「ドラえもん」は「有害図書」である(その11)

いつぞやの記事で「ドラえもん」はアジア圏で人気を博す一方で欧米では全く受け入れられてないと述べたが、特にアメリカではヒーロー的な男性が尊ばれる国民性もあってか、常に誰かに頼って努力もしないのび太のような奴は子供の人格形成に悪影響だという理由で長く放送されなかったけど(2014年になってアニメが放送されたが)、日本的な生活習慣が国によって受け入れ度に温度差が出ることも影響している。

他力本願を正当化する内容もだし、あといじめや差別に当たる表現も多いだけに、アメリカ人にしてみれば「こんなものを子供に見せていいものか」って指摘するのも無理はないでしょう。ヘタレのダメ人間が主人公の漫画やアニメはアメリカ人には好ましくないと映るってことか。

現在「ドラえもん」のアニメが放送されず漫画も出版されてない国において、ここでは「ドラえもん」はまず受けないし、仮に進出して出版・アニメ放送したところですぐに批判殺到に遭って有害コンテンツに指定されるのがオチだとなる国が私が思うにここなんじゃねェかなと思うんだよ。それはドイツスウェーデンだ。

ドイツでも日本の漫画やアニメはいくらか進出しているが「ドラえもん」については未だテレビ放送されておらず、コミックも出ていないって言うが、なぜドイツで受け入れられてないのかと言うと、ドイツ人は勤勉と努力を尊び、怠惰をとにかく嫌う国民性なことから、それと間逆な「ドラえもん」はドイツ人には受け入れがたいものなんでしょうね。ギリシャ危機においてドイツ国内でギリシャ支援に反対意見が出たのも「努力もせずぐうたらな楽天家なギリシャを何で我々が負担しなければいけないんだ」って言う考えもそうであるように、あくせく努力をせず怠けることを悪いと思わない人間には嫌悪感しか持てないんでしょうね。プロテスタントであるドイツと東方正教会であるギリシャは水と油ってことだ。勤勉と努力・規律をモットーとするお国柄ゆえにそれとは180度異なる「ドラえもん」にはハナっから拒否反応すら示すだろうね。仮に進出したところで保護者層などから批判が殺到してアニメは放送禁止、コミックは有害図書と見なされるだろう。
「勤勉を尊ぶ我々の価値観には合わない!!」「怠惰や軟弱を良しとするようなものを子供に見せるな!! 子供に悪影響だ!!」ってね。

スウェーデンについては、高福祉・高負担国家と言うイメージがあるけど、他には強い個人を作る自立性を子供の内から持たせる風潮があり、また人権意識も強いイメージもあり、冗談でも「死ね」「殺すぞ」なんて言えばすぐさま警察沙汰になることもあるように、社会において暴力根絶が当たり前とされているなど、非常に社会が進んでいる国としても知られている。
子供の内から自立性を伸ばす教育が喜ばれたり、親は人前で子供を叱ったり叩いたりしない、公共の場で暴力やハラスメントは厳罰に当たるなど、強い自立性と人権意識が根付いているスウェーデン、そんなスウェーデンで「ドラえもん」はそれと真逆だから受け入れられないと思う。常にドラえもんに頼って何もしないのび太はスウェーデン人にすれば「こんな奴は我々の価値観には合わないし、子供に悪影響だ!」って批判しかないでしょう。親や教師が子供を頭ごなしに怒ったりするシーンも「我々の価値観では考えられない!」ジャイアンがのび太に暴力を振るったりするシーンも「人権意識に著しく欠けている!」って批判しか出ないでしょう。スウェーデン人にすれば「ドラえもん」は「こんなものは我々の価値観とはえらくかけ離れてるだけでなく、子供たちを堕落させるけしからんコンテンツだ!」って有害指定以外の何物でしかないね。自主性と自立心を磨くことが良しとされ、暴力や差別を許さない高い人権意識を持つお国柄では。子供の内から強い自立性を磨くって点では日本も見習うべきところはあるが。こう見るとスウェーデンって進んだ国だよなァ・・・。

兎にも角にも国民性の違いもあるが、ヨーロッパの大半では「ドラえもん」は受け入れられてないってことでしょう(イタリア・スペインぐらい)。その中で勤勉と努力を尊ぶドイツ、そして強い自立性を持つことを尊ぶスウェーデンでは一生受け入れられないと思う。努力と勤勉、そして強い自立性を持つことは正しいこと、それと間逆な「ドラえもん」など有難がっちゃいけないと思います。

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theme : 徒然なるままに
genre : ブログ

日本と海外で異なる「漫画やアニメに対する認識」

ゲームソフトに導入されているレイティングシステム、これはゲームの購入・閲覧・貸与などが出来る年齢制限の枠で、日本においてはCERO(コンピューターエンターテイメントレイティング機構)なる組織が有名だけど、いわゆるエロ・暴力・犯罪などの表現や思想に関して独自の倫理規定を設けて審査したゲームソフトの対象年齢を決めるのが主な業務だが「18禁」「何歳以上推奨」に代表される年齢下限について区分を行うことなんだよね。ゲームに限らず映画にも当てはまるものだが。

ゲームや映画に見られる年齢下限、もし漫画にもそれと同じシステムがあったらどうか?
日本では全年齢関係なくあらゆる漫画を見たり触れたり買えたり出来るけど、中にはエロ・暴力・犯罪・ギャンブルといった表現もあり、それらの表現について「青少年に悪影響だ」「少年犯罪の増加はああいう漫画のせいだ」って的外れな批判意見が出るもんだから、困ったもんだよね・・・。少年犯罪の増加やモラルの低下は社会に問題が大いにある。

海外に目を向けると、当然日本の漫画やアニメが進出して人気を博しているわけだが、日本と違うところは一部のシーンがカットされたりするわけだが、向こうでは主に子供が見るものにはエロや暴力・犯罪といったシーンは好ましくないという理由でカットしたり年齢規定を設けたりなど設定を変えるわけだが(極端な例ではアルコールがソフトドリンクに、タバコがキャンディーに差し替えられたり)、表現の自由よりも青少年への配慮を取ってると思うね。
「日本の漫画やアニメはエロや暴力的な表現があり過ぎる」って一部から批判されるのも無理はないが、国民性もそうだし倫理観がえらく異なるのも理由なんだよね。だったらアメリカの映画やドラマはどうなんだと言いたくなるが、あれはきちんと年齢下限を設けてるからだと言われるけどね。
これには日本と海外で漫画やアニメに対する認識のズレがもたらしてるわけだけど。表現の自由を重視する日本と、表現の自由は大事だがそれ以上に大事なのは青少年への配慮と考える海外、特に欧米とで対立してるんだよね。

だったら海外に倣い日本でも漫画やアニメにもレイティングシステム制度を導入すべきかと言う意見、表現の自由が脅かされるとか、出版社が自主規制と言う形を取ってその良識の元にやってるんだから何の問題もないって批判意見もあるんだから、難しい問題です。

theme : 表現規制問題
genre : 政治・経済

今「究極VS至高」なんてやったら叩かれる

現在長期休載中で一部から「終わった漫画」と言われている「美味しんぼ」、その作中において欠かせないキーワードの一つが「究極VS至高」、一部のグルメ漫画によくあるライバルとの対決というテーマに基づいたものだが、ハッキリ言って今の時代にはそぐわないだろうし、仮にやったところで批判されるだろうね。
一部のグルメ漫画においてライバルとの対決はあれども、そこまで高級志向ではない。

まず新聞社同士の対決ってこともだし(「究極のメニュー」は東西新聞社「至高のメニュー」は帝都新聞社)、週刊誌がそれをバックアップする形で運営にも関わってますが、新聞社同士の対決ってことは2013年に読売新聞社と朝日新聞社が実際に対決して話題にもなった。

とは言え、新聞社がグルメ対決をするのってハッキリ言ってどうかしてると今となってはそう思う。
現代の日本では子供の貧困や生活保護受給者の増加、ワーキングプアなどの格差問題が深刻だし、世界に目を向ければ貧困や飢餓に苦しむ人たちだってたくさんいるし、日本に戻れば食料自給率の問題やフードロス問題も放っておけない問題だが、当然その実態と問題を取り上げて報じなければいけないはずのメディアが、贅沢なグルメごっこなんかやってたんじゃ各方面でバッシングを受けるのは避けられない。
日本経済だって表向きには良くなっていると言うものの、実際は前述した問題が山積で社会に課題も多いだけに、その問題に向き合わねばいけないはずなのにそんなグルメごっこにうつつを抜かしてたんじゃ日本のメディアの神経が疑われてしょうがない。だから今の時代に「究極VS至高」は合わない。バブルの時代よもう一度なんて妄言もいい加減にしてほしい。「究極のメニュー」なんて表現もバブルの時代だからウケたのだと思いたくもなる。今その時代ではないのだ。
即ち高級志向を全面に出したグルメ対決は今の時代に合わないってこと。て言うか「美味しんぼ」も今の時代に合わなくなったってことか。

theme : 雑記
genre : ブログ

「ドラえもん」は「有害図書」である(その10)

怠惰で軟弱な主人公、いじめや差別・依存症を助長しかねない表現、それらのオンパレードである「ドラえもん」、にも関わらず批判的な意見が強まらないのはなぜだろう? 正直あんな漫画を日本を代表する漫画とは認めたくないし、子供たち、いやさ日本社会の堕落と腐敗の一因でもあるのになぜそれを日本を代表する漫画と見なされるのか?

暴力的・刺激的な表現が少ないから健全だって、あの漫画のどこが健全と言えるのか?
「ドラえもん」は戦後教育、て言うか日教組教育同様日本人を劣化させたコンテンツであり、日本人の倫理観をダメにした要因でもあります。誰かに寄りかかれ、自分は手を出すななんて他力本願を正当化しかねないが、自分で努力せずすぐに他者に頼ってなんとかしてもらうなんて理屈、自分自身で問題解決能力が欠如しているとしか言えない。
確かに誰かに頼るのはいい、だが場合によっては自分で問題を解決しなければいけないことだってあるのだ。即ち依存症人間になっては自分自身をダメにするだけでこれじゃいつまでも人間的にも精神的にも成長しない。「ドラえもん」は日本人のアイデンティティを低下させたと言うか骨抜きにしたってことだ。戦後教育同様その罪は重い。不健全という点ではパチンコと同じ、ひみつ道具に頼ってそれで調子に乗って痛い報いを受けるのび太と同様、パチンコにハマったが為に自分の金はもとより家族の金にも手を出したり、家族や知人、挙句には消費者金融に借金してまでもやってしまい、結果として周りに多大な迷惑をかけ、莫大な借金を背負うという傾向に陥るのだから、結局自分自身をダメにするだけで何もいいことはない。

すぐに他者に頼る傾向、自分より弱い人間をいじめや差別を持って威圧・抑圧する優越感丸出しの理屈、愛情が感じられない接し方、努力もしないで楽して夢を叶えようとする甘えの構造、「ドラえもん」はそれらを全て内包しているとしか言えないが、こんなもん子供たちはもとより日本人全体の人格形成に悪影響でしかない。
「ハレンチ学園」などはあれだけ批判したのに、なぜ「ドラえもん」は名指しで批判しないのか? 「ドラえもん」のほうが教育上問題大ありな表現のオンパレードなのに、表立った批判が少ないのはおかしい。

7年前に東京都で「不健全図書指定制度」の議論がきっかけで再燃した青少年健全育成条例改正案において、青少年に悪影響とみなされる漫画やアニメ、ゲームなどが名指しされたけど、なぜ「ドラえもん」がそこで名指しされなかったのかと今となっては疑問。
「すぐに誰かに頼って成長しない人間が主人公の漫画は子供の人格形成に悪影響だ」「いじめや差別・パワハラとしか見れない親や教師の叱り方が多くて不快極まりない」って批判の声が挙がってもおかしくなかったのに・・・。性的表現が多い漫画を一方的に批判して「ドラえもん」を批判しなかったのはいわば差別。

「日本を取り戻す」なんて言うけど、だったら戦後教育・日教組教育と「ドラえもん」に毒された思想を正さなければいけないです。どこかの自治体で「ドラえもん」を有害指定する動きが出てくることを願っております。

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theme : 伝えたい事
genre : ブログ

「時間よ止まれ」「ふれあい」「太陽がくれた季節」「ギャバン」・・・。

昭和を代表する作詞家の一人がまた天国へと旅立ちました・・・。
この人の作品も名曲揃いでしたからねェ・・・!?

引用

「時間よ止まれ」「聖母たちのララバイ」作詞 山川啓介さん死去

 矢沢永吉「時間よ止まれ」や岩崎宏美「聖母たちのララバイ」を手掛けた作詞家の山川啓介(やまかわ・けいすけ、本名井出隆夫=いで・たかお)さんが24日午前7時5分、肺がんのため長野県佐久市の病院で死去した。72歳。長野県出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は妻満(みつる)さん。

 関係者によると、今年に入って肺がんが見つかったという。

 矢沢はスポニチ本紙に「あの“時間よ止まれ”、作曲・矢沢永吉、作詞・山川啓介、この作品の盟友が亡くなったんだなあとしみじみ感じました」とコメントし、追悼した。

 フォークグループ「青い三角定規」の「太陽がくれた季節」、中村雅俊(66)の「ふれあい」「時代遅れの恋人たち」など多数のヒット曲を作詞。ゴダイゴの「銀河鉄道999」では奈良橋陽子さん(70)と共作した。アニメ「勇者ライディーン」や特撮ヒーロー番組「宇宙刑事ギャバン」などの主題歌も多数手掛けた。

 流行歌だけでなく、本名ではNHKの幼児番組「おかあさんといっしょ」内の人形劇「にこにこ、ぷん」「ドレミファ・どーなっつ!」の脚本や作詞を担当。童謡「北風小僧の寒太郎」「ありがとう さようなら」も作詞した。晩年は、由紀さおり(68)安田祥子(75)姉妹の童謡コンサートをプロデュースしていた。

 [ 2017年7月27日 05:30 「スポーツニッポン」ウェブサイト「スポニチ Sponichi Annexニュース」]より
♪悲しみに出会うたび~「ふれあい」。♪幻で構わない、時間よ止まれ~「時間よ止まれ」。などの名曲を輩出してきた作曲家・山川啓介が今月24日に亡くなったって言うけど、数々の名曲を世に送り出した山川氏、昭和の音楽を代表する一人だったと思います。

歌謡曲だけでなく童謡・アニメ・特撮ヒーローものの主題歌も手掛けるなど多岐に渡って活動したように、実にジャンルは幅広かったといえます。

特撮ものの主題歌も手がけた山川氏、中でも「宇宙刑事ギャバン」などメタルヒーローシリーズの主題歌の大半は山川氏の作詞だったから、ある意味メタルヒーローシリーズに欠かせない人物だったといえます。

ご冥福をお祈りします。数々の名曲をありがとうございました。です。

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genre : 音楽

「ドラえもん」は「有害図書」である(その9)

私は漫画は結構好きなほうだが、主人公がいわゆるダメ人間なものはあまり好きではない。
怠惰で甘えに満ちており、自分で努力して成長すると言う意識がないキャラが主人公の漫画は正直言って子供の人格形成に悪影響を及ぼしかねないのだ。即ちぬるま湯体質と価値観に浸かりきり向上心など磨かれずに怠惰でも許されるなんて考えは大間違いであり自分自身をダメにするだけである。

人間は必ずしも努力して成長する、そして多少の失敗も経験してそれを糧にするはずなのに、そんな人間の常識を否定してるのが「ドラえもん」であることは否めない。
自分で努力もせず、すぐに人に頼って、て言うかドラえもんのひみつ道具に頼ってそれでちょっと自分は出来るんだと思い上がるのび太は楽して夢や目標を叶えると言う甘えの精神の象徴であり、完全なるダメ人間もいいところですし、こんな奴が子供たちのロールモデルになどとんでもない!! 楽して夢や目標を叶える? これはテストでカンニングをしてまでいい点を取ろうとすることであり、スポーツで勝ちたいからと言う理由でドーピングなど不正行為に走るのと同じ理屈で、そこまでして自分は目標を達成したいのかと言いたくなるが、見方によっちゃ周囲から卑怯と言われておかしくない言動だ。
無論それをやったところで見返りは大きいが「こち亀」にも当てはまることで、調子に乗ってやり過ぎたり悪いことをすれば必ず痛い見返りを受けると言う論理と言うか教訓です。

人間の常識を否定し、ダメ人間でもいいなんて甘えの理屈を助長する「ドラえもん」、それ以外にも「ちびまる子ちゃん」「丸出だめ夫」などもあるが、とにかくダメ人間が主人公の漫画は子供に悪影響ではないでしょうか? エロ・暴力・犯罪に当たる表現を問題視するならそれ以上に怠惰で軟弱な表現が多いものを叩くべきだよ。
「ドラえもん」にも当然エロ・暴力・犯罪に当たる表現はあるけども。

私は思うに努力して成長する、多少の失敗も経験してそこから這い上がる、周りの励ましや支えもあれど最終的には自分の力で目標を勝ち取る。そんな主人公の漫画こそ子供にいい漫画だとは思います。努力無くして成長なし!! そういう意識をすすんで持つことこそが立派で正しいことです。
そういう意識を否定してもおかしくない「ドラえもん」は「百害あって一利なし」もいいところ。言うなればダメ人間助長コンテンツだ。こんなものを有難がってはいけない。

関連記事としてこちらも見て下さいませ。→ その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8

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