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「突き押し」にこだわって初優勝

COVID-19による大量の休場者及び両横綱がいない今年の初場所を制したのは・・・!!

引用

大栄翔、初優勝!27歳平幕「夢のよう」 突き押しスタイル貫き埼玉出身力士初の快挙

 2敗の単独首位で迎えた西前頭筆頭の大栄翔(27=追手風部屋)が隠岐の海(35=八角部屋)を突き出しで下し、13勝2敗で初優勝を果たした。平幕優勝は昨年7月場所の照ノ富士以来33度目(32人目)で、埼玉県出身力士の優勝は初。磨きをかけた突き押しのスタイルを貫き、過去5年で初優勝力士が誕生した新年最初の本場所で新たなスターが名乗りを上げた。

 鬼瓦のような大栄翔の表情が、少しだけ緩んだように見えた。優勝賜杯を手にした時の印象を問われた時だった。「あんなに重いものとは思ってなくて、びっくりした」。入門9年目にして夢をつかみ「自分の相撲を取り切った。うれしさしかない。夢のよう。言葉に言い表せない」と感慨に浸った。

 迷いなく攻めて8発の突きに全力を注いだ。低い前傾姿勢で頭からかますと回転よく両腕を突き出す。左右の喉輪で隠岐の海の上体を起こし、そのまま一気に突き出した。7日目までに大関、関脇、小結の7人を総なめにする快進撃。後半戦は重圧もあって土俵際に追い込まれる相撲もあったが、一日一番に集中し埼玉県初の優勝力士になった。誰もが驚いた快挙には、3つの要因があった。

 (1)右肘の回復 1年前だった。大栄翔は後援会長の栗原友介氏(60)にこう漏らした。「肘に違和感があるんです」。整形外科医として朝霞市で開業する栗原氏は早速エックス線でチェック。師匠の追手風親方(元幕内・大翔山)の知人の病院で昨年10月に右肘の遊離軟骨を除去した。同氏は「昨年の11月場所はまだ肘をかばうような動きだったが、今場所はそれがなくなっていた。手術は大きな転機だった」と分析した。

 (2)突き押し 高校まで四つ相撲だったが、入門後に師匠から「体が大きいわけでないのだから、まわしにこだわるな」とアドバイスされ転向した。生命線は立ち合いのぶちかまし。最近は右足の踏み込みを意識した稽古で磨きをかけ「今場所は立ち合い一度も負けてない」と自信を持っていた。

 (3)稽古環境 所属する追手風部屋は四つ相撲の遠藤、小兵の翔猿、十両で優勝した剣翔ら関取6人を抱える。コロナ禍で出稽古が禁じられる中、いろんなタイプと稽古をできる環境も奏功した。「どんなタイプにも回転のいい突っ張りをすることができた。感謝しています」

 アマ時代は主要大会での優勝に縁がなかった男がついに最高峰のタイトルを手にした。「変わらずに自分のいい相撲を毎日取れるよう、これからも頑張っていきたいです」。初場所は6年連続で初優勝力士が誕生しており、21年も遅れてきた大器が大きな花を咲かせた。

 [ 2021年1月25日 05:30「スポーツニッポン」ウェブサイト「スポニチ Sponichi Annexニュース」より
本命というか主役がいないに等しかった今年の大相撲初場所、その初場所を制したのは前頭筆頭の大栄翔、昨年7月場所の照ノ富士以来となる平幕優勝となったわけだが、また埼玉県出身者で初の優勝力士ともなったわけで、偉業っちゃ偉業です。

大栄翔のセールスポイントは「押し相撲」、いわば突き押しを主体とする取り組みだが、これには高校まで四つ相撲だったものの追手風部屋入門後に「まわしにこだわるな」というアドバイスから押し相撲に転換し立ち合いのぶちかましに磨きをかけたと思うけど、それに固執した結果がプラスになったと思うね。

13勝2敗で初優勝となった大栄翔、天皇賜杯を手にした時には「あんなに重いものとは思ってなくて、びっくりした」ってコメントしたけども、初優勝の感触は喜ばしいものではないでしょうか。
「自分の相撲を取り切った。うれしさしかない。夢のよう。言葉に言い表せない」というコメントがそれを物語ってるけど。

今年の初場所は大栄翔が躍進して初優勝という結末だったけど、場所全体を見れば無事に15日全うしたこともいいことです。

theme : 大相撲
genre : スポーツ

白鵬がCOVID-19に・・・!!

来週から始まる大相撲初場所を前にとんでもない事態が起こってしまいました・・・!!
てか緊急事態宣言発令で初場所の開催も危ぶまれるんですが・・・!?

引用

白鵬がコロナに感染 4日に嗅覚異常の症状あった

日本相撲協会は5日、横綱白鵬(35=宮城野)が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。

協会によると白鵬は4日に嗅覚異常の症状があり、PCR検査を受けたところ、5日朝に陽性と診断された。接触した宮城野部屋の力士らについては、5日に先行してPCR検査を行う予定という。

初場所(東京・両国国技館)は10日に初日を迎える。

[2021年1月5日13時40分「nikkansports.com」]より
昨年の11月場所まで3場所連続で休場の横綱・白鵬、来週10日から始まる初場所で巻き返しを図りたいところだが、そこにとんでもない❝待った❞がかかったと言うしかない今月5日にCOVID-19に感染したことが発覚、先日味覚異常を訴えてPCR検査を受けた際に陽性反応、白鵬が感染したことで所属する宮城野部屋関係者全員検査対象となったわけだが、角界では年末年始にかけて新規感染者が続出しており、日本相撲協会にとって由々しき事態となったことは確実です。

11月場所まで3場所休場で日本相撲協会から「注意」勧告を受け、危機感が出たからか合同稽古に参加するなど調整に励んでいた矢先のCOVID-19に感染、白鵬にとっても角界全体にとっても大変です。

ましてや相撲部屋は「3密」になりやすく、力士もまた糖尿病などの基礎疾患持ちも少なくないだけに、大丈夫なんてもんじゃないです。
来週開催の初場所とはいえ、緊急事態宣言が出たら開催そのものも危ういし仮に開催したところでその途中で新規感染者が出れば本場所の❝打ち切り❞なんてことにもなりかねません。相撲関係者は感染のリスクも高いだけに、どうなることやら・・・!?

巻き返しを期す白鵬だけじゃなく、角界全体が大ピンチだ。

theme : コロナウイルス感染症
genre : ニュース

「トーナメント」になぞらえて

 大関に返り咲いてから危機感が自らの中で出てきたといえます。

引用

貴景勝Vから一夜「トーナメントやと思ってやった」

 大相撲の大関貴景勝(24=千賀ノ浦)が自身2度目の優勝を果たした11月場所千秋楽から一夜明けた23日、オンラインで一夜明け会見を行った。あらためて優勝を振り返り「初優勝とはまた違った優勝だったので、少し疲労感も多かったと思う。今場所は決定戦もあってつかみ取ったなという感じ」と話した。

 秋場所の反省をしっかりといかして、賜杯を手にした。秋場所は1差で追いかける展開で優勝争いに加わるも、関脇正代に追いつけずに優勝次点。あらためて「一番の星の重さを感じました」と実感。だからこそ「15日間でどれだけ勝つかというよりも、トーナメントやと思ってやった。初日勝ったら2日目に進める、2日目に勝ったら3日目に進めるって考え方を変えた。今日負けても明日勝つ、という精神的なブレを直すのも大事だけど、今場所は視点を変えてやりました」とこれまで以上に、目の前の白星に強くこだわった。

 人生の伴侶を得て臨んだ場所でもあった。9月の秋場所前に婚約を発表していた、06年に亡くなった元大関北天佑の千葉勝彦さんの次女で元モデルの有希奈さんと、11月場所前に結婚していたことを明かした。「私事ですけど場所前に入籍しまして、頑張っていきたいと思っていたので良かったです」と自身の結婚に、最高の形で花を添えた。妻の有希奈さんとは相撲の話はしないといい「食事の面とか、そういう所でいろいろとやってくれる」と土俵に集中できる環境を作ってくれることに感謝した。

 来年1月の初場所は、自身初の綱とり場所になる。「今場所も自分の中で最高の形でやったつもり。来場所によって何か変わることはないけど、初場所までやれることをやり切って、しっかり勝負していきたいなと思います」と話した。

「一般的に突き押しで横綱は厳しいという声もあるが」と問われると「だから目指す価値がある。無理と言われたのをやり遂げた時の充実感というのは代えられないものがある。押し相撲の魅力も伝えたい。今から四つ相撲を覚えられないので、日々励んでいきたい」と幼き頃から磨き続けた突き押し一本で頂点を目指す。

 [2020年11月23日11時42分「nikkansports.com」]より
 両横綱及び期待の大関・朝乃山と正代(新大関)が揃って休場と主役不在だった今年の大相撲11月場所(本来なら九州場所だが)、その11月場所を制したのは大関陣でただ一人最後まで出場した貴景勝、小結・照ノ富士と千秋楽の結びの一番で敗れ決定戦に持ち込まれるも、得意の押し相撲で勝って自身2度目の優勝となったわけだが、2017年初場所において稀勢の里が制して以来となる大関の優勝、今場所唯一最後まで出た大関の面目を保ったと思います。

 2度目の優勝を果たした千秋楽から一夜明けて臨んだオンラインでの会見で「15日間でどれだけ勝つかというよりも、トーナメントやと思ってやった。初日勝ったら2日目に進める、2日目に勝ったら3日目に進めるって考え方を変えた。今日負けても明日勝つ、という精神的なブレを直すのも大事だけど、今場所は視点を変えてやりました」と述べた貴景勝、先場所は終盤まで優勝争いに加わるも関脇・正代の後塵を許し優勝ならず、これで得た教訓が目の前の白星を掴むことの重要さなわけで、いわば「勝てば次に進める」という自らを追い込むようにトーナメントのつもりで今場所に臨んだと言える。
 こういう危機感が勝負師に必要なことで、自らに試練を課すことは当たり前っちゃ当たり前だけど、一度大関に上りながらケガもあって陥落し、そこから這い上がって再び大関に上り詰めたからこそ言えたね。

 復活を遂げた感がする2度目の優勝、こうなると次優勝すれば横綱が見えてきそうです。

theme : 大相撲 注目の力士
genre : スポーツ

朝潮こと現高砂親方が定年

 角界には定年という制度があるけど、この人も定年を迎えました。親方として人気だったけど。

引用

高砂親方11月場所で定年「問題起こす横綱もいた」

 大相撲11月場所(8日初日、東京・両国国技館)を最後に定年を迎える高砂親方(元大関朝潮)が4日、都内の部屋でリモート会見に出席した。

 12月9日に65歳の誕生日を迎える心境について「あまりやり切ったとか、今場所で終わるとかの感覚はない。高砂という名前が変わるときにそう感じるんじゃないか。(定年を迎える前日の)8日で終わりだから、それまでに誰を後継者にするか決めないといけない。(やり残しは)別にないかな。あまり欲をかくのは良くない。腹八分くらいがちょうどいい」と柔和な笑顔を見せた。今後は名跡を変更して、協会に残るという。

「大ちゃん」の愛称で人気を集め、現役時代はぶちかましを武器に85年春場所で悲願の初優勝を果たした。引退後は年寄山響を襲名して高砂部屋付きの親方として後進を指導。その後は若松部屋、高砂部屋を継承して、師匠として多くの力士を育てた。

 長い師匠人生での苦労を問われると「いろんな問題を起こす横綱もいた」と、かつての弟子である第68代横綱朝青龍に触れた。25回の優勝を積み重ねながら、数々の問題行動で引退。高砂親方は「かばうにもかばいきれない。自業自得。本人にそう言っておいて」と苦笑いを浮かべた。

 定年が迫る中で、近大の後輩でもある朝乃山(26)が昨年夏場所で初優勝、今年3月には大関昇進を果たした。輪島以来となる学生出身の横綱誕生へ「先(秋)場所のように初日から3連敗はやめてほしい。攻めの相撲と右四つのかたちをつくってもらいたい」と話した。

 [2020年11月4日13時11分「nikkansports.com」]より
 今月8日から両国国技館で開かれる大相撲11月場所(例年なら九州場所だが、COVID-19を懸念して今年は両国国技館で実施)、そんな中今場所をもって定年を迎える高砂親方(元大関・朝潮)、なぜ今場所をもって定年かというと12月9日をもって65歳になり、65歳が定年であるからだけど、高砂親方にとって親方人生は悲喜こもごもだったと思うね。

 現役時代は大関・朝潮として有名で引退後「年寄」山響を襲名してその後若松親方、そして高砂親方を襲名して後進の指導にあたったけど、中でも「いろんな問題を起こす横綱もいた」元横綱・朝青龍の存在は欠かせないでしょう、よくも悪くも。
 優勝25回と実績は十分すぎるが一方で素行不良も目立ち(ケガを理由に巡業を休むも母国でサッカーに興じて問題視され、また高砂親方の監督責任も問われる事態にもなった事件は有名)、結果としてこれが引退へと追い込まれたわけだが、これについては「かばうにもかばいきれない。自業自得。本人にそう言っておいて」と苦笑いだったが、師匠であるあなたの責任も大きいわと言いたくなります。

 最近では大関に昇進した朝乃山の存在もあり、久々に高砂部屋出身の力士が話題に上っているけど「先(秋)場所のように初日から3連敗はやめてほしい。攻めの相撲と右四つのかたちをつくってもらいたい」と師匠として「ダメ出し」を送ったようです。
 名称を変更して日本相撲協会に残る予定の高砂親方だけど、部屋を誰が継承するんだろうか。

theme : 大相撲
genre : スポーツ

玉ノ井部屋で「クラスター」

 来週から始まる大相撲秋場所を前に、由々しき事態が起こってしまいました。

引用

玉ノ井部屋で計19人感染 親方と所属力士全員全休

 日本相撲協会は10日、東京・足立区にある玉ノ井部屋の十両富士東と幕下以下の力士17人が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。

 また同部屋に所属する玉ノ井親方(元大関栃東)と力士全員は秋場所(13日初日、東京・両国国技館)を全休し、外出禁止とすることも決めた。

 5日に感染が判明した幕下以下の力士1人も、玉ノ井部屋所属の力士だった。以降、協会は足立区保健所に相談し、指示を受けて同部屋所属の協会員32人に新型コロナ感染の検査を実施したところ、新たに18人の感染が判明した。

 合計19人の内、12人がすでに医療機関に入院しているが重症者はいない。無症状の7人については随時、入院治療を行うとした。

 報道陣の電話取材に応じた芝田山広報部長(元横綱大乃国)は、同部屋所属の行司、呼び出し、床山、世話人に関して「裏方については話を聞いたところ、部屋に全く行っていないとのこと。感染症の先生と話したところ、そういうことなら(出場は)問題ないとのこと」と明かした。

 同広報部長は、休場する力士らの成績について「それは審判部が場所後の編成会議で決めること。今は申し上げることはできない」と説明。しかし「何かしらの形でとらないといけない。感染が悪いわけではないので」と救済措置がとられる可能性を示唆した。

 現段階で、他の部屋からの体調不良の報告は届いていないという。これまで協会は各部屋に対して、八角理事長(元横綱北勝海)名で厳しく感染防止徹底の通達を行ってきた。それでも発生した集団連鎖感染。芝田山広報部長は「ウイルスは目に見えるものではないので避けられない。こうなるのは仕方ないと思っている」と感染防止の厳しさをあらためて痛感。しかし他の部屋で感染が起きていないことから「そこの部屋で収めることが大事。そこで食い止めることが重要」と話した。

 秋場所の開催については「1つの部屋で(感染者が)出たけども、封鎖はしっかりできているので開催は全く問題ない」と断言。開催方法などに変更はなく、予定通りに開催する。

 [2020年9月10日11時29分「nikkansports.com」]より
 玉ノ井部屋の力士17人がCOVID-19に感染するという由々しき事態、これを受け来週13日から始まる大相撲秋場所を玉ノ井部屋に所属する他の力士を全休とすることを決めたけど、角界からクラスター感染が発生。予測した懸念だったかも知れません・・・。
 立正大学淞南高校のサッカー部や天理大学のラグビー部と同じように、集団生活はクラスター感染が発生しやすい環境なのを改めて痛感します・・・。

 部屋単位でクラスター感染が発生したことを受け、日本相撲協会は重く見ていないんでしょうかね?
「1つの部屋で(感染者が)出たけども、封鎖はしっかりできているので開催は全く問題ない」と秋場所の開催を予定通り行う方針だが、今場所出場停止となる玉ノ井部屋の力士についての処遇及び予定通り秋場所を開催していいのだろうかと懸念の声が聞かれないことは残念だ。

 それと関取は個室で幕下以下は集団で大部屋という常識が、COVID-19拡大という非常時においては考えられないものという意識を持つべきなんじゃないの? これがクラスターにつながるってことを重く見なければダメだ。いくらCOVID-19対策をしていても、集団生活が当たり前の角界じゃ対策を取っているようで全くそれが感じられないと思います。それと感染した力士が無事に回復することを願いたい。

theme : コロナウイルス感染症
genre : ニュース

照ノ富士が復活優勝

 久々に観客を入れて両国国技館にて開催した今年の7月場所を制したのは何と・・・!!

引用

照ノ富士V!伊勢ケ浜親方、突っぱね続けた弟子の引退「ここまでやってくれるとは」/7月場所

 大相撲7月場所千秋楽(2日、両国国技館)奇跡の復活優勝を遂げた照ノ富士(28)の師匠、伊勢ケ浜親方(60)=元横綱旭富士=は、けがや病と戦うまな弟子の姿を振り返り、偉業をたたえた。先に照ノ富士の優勝が決まる中、朝乃山(26)は関脇正代(28)を押し出し、12勝3敗で新大関場所を終えた。横綱昇進へ、秋場所(9月13日初日、両国国技館)での活躍を目指す。

 一本の優勝旗をともに握った。その瞬間、この師弟にしか分からない、突き上げるような感情が以心伝心で伝わったことだろう。照ノ富士の師匠、伊勢ケ浜親方は目元を拭い感慨に浸った。

 「ここまでやってくれるとは思わなかった。場所前には、勝ち越してけがなく終わればいいなと思っていた。勝つたびに波に乗っていったね」

 両膝のけがや糖尿病などで幕内から陥落して、弟子が進退を口にしたのは一度や二度ではない。そのたびに、同親方は「まず体を治すこと。それから考えよう」と突っぱねた。

 自身も昭和62年秋場所後に大関昇進してから、持病の膵臓(すいぞう)炎を悪化させた。病と闘いながら、連続優勝した平成2年名古屋場所後に、平成初の横綱に上り詰めた。「(照ノ富士に)後悔させないように、けがに負けて終わってしまわないように。(引退は)けがを克服してやれることをやって、本人も納得してからと思った」と心境を吐露した。

 毎日病院へ向かって治療する姿、コロナ禍でジムに通えない中、部屋のトレーニング室の器具を使って黙々と汗を流す照ノ富士をずっと見守ってきた。5年前にも同じ審判部長として、土俵上でこの弟子に優勝旗を渡したが、今回は趣が違う。「一生懸命頑張ったが、今もけがと闘っている最中。本当に頑張った」。

 本来ならば優勝した力士のいる千秋楽の打ち上げパーティーは、飲んで歌って盛大に盛り上がる。しかし、コロナ禍の影響で、後援者らと一堂に会して喜びを分かち合うことはできない。東京・江東区の伊勢ケ浜部屋で所属する力士らと食事をともにし、恒例の大鯛で祝うこともない。だが、心に染み入る静かな至福のときは、この復活劇にはよく似合う。

 2020.8.3 05:02 「サンケイスポーツ」より
 今場所を制したのは今場所幕内復帰した前頭17枚目の照ノ富士、両膝の怪我や糖尿病などもあり序二段にまで番付を下げながらも相撲を辞めなかった背景には師匠・伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)の強い励ましがあったと思うと、親方の弟子を想う気持ちの素晴らしさと言いますか、それに答えた照ノ富士も素晴らしいと思うね。

「まず体を治すこと。それから考えよう」と序二段にまで落ちた際には相撲を辞めようとかと考えた照ノ富士をこう説得した伊勢ケ浜親方、なぜなら自身も病と闘って横綱にまで上り詰めた経験を持っているからか、ケガや病を理由に引退したなんて悔いだけが残ると説いたのかも知れません。

 今場所幕内に復帰してどれだけやれるかに注目も集まった照ノ富士、まさか優勝するとは予想だにしなかったと言いますか・・・!? 優勝した理由に両横綱(鶴竜は2日目から休場、白鵬は13日目から休場)が最終的にいなくなったことも挙げられるが・・・。
 大相撲史上最も記憶に残る復活優勝を果たした照ノ富士、大関まで行きながらケガや病で幕下以下にまで落ちながらそこから復活したって奇跡としか言い様がありません。これはかつて所属したオリックスを高年俸を理由にクビとなりどこも拾ってくれる球団がなく、最終的に中日が育成枠で拾ってそこから支配下登録を勝ち取って活躍、日本シリーズでMVPを獲得した中村紀洋とは違った意味で奇跡の復活と言えますかね。

theme : 大相撲
genre : スポーツ

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