イスラエル、相変わらず強気!

アメリカのトランプ政権による庇護も影響しているみたいです。
これでますますパレスチナ問題が泥沼化しかねないが・・・。

引用

イスラエルが西岸占領地の無許可入植地を合法化 国会可決、勢い増す推進右派

【カイロ=大内清】イスラエル国会は6日、ヨルダン川西岸の占領地でパレスチナ人の私有地に無許可で建設された入植地50カ所以上について、建設を合法とする法案を賛成多数で可決した。パレスチナ側のみならず、「2国家共存」を支持する欧州各国などが反発を強めるのは必至だ。イスラエルの入植推進派は、親イスラエルのトランプ米大統領の就任で勢いを増しており、パレスチナ側との緊張はさらに高まりそうだ。

 パレスチナ自治政府を主導するパレスチナ解放機構(PLO)は声明で、「パレスチナ人の土地を盗む行為で、受け入れられない」と強く非難した。

 一方、法案の成立を働きかけてきた極右政党「ユダヤの家」の議員らは、トランプ氏が当選しなければ法案は通らなかったと述べ、米国の支持に期待を示した。ネタニヤフ首相は訪英のため投票には参加しなかったが、すでに米側に法案の内容を説明したという。

 占領地での入植活動は国際法違反だが、イスラエルでは当局の許可がある入植地と無許可のものを区別している。今回の法案は、パレスチナ人の私有地に建てられた無許可の入植住宅を合法とするもので、対象は約4千戸に上る見込み。本来の土地所有者には金銭や代替地の補償が行われる。

 法案はイスラエル最高裁で違憲・無効とされる可能性がある。ただ、右派は入植推進を強めるとみられ、国際社会が目指すイスラエルとパレスチナの2国家共存に向けた和平協議はさらに困難となりそうだ。

 最終更新:2/8(水) 8:19 「産経新聞」より
ヨルダン川西岸地区のパレスチナ人私有地に無許可で建設したユダヤ人入植地について「合法」とする法案がイスラエル国会にて可決されたが、入植推進派勢力はアメリカのトランプ政権がイスラエル寄りなところもありそれを追い風に「ここは元々ユダヤの土地だからユダヤ人が住むのは当然だ」と言わんばかりです。

これに黙っちゃいないのがパレスチナ自治政府「パレスチナ人の土地を盗む行為で、受け入れられない」と強く反発したが、イスラエルのしたことは略奪に等しいもので、イスラエルによる実効支配を正当化しようとするものだと言うが、確かにイスラエルのしていることは竹島を自分たちのものだと言わんばかりにアピールする韓国と何ら変わらない。
もう一つはカリフォルニアやテキサスをメキシコからぶん取ったアメリカとも同じだけどな。

だが国際法に抵触することで、最高裁で違憲・無効になりそうだが、右派勢力にすれば「そんなの関係ねェ!!」と強気なもんだからパレスチナとの「2国家共存」を主張するヨーロッパが強く懸念しそうです。だったらパレスチナ問題の原因を作ったイギリスが責任取って対処しろと言いたくなる。
トランプ政権の誕生はイスラエルに変な自信を持たせることとなったが、今のイスラエルがタカ派のベンヤミン・ネタニヤフ政権なこともそれに輪をかけてるからねェ・・・!? アメリカはテルアビブからエルサレムに大使館を移転するって言うし・・・。アメリカ・イスラエルとアラブの対立はさらに強まりそうです。

theme : 中東問題
genre : 政治・経済

保守強硬派に「追い風」か

影響力の大きい人物を失った保守穏健派、これによりまた保守強硬派が台頭しやすくなったけど、今後のイラン情勢は「一体、どうなってしまうのか!?」

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イラン強硬派巻き返し ラフサンジャニ師死去で穏健派に逆風?

 ■核合意不満、大統領選で対立激化も

【カイロ=大内清】イランで8日、穏健保守派の重鎮であるラフサンジャニ元大統領が死去したことは、国際社会に融和的な同派と、反米的な強硬保守派との対立激化につながる可能性がある。強硬保守派は、ラフサンジャニ師の支持を受けて誕生したロウハニ政権下で結ばれた米欧など6カ国との核合意に批判的な態度を保っており、5月の大統領選に向けて影響力の回復を図ると予想される。

 イランからの報道によると、首都テヘランでは10日、ラフサンジャニ師の葬儀が行われ、最高指導者ハメネイ師やロウハニ大統領、ラリジャニ国会議長ら有力者のほか、数十万人の市民が参列した。

 ラフサンジャニ師は、1979年のイラン革命の指導者、ホメイニ師の側近として「ヴェラーヤテ・ファギーフ(イスラム法学者による統治)」を国是とする政教一致体制の確立に尽力した。その半面、国教であるイスラム教シーア派の高位聖職者ながらその立場には必ずしもこだわらない現実路線をとり、人権尊重や自由の拡大などを求める改革派にも理解を示した。

 強硬保守派のアフマディネジャド前大統領が再選した2009年の大統領選では、不正を訴える改革派などのデモを支持してハメネイ師との対立が深まり、一時は失脚も味わっている。

 13年の大統領選では、国際社会での孤立脱却を訴えるロウハニ師の支持に回り当選に貢献。近年は「革命第1世代」としての存在感で強硬保守派を押さえ込み、穏健保守・改革派とのバランスを取る役割を果たしてきたといっていい。

 ロウハニ師は、ラフサンジャニ師の後ろ盾を得たこともあって、15年の核合意やその後の経済制裁解除を実現してきた。

 しかし、イランでは制裁解除の効果が生活向上につながっていないとの不満や、合意によって核開発が制限されていることへの反発もくすぶっている。

 強硬保守派系のイラン紙ホラサンは9日付で、ラフサンジャニ師を「革命の道から外れた者らとは違う」と評した。その論調には、同師の“威光”を穏健保守・改革派から引きはがそうとの意図が見え隠れする。

 ロウハニ師が再選を目指す5月の大統領選に向け、強硬保守派陣営はこういったレトリックと国民の不満を結びつけることで巻き返しを図るとみられ、ロウハニ師に逆風となることも考えられる。

 最終更新:1/11(水) 8:13 「産経新聞」より
保守穏健派の重鎮で、かつてはあのアヤトラ・ルトラ・ホメイニ師に次ぐナンバー2とも評され、1989年から8年間大統領を務めたハシェミ・ラフサンジャニが8日に死去したけど、ラフサンジャニ元大統領の死去でイランではギスギスした雰囲気になりそうです。

なぜかって? 現在イランは保守穏健派のハッサン・ロウハニ大統領が政権に就いているものの、そのロウハニ大統領はラフサンジャニ元大統領の恩恵を受けていることでロウハニ政権には逆風が吹いていると言えます。
一昨年欧米6カ国との核合意に取り付け、経済制裁解除と言うプラスも実現したロウハニ政権、だがそれを良しとしない保守強硬派、いくら経済制裁が解除されても一般国民の暮らしは良くならない上に核合意したことで核開発に限度を示されたことで「保守穏健派は弱腰だ」って不満が溜まって、今年5月に行われる大統領選挙で政権の座に返り咲くことを目論んでいるんでしょう。

国際社会と融和的な関係を取りたい保守穏健派、国際社会で孤立しようが核開発を進めて欧米やイスラエルに攻撃的な保守強硬派との対立が再び蒸し返しかねないイラン情勢、他にはシリア内戦でアサド政権を支援していることから国際社会からあまりいい目で見られてない現状についてどう思ってるんでしょうかねェ・・・!?

こう見ると、ロウハニ政権のしたことが必ずしもイランにプラスになっていないってことでしょうか?

保守穏健派と保守強硬派のバランスを保ってきたラフサンジャニ元大統領の死去は、イランにとってまた国内対立のきっかけになりそうです。カギを握るは最高指導者アリー・ハメネイかも知れない。

theme : 中東問題
genre : 政治・経済

「余計なお世話だ!」byネタニヤフ首相

これまで自分たちを擁護してきたアメリカが態度を変えたことへの反発でしょうか。

引用

米国務長官演説に反発=イスラエル首相

【エルサレム時事】イスラエルのネタニヤフ首相は28日、ケリー米国務長官の中東和平に関する演説を受けて記者会見し、「深く失望した。イスラエル人は和平の重要性について、外国の指導者から講義を受ける必要はない」と強く反発した。

 国連安保理で23日にイスラエルによるユダヤ人入植活動を非難する決議が採択された際にも、米国が拒否権を行使しなかったことをめぐり、ネタニヤフ首相は「オバマ政権は決議を後押しした」などと批判していた。

 イスラエル政府は、ケリー長官の演説内容がフランス主導で来年1月15日にパリで開催予定の中東和平に関する外相会議で協議されたり、別の国連安保理決議につながったりすることを警戒している。

 最終更新:12/29(木) 7:30 「時事ドットコム」より
先週国連安保理においてイスラエルによる入植活動を非難する決議が採択され、常にイスラエルを擁護してきたアメリカが今回何と拒否権を行使せず棄権に回ったこともそうだし、アメリカのジョン・ケリー国務長官が「中東和平に悪影響を及ぼす」とこれまたイスラエルを批判する演説をしたことについて「深く失望した」と怒りを露わにしたイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相、これまで自分たちを擁護してきたアメリカが批判したことへの反発と取れます。

ネタニヤフ首相はまた「イスラエル人は和平の重要性について、外国の指導者から講義を受ける必要はない」と内政干渉だとアメリカを批判したけど、パレスチナ問題についてああこう言われたくないと言いたいんでしょう。今までパレスチナ問題においてアメリカは干渉したもののこれに対しイスラエルから批判がなかったのに今回のネタニヤフ首相の態度は異例とも言えます。

あくまでパレスチナとの2国家共存を求めるアメリカの姿勢に反発したかも知れないネタニヤフ首相、和平って言うけどその障害の原因としてイスラエルによる対パレスチナ姿勢が強硬なこともその一つなんじゃねェのかと言いたくなる。
「ここは元々自分たちの土地だ、そこに入植活動して何が悪いんだ」と言う逆ギレに等しい態度にも見えますが、だったらやってることは北方領土で開発を進めるロシアや南シナ海で人工島を作って軍事基地を作る中国と全く変わらない。

今まで味方だったアメリカが突然態度を変えたことでアメリカに対する懸念すら出ているイスラエル、イスラエルを取り巻く環境はまた険しくなったと言えますね。

theme : 中東問題
genre : 政治・経済

アサドがますますつけ上がる

複雑怪奇な様相のシリア内戦、ここに来て動きがあったみたいです。悪い意味で。

引用

<シリア>反体制派アレッポ撤退へ 露「政権側、支配確立」

【ニューヨーク國枝すみれ、カイロ秋山信一】ロシアのチュルキン国連大使は13日、シリア内戦に関する国連安全保障理事会の緊急会合で、北部の要衝アレッポで反体制派が支配していた東部地域で軍事行動が終了し、ロシアが支援するアサド政権側が「支配を確立した」と述べた。反体制派とロシアは同日、反体制派支配地域から戦闘員らを撤退させることで合意。反体制派の撤退により、約4年半ぶりにアレッポ全域の支配権を完全に奪回することになる。

 ロイター通信やシリアの国営メディアによると、反体制派はアレッポ県北部や西部の反体制派支配地域にバスで搬送される予定で、軽火器の携行は許可されるという。12日夜に移動の準備は始まっており、戦闘員らの撤退は14日中にも本格化する見通しだという。

 米国務省のカービー報道官は13日の記者会見で、アレッポでの戦闘停止は確認できないが「空爆停止や市民の避難につながるなら歓迎」と述べた。

 政権側は11月中旬に大規模な攻勢を始め、今月12日にアレッポ全域をほぼ制圧したが、反体制派は市東部の約1平方キロの区画で抵抗を続けていた。反体制派の拠点には周辺から推定5万人の民間人が逃げ込んでおり、戦闘が続いた場合に多数の犠牲が出ることが懸念されていた。撤退を巡る交渉には、反体制派を支援するトルコや国連も関与したという。

 チュルキン国連大使は13日の安保理会合で「戦闘員だけが退避する。民間人の安全は保障されており、退避する必要がない」と説明した。反体制派やトルコは「民間人も避難する」としている。政権側は反体制派を「テロリスト」とみなし、反体制派支配地域で生活してきた民間人は「テロリストの協力者」のレッテルを貼られて拘束されるのを恐れている。また、政府軍に徴兵されるのを恐れる住民もいる。

 毎日新聞 2016年12月14日 11時48分
バッシャール・アサド大統領率いる政府軍と反政府勢力とのドンパチは、13日になって反政府勢力が支配していた北部・アレッポでアサド政権軍が支配したと国連のシリア内戦に関わる安全保障理事会においてアサド政権最大の支援国・ロシアが述べたけど、ロシアはどこまでアサド政権に肩入れするのかと改めて言いたくなります。

政府軍は先月中旬にアレッポで大規模な攻撃を起こし、今月12日になってアレッポを制圧したけど、この軍事作戦でシリア軍が82人もの民間人を虐殺したって言いますから、明らかにアサド政権による見せしめ的な要素が強いです。
反政府勢力をテロリストと見なして強硬な姿勢のアサド大統領、やり方がチェチェン紛争におけるロシアのウラジミール・プーチン大統領と似てるとしか思えません。力による解決こそ正しいと誇示してるとしか言えません。

反政府勢力が撤退しアレッポでの戦闘は半ば収束したが、あまりにもスッキリしません。
「空爆停止や市民の避難につながるなら歓迎」とアメリカは言うけれど、アサド政権の勝利に対しては歯噛みしてるんじゃないでしょうか。

アレッポでの戦闘は終わってもシリア内戦が終わったわけじゃないからねェ・・・!!
「アラブの春」に便乗してデモを起こし、かつ武力行使したものの招いたのは泥沼化、それにより難民が大量に発生してヨーロッパに大量流入すると言う結果を招いたことは明らかに大失敗でしかない。今回反政府勢力がアレッポからの撤退を意味するものはアサド政権をつけ上がらせることになり、そのアサド政権を支援するロシアにとって好都合な結果をもたらすもの以外の何物でもありません。アメリカとEU、そしてサウジアラビアはロシアにしてやられたとしか思えないです。

theme : 国際問題
genre : 政治・経済

失われた遺跡都市

古代の遺跡が無残に破壊されることは、歴史が抹消されるようなものです・・・。

引用

遺跡都市、無残な姿=ISから政府軍奪還―イラク

【ニムルド(イラク)AFP=時事】イラク軍が過激派組織「イスラム国」(IS)から奪還した北部ニムルドの都市遺跡に15日、AFP通信記者が入った。

 約3000年前に栄えた古代アッシリア王国の都は、彫像が粉々になって倒され、かつて50メートルの高さを誇ったピラミッド型の塔も崩されるなど、無残な姿をさらしていた。

 ISは2014年、ニムルドを含むイラクの広範な地域を占拠。15年には宮殿を爆破したり、石の彫刻をたたき壊したりする映像を公開した。イスラム法の極端な解釈に基づき「偶像」と見なしたためで、略奪した遺物を闇市場で売って資金源にしていたとみられる。

 約500メートル離れた村で生まれた民兵組織司令官のアリ・バヤティさんが、ニムルドを前回訪れたのは2年以上前。丘の上にある遺跡を調べながら、「100%破壊されている」と声を落とした。国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、遺跡の破壊が戦争犯罪に当たると指摘している。

 ニムルドは、イラク軍が奪還作戦を進める同国でのIS最大拠点モスルの約30キロ南方に位置。数キロ先では戦闘が続き、散発的に爆発音も聞こえる。遺跡の破壊状況を調べる専門家の現地入りは、まだ先になるとみられる。

 遺跡自体にも、ISが仕掛け爆弾などを残している可能性がある。イラク軍の爆発物処理班メンバーは、遺跡内を注意深く歩きながら「爆弾やわなが多数あると疑われる。それらを取り除いて、初めて安全と言える」と話した。

 最終更新:11/16(水) 9:06 「時事ドットコム」より
ついこの前までIS(イスラム国)の支配下にあったイラク北部の都市・ニムルド、3000年前に繁栄を謳歌した古代アッシリアの遺跡がたくさんあることで歴史的に有名だが、ISによって無差別に破壊されたり略奪されて闇市場で売られたりしたのは記憶に新しく、ISの残酷行為を内外に知らしめるものだけど、そのニムルドをISから取り戻したイラク軍、それで見たものは見るも無残な姿です・・・。

偶像崇拝を理由で無差別に遺跡や彫像を破壊したIS、イスラム教よりも歴史のあるこれらの遺跡を壊すなんてイスラムを利用して傍若無人の限りを尽くしているとしか思えないし、歴史を否定する行為でもあります。

まして遺跡内部にISは爆弾を仕掛けており、遺跡に入れないよう小細工したが、悪辣もいいところだ。
「爆弾やわなが多数あると疑われる。それらを取り除いて、初めて安全と言える」と語るイラク軍の爆弾処理班、古代アッシリアの遺産だけに慎重に処理したいところです。

戦争犯罪に該当する歴史的文化遺産の破壊、ISはタリバン同様自らの勝手な理屈で歴史的遺産を壊したわけだが、ISが改めて残虐な過激派組織だと言うことを知らしめるものだろう。遺跡の大半を無差別に壊された遺跡都市ニムルド、失われた歴史をどうやって後世に語り継ぐのだろうか・・・。
現在イラク北部の大都市・モスルを奪還すべく動いているイラク軍、そこは石油地帯でもあるだけに一刻も早くISを潰さねばなりません。

theme : 海外ニュース
genre : ニュース

イスラエルの数少ない「良心」ペレス前大統領が

今や右傾化傾向にあるイスラエルにおいて、数少ないパレスチナに同情的な姿勢を取ってたんですけどねェ・・・!!

引用

イスラエルのペレス前大統領が死去、93歳 ノーベル平和賞受賞

【中東支局】イスラエルのシモン・ペレス前大統領(93)が28日、中部の最大都市テルアビブ郊外にある入院先の病院で死亡した。英BBC放送など複数のメディアが伝えた。脳卒中のため13日に入院し、治療を受けていた。ペレス氏は、中東和平への貢献で1994年にノーベル平和賞を受賞している。

 ペレス氏は、23年にポーランドで生まれ、幼少期に英国の委任統治下にあったパレスチナへ移住。早くから政治・軍事活動に身を投じ、48年のイスラエル建国後は首相や国防相、外相などの要職を歴任した。

 外相時代の93年には、対立するパレスチナ解放機構(PLO)のアラファト議長(当時)との間で、パレスチナ暫定自治やパレスチナとイスラエルの相互承認を定めた「オスロ合意」を実現。翌年、当時のラビン首相、アラファト氏とともにノーベル平和賞を受賞した。

 2007年からは名目的な国家元首である大統領を務めた。14年の大統領退任後も公の場で国内の経済問題などについて活発に発言してきたが、今年1月に胸の痛みを訴えて2度にわたり入院。高齢でもあり、健康状態が不安視されていた。

 最終更新:9月28日(水)13時29分 「産経新聞」より
1993年にパレスチナヤセル・アラファト議長イツハク・ラビン首相との間に和解の場を設けたオスロ合意を実現させ、同年ノーベル平和賞を受賞するなどイスラエル政界において穏健的な立場を取っていたシモン・ペレス前大統領(1993年当時外相)が死んだって言うけど、大統領退任後もイスラエル政界で影響力を持っていただけに残念です・・・。

残念と言えば、オスロ合意を実現させてパレスチナを認めた功績がそうであるように、イスラエルにおいてパレスチナ寄りな姿勢だったことからイスラエルにおいて数少ない「良心」だったペレス氏、現在のベンヤミン・ネタニヤフ首相の強硬振りに頭を悩ませたせいで病気を患ったんじゃと思うね・・・。
「力による介入では何も解決できん、私はパレスチナの立場も尊重して対話による解決を望んでたのに・・・!!」と。

ラビン首相暗殺後は首相を務めたものの、パレスチナ問題の解決どころか悪化させてしまい結果ネタニヤフやアリエル・シャロンなどのタカ派がつけ上がる要因を作ってしまったが、火中の栗を拾って失敗したってことだ。
ペレス氏のような良心に基づく姿勢を取る者が嫌われ、ネタニヤフやシャロンのようなタカ派が喜ばれる今のイスラエル、イスラエルは力による姿勢でパレスチナを抑圧しているように見えるが、それではかつて自分たちを抑圧し虐殺したナチスと全く変わらない。そんな現状をペレス氏は憂いたことで心労から健康不安を起こして死んだと言うことですかね・・・。

数少ない良心を失ったイスラエル、これでますます右傾化しそうだ。国際社会の反発を無視して入植地を拡大しそうでまた中東に災いをもたらしそうです・・・。

theme : 中東問題
genre : 政治・経済

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