井岡一翔、復活の4階級制覇!!
一度は❝終わった❞とも言われたが、見事な復活劇です。
去年の大晦日での屈辱がバネになってそれを晴らした瞬間と言えます。
序盤はお互い互角も中盤に入って井岡がパリクテの隙をついてジャブやボディを放てば、パリクテも負けじとパンチの応酬で、互角な内容が続いたけど、8ラウンド目から疲れが出てきたパリクテの隙をついてワンツー! そこから試合を優位に進めて迎えた10ラウンド目、強烈なラッシュでパリクテを圧倒してダウンを奪うとレフェリーがストップをかけた!! この瞬間TKO勝ちを収めた井岡、そして日本人初の4階級制覇という偉業まで果たしたのです。
「去年の大みそかに悔しい思いをした。それからは、このベルトを取ることだけを考えて生きてきた」と感情を顕にした井岡、去年の大晦日に判定負けして以降、チャンピオンに返り咲きたいという強い気持ちでこの日を迎え、そしてチャンピオンに返り咲いたのだから、感極まるのも当然かも知れない。
2017年に突然引退し、昨年現役復帰したのも驚きだが、JBC(日本ボクシングコミッション)の規則に反するタトゥーを入れるという行為、日本国内だけに留まりたくないという現れに取れるけど、世界を股をかけて戦うって意識の表れに取れます。
最初はあまりパンチを打たずいつもの井岡かと思いきや、中盤からパンチの応酬を展開するという展開、そして相手にじわじわとダメージを与えてひるんだその隙に怒涛のラッシュ!! 実にかっこいいです。
「これからも海外で強い相手とやっていきたい」令和初の世界チャンピオンとなった井岡、ボクシング人生第2章の始まりを告げるゴングは高らかに鳴ったと思います。次の目標はスーパーフライ級チャンピオンの防衛かそれとも次の階級に進んでそのチャンピオンを目指すのか、どっちだろう。
去年の大晦日での屈辱がバネになってそれを晴らした瞬間と言えます。
日本人初となる4階級制覇をかけて臨んだ井岡一翔、幕張メッセで19日に行われたWBO世界スーパーフライ級王座決定戦で同級1位のアストン・パリクテに挑んだけど、実に内容のある試合でした。引用
井岡、日本男子初4階級制覇!具志堅超え世界戦最多15勝/BOX
プロボクシング・ダブル世界戦(19日、千葉・幕張メッセイベントホール)WBO世界スーパーフライ級王座決定戦で同級2位の井岡一翔(30)=Reason大貴=が同級1位のアストン・パリクテ(28)=フィリピン=を10回1分46秒TKOで破り、日本男子初の4階級制覇を達成した。世界戦の勝利数も具志堅用高を抜き、日本選手最多の15となった。WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(25)=ワタナベ=は、挑戦者で同級10位のタナワット・ナコーン(26)=タイ=に3-0の判定勝ち。初防衛に成功した。
泣いた。クールな井岡が男泣きした。2度目の挑戦で成し遂げた4階級制覇。高ぶる感情を抑えることができなかった。
「去年の大みそかに悔しい思いをした。それからは、このベルトを取ることだけを考えて生きてきた」
リーチで6・3センチも上回るパリクテと、7回にはひるまず打ち合った。そして10回1分過ぎ。強烈な右ストレートから一気の連打。レフェリーが試合を止めるまで、パンチを出し続けた。
昨年大みそかはマカオでドニー・ニエテスに判定負けし、再起を期して半年。ニエテスと同じフィリピン出身で、KO率75%を誇るパリクテのパワーを鉄壁の防御で封じた。
初めて世界王者になった2011年から8年をかけて4階級制覇を遂げた。17年大みそかに引退を発表し、昨年9月に現役復帰。拠点を海外に移すなど曲折の末の戴冠だった。JBC(日本ボクシングコミッション)の規則に抵触するタトゥーを左腕にいれたのは、「日本だけにいる世界王者にはなりたくない」という決意の証しだったのかもしれない。
そのタトゥーをスプレーで消して上がった2年2カ月ぶりの国内リング。世界戦で15勝目を挙げ、具志堅用高を超えて日本最多の勲章も手に入れた。
再婚予定の30代の一般女性との間には間もなく第1子が誕生する。17年に結婚した歌手、谷村奈南とはスピード離婚。「入籍はもうすぐします。この試合までは…と思っていた」と私生活でも新たな幸せを得た。
「これからも海外で強い相手とやっていきたい」。平成生まれで日本初の世界王者となり、平成最後の世界戦で敗れ、令和最初の世界王者になった。頑固なまでに己の道を進む井岡が、目標に掲げる“唯一無二”にまた一歩近づいた。
2019.6.20 05:03 「サンケイスポーツ」より
序盤はお互い互角も中盤に入って井岡がパリクテの隙をついてジャブやボディを放てば、パリクテも負けじとパンチの応酬で、互角な内容が続いたけど、8ラウンド目から疲れが出てきたパリクテの隙をついてワンツー! そこから試合を優位に進めて迎えた10ラウンド目、強烈なラッシュでパリクテを圧倒してダウンを奪うとレフェリーがストップをかけた!! この瞬間TKO勝ちを収めた井岡、そして日本人初の4階級制覇という偉業まで果たしたのです。
「去年の大みそかに悔しい思いをした。それからは、このベルトを取ることだけを考えて生きてきた」と感情を顕にした井岡、去年の大晦日に判定負けして以降、チャンピオンに返り咲きたいという強い気持ちでこの日を迎え、そしてチャンピオンに返り咲いたのだから、感極まるのも当然かも知れない。
2017年に突然引退し、昨年現役復帰したのも驚きだが、JBC(日本ボクシングコミッション)の規則に反するタトゥーを入れるという行為、日本国内だけに留まりたくないという現れに取れるけど、世界を股をかけて戦うって意識の表れに取れます。
最初はあまりパンチを打たずいつもの井岡かと思いきや、中盤からパンチの応酬を展開するという展開、そして相手にじわじわとダメージを与えてひるんだその隙に怒涛のラッシュ!! 実にかっこいいです。
「これからも海外で強い相手とやっていきたい」令和初の世界チャンピオンとなった井岡、ボクシング人生第2章の始まりを告げるゴングは高らかに鳴ったと思います。次の目標はスーパーフライ級チャンピオンの防衛かそれとも次の階級に進んでそのチャンピオンを目指すのか、どっちだろう。