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ギャング2000人を一気に護送

これほどギャングが暗躍している国だってのを発信します。
てかこれだけ規模の大きい刑務所を作ること自体相当物騒な印象を与えてるんだが。

引用

ギャング2000人到着、「米州最大」刑務所に第2陣 エルサルバドル

【3月16日 AFP】中米エルサルバドルの中部テコルカ(Tecoluca)に完成した「米州最大」の刑務所「テロリスト拘禁センター(CECOT)」に15日、第2陣の受刑者2000人が移送された。

 ナジブ・ブケレ(Nayib Bukele)大統領が公開した動画には、白い短パン1枚しか身に着けていないはだしの受刑者たちがうなだれ、後ろ手に手錠をかけられ、急ぎ足でバスに乗せられる様子が映っていた。受刑者の多くは体中に入れ墨を入れていた。

 レネ・フランシス・メリノ(Rene Francis Merino)国防相によると、夜明けに始まった移送には兵士1200人、空軍のヘリコプター3機が投入された。

 ブケレ氏は昨年3月、ギャング間の抗争に絡む殺人の急増を受け、非常事態を宣言して令状なしでの逮捕を可能にするなど、「ギャング撲滅戦争」を展開。これまでにギャング構成員6万5000人を拘束した。その一部を収容するため、首都サンサルバドルの南東約75キロの場所にCECOTを新設。先月、第1陣として2000人を移送した。

 CECOTに32ある雑居房はそれぞれ約100平方メートルの広さがあり、100人以上を収容できる設計になっているが、洗面台とトイレは2か所ずつ、金属製の寝台は80人分しかなくマットレスもない。人権団体からは拘禁基準に違反しているとの批判が上がっている。

2023年3月16日 10:08 「国際ニュース 『AFPニュース』」より
中米にあるエルサルバドルという国で15日、ギャングを2000人も刑務所に護送したっていうけど、エルサルバドルは近年ギャングの暗躍が目立ちそのせいで非常事態宣言が出るなど物騒な印象を与えており、また政府がギャング撲滅と銘打っていることから政府対ギャングという構図となっています。
政府とギャングの対立って中南米では珍しいケースではないが・・・。

エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領が公開した動画では、白い短パン姿で裸足の男たちが後ろ手で手錠をかけられ急ぎ足でバスに乗せられる様子が映ってたけど、これ全員ギャングというから、政府のギャング撲滅キャンペーンの成果を見せつけるものです。ギャング構成員6万5000人も拘束、エルサルバドルの社会ってそんなに物騒なのか? 貧困ゆえに犯罪に手を染めやすい環境に問題があるのは確か。

それにしてもギャングを一気に2000人も護送して刑務所にブチ込むなんて大掛かりだが、この刑務所の規模もまた大きく、それでも足りないと政府は言うんでしょうかね?
てかギャング撲滅は社会をよくする為の政策かも知れないけど、ギャング対策ばかり熱心になるのもどうか? ギャングが蔓延りやすい理由には貧困率が高いことにあるのは言うまでもないんだから、ブケレ大統領以下エルサルバドル政府は貧困対策にも熱心になるべきなのではないのか。

「ブケレ(大統領)や政府はもっと国内の貧困に目を向けろ!!」「ギャング対策以上に我々への社会福祉政策を考えろ!!」ってそのうち国民から批判も起こりそうでならないが。

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genre : ニュース

ブラジルでも議会襲撃

一昨年アメリカで起こった惨劇がここでも・・・!?
てか大統領選挙の結果を認めようとしない往生際の悪さを発信しているだけなんですが。

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ブラジル前大統領の支持者ら、連邦議会や大統領府に侵入…美術品など破壊・書類も破る

【ブラジリア=大月美佳】昨年10月のブラジル大統領選で敗北したジャイル・ボルソナロ前大統領の支持者らが8日、連邦議会に侵入した。地元紙によると、近くの最高裁判所や大統領府の建物にも侵入し、家具や美術品を破壊し、書類を破るなどしたという。

 同国では今月1日、左派で元職のルラ・ダシルバ氏が大統領に就任したが、結果に異議を唱えるボルソナロ氏の支持者が抗議活動を続けている。

 最終更新:1/9(月) 8:34 「読売新聞」より
昨年10月に大統領選挙が行われたブラジル、結果は当時現職の❝ブラジルのトランプ❞❝ブラジル人だけど人間性はマラドーナ❞ジャイル・ボルソナロ前大統領ルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ元大統領が勝利し、今月1日に大統領に再び就任したわけだが、大統領選挙の結果に異議を唱えているボルソナロ前大統領の支持者がブラジル各地で抗議活動を行い、8日になんと連邦議会や最高裁判所、大統領府を襲撃するという過激な行為に及んだみたいです。

大統領選挙の結果を不服として連邦議会を襲撃する、この過激な暴挙に及んだボルソナロ前大統領の支持者ら、やってることはアメリカのドナルド・トランプ前大統領支持者と変わらないし、自分の意に沿わないことには暴力に訴えるというヤクザや韓国人、パヨクのようなもので野蛮もいいところです。てか❝ブラジルのトランプ❞の異名を持つボルソナロ前大統領、その支持者も似た者同士ってこと?
そんなにボルソナロ前大統領がいいのか? あんな金儲けしか考えない我欲の塊(経済成長しか頭になくまたアマゾンの熱帯雨林保護を「どうでもいい」ものと見なす姿勢)かつ差別主義的な価値観を持つ人間なんて憧れるような要素はないに等しいんだが。またボルソナロ前大統領はブラジル人でありながら人間性でいえばマラドーナみたいな人間だぞ。マラドーナをあまり良く思っていないのにマラドーナみたいなボルソナロ前大統領を支持するなんて、何を考えてんだかねェ・・・。

大統領に再び返り咲いたルラ大統領、いきなり課題山積な中での船出となりそうだけど、この事件はブラジル社会の❝分断❞を発信するわ。ここまで過激なシーンを発信する、ブラジルにおいてはまるで9年前に自国で開催されたサッカーワールドカップで、ブラジルがドイツにフルボッコされた試合後の国民の傍若無人振りを想起するものだ。

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genre : ニュース

「議会を解散する!」を拒否されて悪あがきに走って

ペルーの政情は不安定なところを発信している感じです。
毎年のように総理大臣がコロコロ変わっていた時の日本みたいだ。

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ペルー大統領罷免 議会の解散宣言を無視され…身柄も拘束

 南米ペルーの議会は7日、急進左派のカスティジョ大統領を罷免した。これに先立ち、カスティジョ氏は一時的な議会の解散を宣言していたが、議会はこれを無視し、弾劾決議案を可決した。カスティジョ氏は、中道と右派の野党勢力が過半数を占める議会と対立し、苦しい政権運営を余儀なくされていたほか、汚職疑惑などで求心力が低下していた。同日にはボルアルテ副大統領が大統領に昇格した。

 ペルーの議会は1院制で、定数は130。今回の弾劾決議案は「道徳的に(大統領として)適任ではない」ことを理由に1日に審議に向けた手続きが始まった。可決には議席数の3分の2以上に当たる87票が必要で、地元メディアによると、採決では賛成が101票、反対が6票、棄権が10票だった。

 これに先立ち、カスティジョ氏は罷免を免れるため、一時的な議会の解散を宣言。9カ月以内に議会選を実施する方針も示していた。ただ、議会はこれに従わず、弾劾決議案の採決に踏み切った。国家警察は7日、カスティジョ氏の行為が「憲法に違反する」として身柄を拘束した。

 元小学校教師のカスティジョ氏は、2021年6月の大統領選の決選投票で、日系2世のアルベルト・フジモリ元大統領の長女で中道右派の野党党首、ケイコ・フジモリ氏を僅差で破り当選。同年7月に5年ぶりの左派大統領として就任した。任期は5年だが、これまでに今回を含め3度の弾劾決議案が出されている。

 ペルーでは16年以降、汚職疑惑などで大統領の交代が相次ぎ、ボルアルテ氏で6人目となる。

 最終更新:12/8(木) 11:22 「毎日新聞」より
現在急進左派のペドロ・カスティジョが大統領を務めるペルー、そのカスティジョ大統領に対してペルーの国会が「道徳的に(大統領として)適任ではない」として弾劾決議案に踏み切ったわけだが、これに対してカスティジョ大統領は「弾劾だと!? ふざけんな!! じゃあ議会を解散する!!」と逆ギレに等しい態度を取ったが、自分が罷免されたくないから逆ギレに訴える。大統領の地位は渡さないと言わんばかりな態度に映るけど、大人げないです。

当然こんな訴えを議会が聞くわけがなく弾劾決議案を採決してこれを可決したわけだが、カスティジョ大統領の抵抗も結局ムダだったってことです。
自分が大統領の座にいたいから、自分を降ろそうとする主張を認めないのは今の自分の求心力がないに等しいのに、それを全く理解していないとしか思えないけど、一度権力の座を掴むと周りが見えなくなるんでしょうか?

議会と対立しているだけでなく、自身の汚職疑惑もついて政府内や国民から信頼されていないカスティジョ大統領、最後は弾劾決議案にかけられて罷免、そしてこの振る舞いが憲法違反と見なされて拘束、悪あがきしたせいで何もかも失った感じがします。結局カスティジョ大統領は昨年6月の大統領選挙を制してペルーの大統領になったけど、呆気なく権力の座から引きずり下ろされたとしか思えません。

2016年からずっと短命政権が続くペルー、大体汚職発覚で短命に終わる大統領が多いってことだけど、日本でいえば大臣になった途端問題が発覚して世間を騒がせる国会議員と同じだろうか。やはり政治家がクリーンじゃないと政治が正しく機能しないってことだ。北欧やニュージーランドとは雲泥の差。
てか日本とペルーじゃレベルが異なるけどな。

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genre : 政治・経済

元ゲリラが大統領に!?

かつてコロンビアを脅かした左翼ゲリラ、その関係者がコロンビアのトップになるなんて・・・!!

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南米コロンビアで初の左派政権誕生へ 大統領選決選投票

【ニューヨーク=平田雄介】南米コロンビアで19日大統領選決選投票が行われた。現地からの報道によると、元ゲリラの左派グスタボ・ペトロ元ボゴタ市長(62)が勝利した。コロンビア史上初の左派政権が誕生する。ペトロ氏は反米左派政権のベネズエラと外交関係を再開し、米国との自由貿易協定を見直すとしている。南米随一の親米国家コロンビアと米国の関係が変化する可能性がある。

米メディアによると、開票率が97%を超えた時点で得票率50・57%のペトロ氏が、同47・16%の独立系の実業家ロドルフォ・エルナンデス氏(77)を引き離し、勝利を確実にした。エルナンデス氏は敗北を認めた。

ペトロ氏は公約として汚職撲滅や環境保護なども掲げた。任期は8月7日から4年間。

コロンビアでは親米保守政権が続いてきた。しかし、新型コロナウイルス禍に伴う経済的打撃やロシアのウクライナ侵攻後の物価高で政権への不満が強まり、5月29日の第1回投票で現職ドゥケ大統領の後継と目される候補が敗退していた。

最終更新:6/20(月) 8:07 「産経新聞」より
これまで親米保守が政権を担ってきたコロンビア、左翼ゲリラとの長い戦いもあってか親米保守政権が良しとされてきたけど、近年ではCOVID-19禍による経済的な打撃やロシアによるウクライナ侵攻のせいで物価高となり、さらに格差が拡大したことから「親米保守政権では格差だけ広がって我々の暮らしが悪化する一方だ」との不満が高まり、左派政権を望む声がコロンビア国内で広まったってことで、そんな中行われた大統領選挙の決選投票において左派の元ボゴタ市長のグスタボ・ペドロ候補が独立系事業家のロドルフォ・エルナンデス候補を破って勝利したわけだが、コロンビアで初めて左派政権が誕生したみたいです。

近年中南米では左派政権が台頭しており、コロンビアもその流れに乗ったと思うけど、これまで親米路線だったコロンビア、左派政権誕生でアメリカとの関係に影響も出てきそうだ。
またゲリラ出身ということで、左翼ゲリラというか麻薬対策にも影響も出てきそうです。

公約として汚職の撲滅や環境保護を訴えているペドロ候補だが、COVID-19禍で悪化した経済の立て直しにつながるかどうかは不透明、それと経済が悪化すると既存の政権にNOを突きつける風潮が強いんでしょうかねェ・・・? どの国においても。

この結果についてアメリカが苦虫を噛み潰したような反応になってもおかしくないが、逆に中南米におけるアメリカの影響力低下というかこれ以上アメリカの言いなりになんかなるもんかという「逆襲」みたいです。
元ゲリラが大統領になるという現実、これでまたコロンビアがおかしくならなければいいのだが・・・!?

theme : 国際政治
genre : 政治・経済

「イギリスは奴隷貿易を謝罪しろ」fromジャマイカ

過去の歴史に対して謝罪要求してくる国って、韓国だけだと思ってんたんですが・・・!?

引用

訪問の英王子に謝罪要求 奴隷取引に住民抗議 ジャマイカ

【キングストンAFP時事】カリブ海の島国ジャマイカで22日、ウィリアム英王子とキャサリン妃の訪問に合わせ、過去の奴隷貿易への謝罪を求める住民のデモが行われた。

 王子夫妻はこの日、エリザベス女王在位70年を記念し、3日間の訪問日程で首都キングストンに到着した。

 しかし、到着直前の英大使館前にはデモ隊が集結。奴隷貿易への賠償金支払いを要求した。参加者の男性は「何の関心もなく、心に後悔の念もないまま、ここに来る王族」について、祖先の顔に平手打ちをするようなものだと非難した。「われわれの祖先をはじめ、白人の抑圧で、奴隷のまま殺害された全員を代表して私はここにいる」と強調した。

 最終更新:3/23(水) 13:19 「時事ドットコム」より
ジャマイカを訪問したイギリスのウィリアム王子とキャサリン妃、エリザベス女王の在位70年を記念してイギリス連邦の一員であるジャマイカを訪問したわけだが、そのジャマイカで「イギリスは奴隷貿易を謝罪しろ」という抗議デモがあったみたいです。

ウィリアム王子とキャサリン妃がジャマイカ入りする前に首都キングストンのイギリス大使館前で、奴隷貿易に対する謝罪と賠償を要求するデモがあったわけだが、かつてイギリスの植民地だったジャマイカにすれば、イギリス王室は植民地主義の象徴で許せないってことでしょうか?
デモに参加したある男性は「われわれの祖先をはじめ、白人の抑圧で、奴隷のまま殺害された全員を代表して私はここにいる」と強調したけど、イギリス王室関係者が訪問することに合わせて「奴隷貿易を謝罪しろ」と要求するこの動き、ジャマイカ人の中には奴隷貿易は屈辱の歴史であり、その加害側であるイギリスをよく思っていないってことですかね? じゃあ他の欧米諸国に対しても同じことを思っているんだろうか?

ただ当のイギリスは「そんな大昔のことを今になって謝罪するなど無意味」って相手にしなさそうだし「当時は合法だった」と開き直りそうだが。そもそも奴隷貿易や植民地支配の歴史について残酷だったって認識もないから。

国民レベルでこれではジャマイカ政府はどうなんだか「天皇陛下が謝罪すればいい」と妄言を抜かした韓国の政治家じゃないけど「エリザベス女王というかイギリス王室の人間が謝罪すればいい」と言おうもんなら、イギリスとジャマイカの関係がこじれてもおかしくないと思う。

それとイギリス王室の人間って大変だよね・・・。かつてイギリスが植民地にしていた国を訪問する際に過去の歴史を理由にこのような抗議に遭うんだから。それだけイギリスが歴史においてヒドいことをしまくったってことは確かだ。

とはいえ大昔のことを今の世代にその責任を押し付けるのもフェアじゃない。そして韓国みたいにいつまでも根に持つのもみっともない。

theme : 歴史認識
genre : 政治・経済

ロシア制裁に消極的なベネズエラ

ロシア同様強権独裁国家だから、ロシアの肩を持つんでしょうね。
てかこの国のリーダーも自国の現状が見えていない。

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ベネズエラ大統領、対ロシア制裁を拒絶 「必要な物、何でも売る」

【サンパウロ時事】南米ベネズエラのマドゥロ大統領は2日、テレビ演説で「われわれは(ウクライナに侵攻した)ロシアに対する制裁を拒絶する。ロシア国民の経済的自由の権利を擁護する」と表明した。

 独裁色を強める反米マドゥロ政権は西側諸国の厳しい制裁対象となっており、ロシアへの依存度を強めている。

 マドゥロ氏は「ロシアとの通商関係を維持し、必要とする物を何でも売る用意がある」とも強調した。ただ、ベネズエラはマドゥロ政権の失政などが原因で経済が破綻し、極度の物資不足に陥っている。

 さらにマドゥロ氏は、ロシア軍の侵攻がウクライナの核武装を阻止するための自衛措置だったと、ロシアのプーチン大統領と同様の主張を展開。制裁は西側諸国がロシアを破滅させるために仕掛けた経済戦争だと断じた。

 最終更新:3/4(金) 13:17 「時事ドットコム」より
「われわれは(ウクライナに侵攻した)ロシアに対する制裁を拒絶する。ロシア国民の経済的自由の権利を擁護する」とテレビ演説にてロシア制裁に消極的な姿勢を取ったベネズエラニコラス・マドゥロ大統領、政治・経済的にロシアへの依存度が高いベネズエラのこと、ロシアに対してNOを突きつけられないとしか言えないです。

それとマドゥロ大統領「ロシアとの通商関係を維持し、必要とする物を何でも売る用意がある」なんて言ってますが、ベネズエラ国内はモノも金も不足しているのにそんな悠長なこと言ってられますかと言いたくなるし、自国民からかなりブーイングを喰らっておかしくない。
「俺たちの生活よりロシアを援助するのが大事か!? マドゥロ政権は気が狂ってる!!」と。

自身の失政でベネズエラの経済を壊し、モノ不足に陥って治安の悪化や国外に逃げる国民の増加という悪循環をもたらしたマドゥロ大統領、自らの失策を棚上げしてロシア支持表明なんてバカげているとしか言えないし、現実が見えていない。一方でフアン・グアイド氏はロシア制裁に積極的な姿勢かも知れないけど。

自国の現状には目を向けずロシアを助けることに走ったマドゥロ大統領、国内外からブーイングでも喰らってろ!!

theme : 国際政治
genre : 政治・経済

大統領暗殺で戒厳令inハイチ

大統領が暗殺されるというショッキングな事実、この国は相当ヤバいかも・・・!!

引用

ハイチ大統領暗殺 容疑者2人拘束、4人死亡と発表 全土で戒厳令

 カリブ海の島国ハイチのモイーズ大統領(53)が7日に暗殺された事件で、地元警察は同日、犯行グループのメンバー2人を拘束し、4人が死亡したと発表した。グループに人質に取られていた警察官3人が解放されたとも明らかにした。ロイター通信が報じた。詳細は不明だが、グループと警察の間で衝突が起きたとみられる。

 事件は7日午前1時ごろに発生。首都ポルトープランスの私邸に押し入った重武装グループがモイーズ氏を射殺し、銃弾を浴びた妻マルティーヌさん(47)は重傷を負って入院した。職務を引き継いだジョゼフ暫定首相は同日、全土に戒厳令を宣言した。容疑者捕捉のため、政府は軍や警察など治安当局の権限を強化し、国境や空港を閉鎖した。

 企業家出身のモイーズ氏は大統領の不在状態が1年間続いた後の2017年2月、大統領に就任した。任期は5年で、22年2月まで任期が残ると主張するモイーズ氏と、大統領の不在期間も含め21年2月に任期が終わったとの見方を示す野党の対立が深刻化していた。21年2月にはモイーズ氏暗殺を狙ったクーデター未遂が起き、約20人が拘束されていた。

 事件を受け、バイデン米大統領は「凶悪な襲撃を非難する」と述べ、アルゼンチンやコロンビアなど中南米諸国の大統領も相次いで哀悼の意を表した。国連のグテレス事務総長は報道官を通じた声明で「加害者は裁判にかけられなければならない」と強調。ハイチ政府の要請を受け、国連の安全保障理事会が8日にも開かれる見通し。

 最終更新:7/8(木) 12:20 「毎日新聞」より
カリブ海にある島国・ハイチジョブネル・モイーズ大統領が7日、首都ポルトープランスの自宅で武装集団に銃撃され即死という極めて物騒なニュースが届き、ハイチ政府は全土に戒厳令をしいたみたいです。理由はモイーズ大統領暗殺に関与した武装集団の拘束目的で治安部隊の権限を強化し、また国境や空港を封鎖するなど、かなりヤバくなってます。

ただその後武装集団のメンバー2人が逮捕され、警察との銃撃戦の末でのことだが、警察官3人が武装集団によって人質にされるなど、その時点でヤバい。

ただでさえ政情が不安定でモイーズ大統領の政権運営に国民からの不満も出てるけど、おそらくモイーズ大統領に批判的な勢力が起こしたとすれば、クーデターというよりテロに見えます。軍が行動を起こせばクーデターで、武装勢力が行動を起こせばテロって分かりやすい構図だ。
今年2月にはクーデター未遂も起こるなど、政府が正しく機能していないハイチ、今回の大統領銃撃事件はハイチ=物騒。という印象を与えそうです。

全土に戒厳令が出て緊迫した情勢と化したハイチ、ビルマとは違うが片や軍、片や武装勢力が起こす暴力による行使であることは間違いない。

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genre : ニュース

首都で再びロックダウン? inチリ

国民のCOVID-19ワクチンの接種率が高くても、感染拡大を抑えることは出来なかったから苦渋の判断に踏み切らざるを得なかったんでしょうかね?

引用

チリ首都に都市封鎖再導入、ワクチン接種進展でも感染拡大

[サンティアゴ 10日 ロイター] - チリ政府は10日、首都サンティアゴの全域にロックダウン(都市封鎖)を再導入すると発表した。

同国では、人口の半数が新型コロナウイルスワクチンの接種を完了しているが、このところ新規の感染者が急増している。

ワクチン接種を通じた早期の経済活動再開を目指している国々にも波紋を広げそうだ。

1日当たりの新規感染者は、過去2週間で17%増加。国民の半数が住むサンティアゴ首都圏では25%増加した。

全国看護協会連盟の代表によると、首都圏の集中治療室の稼働率は98%に達しており、医療体制が「崩壊の瀬戸際」にある。

チリでは、世界でも有数のペースでワクチン接種が進んでおり、国民の約75%が、少なくとも一回のワクチン接種を受けた。ワクチン接種を完了した人は、国民の58%近くに達している。

これまでに投与したワクチンは約2300万回分。内訳は、中国のシノバックのワクチンが1720万回分、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発したワクチンが460万回分、英アストラゼネカのワクチンと中国のカンシノのワクチンが、それぞれ100万回分弱。

専門家は、ワクチンは100%有効ではなく、効果が最大限発揮されるまでに時間がかかると指摘。ロックダウン疲れや変異株の発生も、感染第2波を引き起こす原因となっている。

保健省によると、今月9-10日の新規感染者7716人のうち、73%はワクチン接種を完了していなかった。49歳未満が全体の74%を占めた。

チリ大学の救急医、セサル・コルテス博士は「昨年は人々の恐怖感が募り、封鎖措置の効果は高かったが、今は違う」と指摘。ワクチン接種が進んでいなければ、さらに深刻な事態になっていたとの見方を示した。

最終更新:6/11(金) 13:23 「ロイター」より
国民の約75パーセントがCOVID-19ワクチンを一回でも接種、それが完了したのは約58パーセントと比較的ワクチン接種率が高い南米・チリですが、ワクチン接種率が高いから早く経済活動再開をと目論んでいたけど、ここに来て新規感染者数がチリ国内で増加したせいでチリ政府は首都・サンティアゴロックダウン(都市封鎖)すると発表しているけど、前にもロックダウンを実施しただけに国民から「またロックダウン?」って思われそうです。

チリ全土で最近の新規感染者数は最近2週間で増加しており、とりわけサンティアゴではそれよりも高い数字となっているわけだが、サンティアゴの新規感染者数が高いからサンティアゴをロックダウンして新規感染者増加を食い止めるってのが狙いですかね・・・? また首都圏の集中治療室の稼働率が98パーセントと予断を許さない状況にあるせいか、このままでは医療崩壊をもたらすという懸念も出てきたけど、人口の半数がワクチン接種完了と言いつつも、2300万回分投与したうち1720万回分を中国のシノバック製、460万回分をアメリカのファイザーとドイツのビオンテックが共同開発したものなどだが、効果が最大限発揮されるまで時間を要すると専門家は指摘しており、おそらくモノによって温度差が出てきそうだし、中国製ワクチンって信用していいものかと勘ぐりたくなります。

都市部をロックダウンすることで感染者数を抑えるというのはシンプルな考えだが、国民のロックダウン疲れや変異株発生の問題をチリ政府はどう見ているのやら・・・? 自粛及び緊急事態宣言疲れの問題を抱える日本とは違うけど、COVID-19との戦いに終わりはまだ見えないのだろうか・・・!?

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