこと、生徒への影響を考えて教育的にも見て辞職を仄めかす理事が出てきたのも無理はないです。奈良判定は正直あの「中東の笛」と同じだよ。

山根会長のワンマン過ぎる言動と一連の疑惑について告発状を出した「日本ボクシングを再興する会」と協同で今回辞めた理事たちは動くのだろうか? 日大と違ってすぐに行動に移しているのを考えると日大の後手過ぎる姿勢を反面教師にしてるのだろうか?
山根会長を降ろす目的で反旗を翻した一部の理事たち、ただ辞めたところで理事会は機能するのだろうか?

theme : ボクシング
genre : スポーツ

村田諒太、ボクシング連盟に物申す

またもスポーツ界のガバナンスが問われる事態が起こったようです。

引用

村田諒太 助成金不正、ピンハネ疑惑のボクシング連盟を批判「悪しき古き人間達」

 WBA世界ミドル級王者・村田諒太(32=帝拳)が自身のフェイスブックを更新。日本スポーツ振興センター(JSC)からのアスリート助成金を不正流用した疑いを指摘されている日本ボクシング連盟を批判した。

 村田は、JSCから成松大介選手(28)に交付された助成金を連盟側の指示で3選手に分配したとする記事を引用し「成松、大変な思いをしていると思います。選手のことを考えていたら、こんなことは絶対にあり得ない。彼の練習やキャリアに影響が出ないことを願うばかりです」と慮った。

 続けて「そして、そろそろ潔く辞めましょう、悪しき古き人間達、もうそういう時代じゃありません」と連盟の幹部らの責任を追及。「新しい世代に交代して、これ以上、自分達の顔に泥を塗り続けることは避けるべきです」と痛烈に批判した。

 アマチュアボクシングを統括する同連盟の問題を指摘した、都道府県連盟役員らの告発状によると、15年1月のアジアユース選手権に派遣された一部のコーチが、本来は支払う必要のない「大会負担金」を徴収されたほか、今年3月の韓国合宿では日当の“ピンハネ”もあったという。

 [ 2018年7月30日 11:03「スポーツニッポン」ウェブサイト「スポニチ Sponichi Annexニュース」より
日本ボクシング連盟JSC(日本スポーツ振興センター)からのアスリート助成金を不正流用した問題は、一昨年のリオデジャネイロオリンピックのボクシングに出場した成松大輔に交付された助成金を日本ボクシング連盟の山根明会長から「3等分するように」と指示されたことだけど、連盟のトップが助成金をピンハネするなんてあざといって言うか選手のことを全く考えてないもいいところです。

この問題についてWBA世界ミドル級チャンピオン・村田諒太が自身のフェイスブックで、成松を養護、助成金をピンハネしたボクシング連盟を名指しで批判する書き込みをしたようです。

村田は山根会長以下ボクシング連盟首脳陣を「悪しき古き人間達」とも批判したが、選手よりも自分たちの保身と利益しか考えない利己主義者だって映ったんでしょう。正直日本ボクシング連盟って組織として腐ってんじゃないのかと思うし、山根会長からしてロクでもないんだからねェ・・・(助成金をピンハネしただけじゃなく、審判不正や試合で使うグローブの不透明な独占販売をしたというし)。
村田にしてみればボクシング連盟の首脳陣は組織を預かる立場として失格だし、山根会長は考えが古臭い「老害」以外の何物じゃないってことですかね。確かにこんな利己的でワンマンな人間が組織のトップにいるようじゃ組織がロクなものにならないからね、山根会長は日大の田中英寿理事長と同類もいいところだ。村田の批判はごもっとも。

theme : 気になったニュース
genre : ニュース

マサ斎藤死去に猪木が改めてあの戦いを語る

「昭和のプロレス」がまた一つ遠い記憶へとなりました・・・。

引用

マサ斎藤さん死去、猪木「忘れる事できない」巌流島

 日米マットで活躍したプロレスラーのマサ斎藤さんが14日午前1時5分に死去した。75歳だった。弟子の佐々木健介氏(51)が在籍する健介オフィスが16日、発表した。現役引退した99年ごろから発症した難病のパーキンソン病と闘い続けてきたが、最近になって容体が急変したという。87年にアントニオ猪木との「巌流島決戦」の死闘が名勝負として語り継がれる64年東京オリンピック(五輪)レスリング代表。20年東京五輪を目前にしてこの世を去った。

 巌流島決戦で死闘を演じたアントニオ猪木のコメント マサ斎藤選手の訃報に接し、心より哀悼の意を表します。思えば斎藤選手とは、東京プロレスからの長きにわたるご縁であり、巌流島での2人だけの決闘は忘れることが出来ません。私のライバルとして、五輪代表選手として、尊敬出来るレスラーでした。ご苦労さまでした。

 ◆巌流島の戦い 猪木が歴史に残る決闘「武蔵と小次郎の戦い」をヒントに巌流島での試合を発案。マサ斎藤が対戦に名乗りを上げ、87年10月4日に無観客、時間無制限、ルールなしのデスマッチで対戦した。試合は一進一退の攻防が続き、午後6時にはコーナーポストにかがり火が立てられた。フラフラになりながらも猪木が裸絞めで攻撃し、2時間5分14秒、TKO勝ちを収めた。絞め落とされた斎藤は担架で運ばれた。

 [2018年7月17日9時6分「nikkansports.com」]より
今月14日に亡くなっていた昭和を代表するプロレスラーの一人・マサ斎藤、昭和のプロレス好きなら聞いたことがある人物だけにまた一人プロレス界からの訃報にはビックリでしょう。ついこの前ビックバン・ベイダーが死んだっていうし・・・。

マサ斎藤を語る上で欠かすことが出来ないのは、アントニオ猪木巌流島で無観客・時間無制限・ルールなしの一騎打ちをした「巌流島の戦い」が有名だけど、2時間5分に渡る死闘で満身創痍な状態の猪木が裸絞めでマサ斎藤に勝ったっていうけど、そんな条件で戦いたかった猪木は普通じゃないよなと思うし、そんな戦いに乗ったマサ斎藤もまた普通じゃないような・・・?

ましてや猪木とマサ斎藤は「東京プロレス」時代からの古いつき合いで、義理もあったからその戦いが出来たんじゃと思います。
このときの猪木は公私共にボロボロでお先真っ暗状態だったから、リングで死ねたら本望だって感じでやったのではとも思う。

近年はパーキンソン病により闘病生活に終始したものの、最後は帰らぬ人となってしまいました・・・。
猪木にしてみればまた一人戦友がいなくなり、寂しいものがあるでしょうね。とりわけ巌流島の戦いもまた忘れることのできないものだけに。

theme : 訃報
genre : ニュース

16戦目でバンタム級チャンピオンに

最速で3階級チャンピオンに、いやはやスゴイ・・・!!

引用

尚弥 衝撃の112秒殺!国内最速16戦目で3階級制覇

 またも衝撃の戴冠で最強トーナメント出場を決めた。井上尚弥が日本人の世界戦歴代5位の速さとなる1回1分52秒TKO勝ちで、WBA世界バンタム級王座を奪取。日本人5人目の3階級制覇を国内最速16戦目で達成し、今秋開幕の「ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)」参戦を宣言した。日本人が英国人世界王者に勝ったのは初で、世界戦での通算10KO勝利と6連続KOは国内1位タイとなった。

 これでも物足りないのか。“過去最強の相手”マクドネルを112秒で沈めたあと、井上は「何も分かんないまま、バンタム級の初戦が終わっちゃった」と苦笑いした。「中盤までいってバンタム級の体力とか耐久性とかを確認できていたら、自信を持ってトーナメントへ行けるけど、ここから行くとなると未知ですよね」。米国と英国に生中継された一戦で「怪物ぶりは十分アピールできた」と自ら言いながらも、手応えは残らなかった。

 相手のジャブにスピードがないと見切ったのが開始30秒。「1回前半は様子見」のセコンド指示を無視して攻めに出た。体格差があるため「普通のフックは当たらない」と左のロシアンフック(肩を回して打つフック)を側頭部に当てると王者がよろけ、左ボディーでダウンを奪った。ロープに詰めると「(相手が前日計量に遅刻した)怒りもこもっていた」ラッシュで、10年間無敗だったマクドネルをTKO負けに追いやった。「この試合もそうだけど次の試合も決まっているので、今までにないプレッシャーがあった」。試合前、ジムの同僚たちに控室から出てもらったほど、集中した気持ちをリング上で爆発させた。

 会場入り後の体重チェックでマクドネルが6階級上のウエルター級にあたる65・3キロを記録。減量に苦戦して計量に1時間10分遅刻し、バンタム級のリミットを200グラム下回る53・3キロでパスした前日から12キロも増えていた。一方、計量ではリミットの53・5キロだった井上は6キロ増の59・5キロ。IBFの当日計量と違い増量幅の限度や罰則はなく、6キロの体重ハンデを背負っての戦いだったが「単に動きが鈍るだけ。リング上で重さは感じなかった」と言ってのけた。

 対戦相手に恵まれなかったスーパーフライ級を卒業。ファイティング原田、辰吉、長谷川、山中ら名王者が名を連ねるバンタム級でベルトを巻き「夢みたい。レジェンド、偉大な方ばかりなので、そのスタートラインに立ったのは誇りに思いたい」と話した。リング上では海外再進出や他団体王者との統一戦も保証されるWBSSへの出場を表明し、「優勝できるように頑張ります」と宣言。「(WBO王者)テテとはやってみたいけど、当たれば一緒なので誰でもいい」。真の最強を決める戦いが、怪物をさらに強くする。

 [ 2018年5月26日 05:30「スポーツニッポン」ウェブサイト「スポニチ Sponichi Annexニュース」より
スーパーフライ級からバンタム級に転向した井上尚弥、バンタム級は過去にも記録にも記憶にも残るチャンピオンを輩出してるだけに、井上もそれらに肩を並べられるかに注目が集まったけど、もっと注目が集まったのはフライ及びスーパーフライでチャンピオンとなっており、3階級でチャンピオンなるかでした。

現チャンピオン、ジェイミー・マクドネル(イギリス)に挑んだ井上、前日の軽量では上限となる53.5キロよりも6キロ増だったものの「単に動きが鈍るだけ。リング上で重さは感じなかった」と気にしなかったが、ここはWBA、IBFとは違って限度も罰則もない為でしょう。

そして挑んだ試合、マクドネルのジャブを見て一気に攻めの姿勢に出た井上、左フックを喰らわせ左ボディでダウンを奪うと、怒涛のラッシュでTKO勝利を掴んだけど、1分52秒しか経っておらずまさに最速かつノーダメージで勝利、格ゲーみたいです・・・。

試合後「何も分かんないまま、バンタム級の初戦が終わっちゃった」と苦笑いした井上、国内最速の16戦目での3階級制覇を果たしたものの、初めてのバンタム級の試合は驚きすら感じなかったんでしょうか。

1ラウンドTKO勝利でバンタム級チャンピオンとなった井上、通算16試合目で3階級を制するって井上も何かを「持ってる」感じです。
この勝利でWBSS(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ)参戦を決意した井上、真のチャンピオンを目指すシナリオは始まったと思います。

theme : ボクシング
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アジシオ次郎

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