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ジョンソン元首相が議員辞職

COVID-19禍でパーティーしちゃったことも問題だが、それでウソをついたことも世間から批判を浴びたからねェ・・・。

引用

ジョンソン元英首相が議員辞職へ、パーティー巡る議会調査に抗議…「魔女狩りだ」と批判

【ロンドン=池田慶太】英国のボリス・ジョンソン元首相(58)は9日、下院議員を辞職する意向を表明した。2020~21年に飲酒を伴う大人数のパーティーが首相官邸で開かれ、新型コロナ規則に違反した問題を巡り、首相在任中にウソの答弁をした疑惑に関する議会の調査に抗議するためだと説明している。英メディアが一斉に報じた。

 ジョンソン氏は声明で、調査を担当する下院委員会から「私を議会から追い出す決意を示す手紙を受け取った」と明かし、「彼らの目的は事実にかかわらず、はじめから私を有罪にすることだった」「魔女狩りだ」と批判した。英紙ザ・タイムズは、委員会がジョンソン氏の虚偽答弁を近く認定し、停職10日以上の処分を勧告すると報じている。

 ジョンソン氏は議会で規則違反を繰り返し否定したが、警察に罰金を科されると一転して事実を認めて謝罪した。議会は意図的にウソの答弁をした疑いがあるとして経緯を調べていた。

 2023/06/10 11:27「読売新聞」より
COVID-19禍にも関わらず飲酒を伴うパーティーを首相官邸にて開いたことがCOVID-19規則に違反したと指摘されたイギリスボリス・ジョンソン元首相、更に議会でこの問題について触れられるとウソの答弁をしてごまかすという❝小物❞ぶりを見せつけたわけで、それで警察に罰金を科せられてそれで「パーティーしてました」と事実を認めてイギリス中から総スカンを喰らい、首相辞任に追い込まれて以降は大人しくなってたけど、ここに来て議員を辞職するという表明、首相を辞めても一議員として残ってたんかい!! ってツッコまれそうです。

議員辞職の理由として、首相在職時にウソの答弁をした疑惑に関する議会の調査に抗議する形って言ってますが、ウソの答弁で議会で調査の対象になるって日本でもこれくらいやるべきなのでは? ありもしない噂話をぶちまけたり国会ご侮辱する言動を取ったりやりたい放題な議員が日本にいるわけだし。てかそれで議員辞職に追い込まれる。日本もそうあるべきだ。

首相官邸でパーティーを開いたことが問題される、だったら日本の岸田文雄総理はどうなんだと思うね。公邸で閣僚ごっこするわ寝そべるわした岸田総理の息子の騒動もあるわけで、公私混同なんじゃないのかこれは?

「彼らの目的は事実にかかわらず、はじめから私を有罪にすることだった」「魔女狩りだ」なんて抜かしたジョンソン元首相、自分のしたことが全く分かっていない無神経ぶりでしかないけど、アメリカのドナルド・トランプ前大統領よろしく自分は悪くないの一点張りで、呆れますね。ガーシーや藤島ジュリー景子もそうだが。
じゃあ議員を辞めて責任取るよ!! って自分勝手で投げやりな言動にしか映らないと思うけど、最後まで話題を提供したとしか思えませんね。

theme : 国際政治
genre : 政治・経済

エルドアン政権❝継続❞で懸念の声が

決選投票までもつれたトルコの大統領選挙、その勝者は現職のレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領になったけど、賛否両論割れてます。

引用

反政権派市民に失望広がる 海外移住も視野に トルコ

【アンカラ時事】28日のトルコ大統領選挙決選投票でイスラム系政党・公正発展党(AKP)を率いるエルドアン大統領が続投を決めたことに、野党統一候補クルチダルオール氏を支持した人々の間で失望が広がっている。

 イスラム保守層や民族主義者の支持を受けるエルドアン政権の強権体質に反発。経済状況の悪化もあり「もうこの国には住めない」と、海外移住を視野に入れる人も少なくない。

 エルドアン政権は2013年の大規模反政府デモや16年のクーデター未遂事件などを経て、大統領に批判的な市民に対する締め付けを強めてきた。また、エルドアン氏は今回の選挙を通じ、AKP以上に宗教色の濃いイスラム教スンニ派の政党と協力を深化。今後はイスラム主義の観点からの表現の自由抑制や、市民生活への圧力が高まることも懸念されている。

 世俗派の女性エスラさん(27)は、頭部を覆うヒジャブの着用を強制され「トルコはイランのようになるのではないか」と不安げに語った。

 イスタンブールで暮らす女性ゴンジャさん(42)は、12歳の娘の将来を憂いている。娘は水泳や絵が得意だが、イスラム教に基づく社会的圧力が着実に強まっており「このままだと競泳用水着は認められず、(スンニ派の偶像禁止の教えから)人間の顔を描くなと言われるかもしれない」と頭を抱える。娘が才能を生かして人生を送れるよう、好条件で仕事を見つけやすい欧米への移住も考えているという。

 エルドアン氏は選挙戦で、反政府組織クルド労働者党(PKK)がクルチダルオール氏を支持していると、フェイク(偽)動画を使って主張。地元メディアもこれをそのまま報じ、市民の反クルド人感情を刺激した。南東部ディヤルバクルで暮らすイスラム教少数派アレヴィ派のクルド人女性(48)は「トルコはますます暮らしにくくなっている。家族で近くドイツに移住する準備を進めている」と語った。

 最終更新:5/30(火) 8:39 「時事ドットコム」より
エルドアン政権が継続することとなったトルコ、しかしイスラム保守層や民族主義者らの支持が強いエルドアン政権だけに、強権的なエルドアン大統領のやり方をよく思っていない世論もあるわけだが、中でも世俗を長年売りにしてきたトルコがエルドアン政権の継続でイスラム原理主義化が進むのでは? って懸念が出ているみたいです。イスラム原理主義化? かつてのオスマン帝国時代に逆戻りしそうなんだが。

「トルコはイランのようになるのではないか」と女性はヒジャブの着用を強制なんてことになるだろうし「このままだと競泳用水着は認められず、(スンニ派の偶像禁止の教えから)人間の顔を描くなと言われるかもしれない」とイスラム原理主義化を懸念する声も出ており、ムスタファ・ケマルが奨めた世俗主義がぐらつきそうでならない。

長期政権なせいか自身の批判的な主張を力で抑えるなど権力に固執した弊害が出ているエルドアン大統領、中国やロシアのような強権独裁国家にでもなったら、それこそ欧米との関係悪化しかもたらさないと思います。現にエルドアン政権は中国やロシアとの関係強化を進めており、そうなりかねない懸念がある。てかイスラム圏はこういう強権的な指導者が尊ばれるんでしょうか?

theme : 国際政治
genre : 政治・経済

今度はトレビの泉が狙われた

有名な美術品だけでなく世界的な名所にまでこういう行為に及ぶ、やってることは迷惑系ユーチューバーと同じだわ。

引用

トレビの泉に黒い液体 環境団体、気候変動でアピール イタリア

【ローマAFP時事】イタリアの首都ローマで21日、観光名所「トレビの泉」の中に複数の環境活動家が入り込み、黒い液体をまいた。

 活動家は、気候変動に注目を集めようと欧州一帯で名画などにスープや塗料を掛けてきた団体「最後の世代」のメンバー。駆け付けた警官に泉から連れ出された。

 今回使用されたのは植物由来の液状の炭素という。参加者の1人(19)は、イタリア北部で14人が死亡、3万6000人以上が避難した最近の豪雨災害が「人類を待つ黒い未来を警告している」ため、今回の行動に加わったと主張した。 

 最終更新:5/22(月) 8:01 「時事ドットコム」より
最近ヨーロッパ各地で相次いでいる有名な美術品に対して液体をぶっかけるという悪質な行為、これはイギリスの環境保護団体「Just Stop Oil」の仕業だが、それと別の団体「最後の世代」が21日にイタリアの首都・ローマの観光名所「トレビの泉」の中に「最後の世代」のメンバー数名が入り込んで黒い液体をまくという悪質な行為があったけど、今度は有名な観光名所でこういう行為を起こす。正直こういう人たちは何を訴えたいのか? 何をしたいのか? 理解不能でしかないです。

環境保護ガー言いながら環境破壊という矛盾を展開する「最後の世代」、う見ても「Just Stop Oil」と同類でエコテロリズム丸出しもいいところだ。

環境保護を訴えながらそれと真逆な行為に及ぶエセ環境保護団体をヨーロッパはなぜ問題視しないのか? 今回の騒ぎをイタリア政府は問題視すべきなのでは? 自国の観光名所が傷つけられた以上は激おこにならなきゃいけません。「最後の世代」のメンバーを逮捕しただけでなく国外退去処分及び入国禁止にするなどの対抗措置を考えるべきです。こういう迷惑系ユーチューバーというか、バカッターみたいな行為に及んでまで環境保護を訴える人たちって環境保護のイメージ悪化しかもたらしません。
それと今回のG7広島サミットでは一部の活動家らが「ヴィーガンになろう」なんて抗議デモを起こしたが、正直言って価値観の押しつけ以外の何物でもありません。

関連記事としてこちらも見て下さいませ。→ 環境保護という名の過激行為を許すな

theme : ムカッ!ときたニュース
genre : ニュース

チャールズ国王の戴冠式を前に・・・!?

今月6日に行われるチャールズ国王の戴冠式ですが、その前にイギリス国内では王室に対して好意的な見方を持っていない声もあるみたいです。

引用

新時代の英王室、安泰か 若者は無関心、共和制要求も 6日にチャールズ国王戴冠式

【ロンドン時事】昨秋即位したチャールズ英国王(74)の戴冠式が6日、ロンドンで行われる。

 70年在位した故エリザベス女王を継ぐ新国王の下、王室が「新たな時代」へと船出する歴史的節目だ。ただ、伝統と格式を重んじる王室には「時代遅れ」と批判も付きまとい、若者をはじめ無関心層も少なくない。反君主制の動きも目立ってきており、王室が将来にわたり安泰であり続けられるのか、課題は多い。

 昨年9月に96歳で死去したエリザベス女王は、公務への献身的な姿勢から国民の支持は厚かった。王族が関わる数々の醜聞が続いても「女王の人気」で王室への評価は比較的安定していた。英国史を彩ってきた君主制は昨年まで「女王が健在なうちは安泰」とみられてきた。

 一方、後継のチャールズ国王は英史上最高齢とされる73歳での即位となった。「新時代」を担う新鮮さには乏しい。即位前から、自身の離婚や不倫問題などで君主としての「適性」が問われ続けた。長男ウィリアム皇太子への譲位を求める声もいまだくすぶっている。

 最近の世論調査で、戴冠式に「関心がない」と答えた人は6割を超えた。18~24歳の間でこの割合は75%に達した。

 女王時代にほとんど見られなかった反王室運動も注目を集めている。最近、国王が公務で訪れる先々では、圧力団体「リパブリック(共和制)」によるデモが頻繁に行われ「ノット・マイ・キング(私の王ではない)」と書かれたプラカードを掲げ反君主制を主張している。国王が卵を投げ付けられる騒ぎも2回起きた。

 リパブリックのグレアム・スミス代表によると、女王存命中は国民感情に配慮し表立った抗議活動を控えてきた。しかし、チャールズ国王は「批判する要素が十分ある」(同代表)。戴冠式当日も、パレードの沿道で1000人以上がデモを行う計画だ。世界が注目する国王の「晴れ舞台」に混乱が生じる可能性もある。

 最終更新:5/3(水) 7:28 「時事ドットコム」より
今月6日にチャールズ国王の戴冠式を控えるイギリスだが、昨年9月に逝去したエリザベス女王の人気が未だに衰えず、かつチャールズ国王がダイアナ妃と離婚したり不倫問題を抱えたりでイギリス国民からあまり共感を持たれていないから、チャールズ国王の長男であるウィリアム皇太子に譲るべきだと言う意見もあるだけでなく「王室なんて時代遅れ」という王室そのものに対する批判も一部であり、即位前にチャールズ国王のみならず王室そのものに逆風が吹いている感じです。
「(エリザベス)女王が健在なうちは安泰」とまで言われたのは今となっては皮肉でしかない。

最近になってチャールズ国王が公務で訪れる場所では「ノット・マイ・キング(私の王ではない)」という抗議の声が挙がったり、生卵を投げつけられるというケースもあったりで、いかにチャールズ国王の人気がないことを裏付けます。イギリス国内だからこういう批判で収まるが、かつてイギリスが植民地支配したアイルランドやインドなどを訪問したら・・・? 想像を絶しそうな・・・!?

ダイアナ妃事故死以来となる王室へのかつてない逆風、戴冠式当日も抗議デモが予想されそうだけど、混乱なく無事に行われるのか見ものです。
戴冠式に国民の6割が「関心がない」と答えてるし、特に若年層に多いけど、イギリスの若年層は王室に対してあまり興味や関心を示していないってこと? 日本でも皇室に対してあまり興味や関心を持っていない若年層がいるみたいに、世代間格差が浮き彫りとなっている感じがする。また日本において特に若年層から「皇室なんて時代遅れ」「(皇室典範を指して)男女平等が当たり前な現代にそぐわない」なんて批判も出てきそうでならない。この話題、日本は他人事じゃないことを考えましょう。

theme : イギリス
genre : 海外情報

フィンランド、マリン政権が終幕

NATO(北大西洋条約機構)入りが決まった矢先に・・・!!

引用

フィンランド議会選 首相率いる社民党が敗退 政権交代へ

【ブリュッセル=板東和正】2日投票のフィンランド議会(一院制、定数200)選挙は即日開票され、中道右派の国民連合が第1党となった。マリン首相(37)が率いる中道左派、社会民主党は第3党に転落した。連立交渉を経て政権が交代する見通し。

フィンランドは3月30日に北大西洋条約機構(NATO)への加盟が決まったばかりだが、国民連合も加盟に賛成しており、加盟路線は維持される見通し。

英BBC放送によると、得票率は国民連合が20・8%、ポピュリスト政党のフィン人党20・1%、社民党19・9%だった。国民連合党首のペッテリ・オルポ氏(53)は勝利宣言し、「フィンランドの人々は変化を求めている」と訴えた。マリン氏は敗北を認め、「選挙の勝者、おめでとう」と語った。国民連合を中心に3日以降、連立交渉に入る。

欧州連合(EU)懐疑派として知られるフィン人党は移民の制限などを掲げている。国民連合がフィン人党と連立を組めば、フィンランドとEUとの関係に影響が生じる可能性もある。

2023/4/3 10:32 「産経新聞」より
2日に議会選挙の投票が行われたフィンランド、現職のサンナ・マリン首相率いる中道左派・社会民主党が第3党に落ち、一方で中道右派路線の国民連合が第1党となったわけですが、2019年に世界最年少で首相となったマリン首相、その人気というか影響力は長くもたなかったかも知れません・・・。
第1党になれなかったからその責任を取る形で退任するのが濃厚なマリン首相、ただ選挙で負けたとはいえ「選挙の勝者、おめでとう」と潔く敗北を認めたことは立派だ。
結果はというと得票率は国民連合が20.8パーセント、ポピュリスト政党のフィン人党が20.1パーセント、さらにマリン首相の社会民主党は19.9パーセントですから、こう見ると僅差で国民連合が勝利したと思う一方で社会民主党は力及ばず負けたって感じがする。

第1党となった国民連合、その党首のペッテリ・オルボ氏は「フィンランドの人々は変化を求めている」と社会民主党政権とは違ったやり方をするというアピールに取れます。常に新しいものを求める政治の世界、日本もそういうところは見習うべきです。いつまでも固定概念やこれまでの価値観が通用するわけがないのだ。
ただ国民連合、政権を取ったとはいえ単独での政権運営は難しい為かその連立パートナー選びの交渉を控えているけど、EU(ヨーロッパ連合)に対して懐疑的な見方を持つフィン人党を連立パートナーに選べばEUとの関係がこじれるリスクもあり、いきなり課題を突きつけられてる感じです。他方でNATO加盟については双方ともに加盟賛成の立場を取ってますから、その点では問題ないみたいです。

最も若いリーダーとして注目や関心を集めたマリン首相、プライベート写真の流出問題で国内外を騒がせたことも記憶に新しいが、これが原因で自身の支持率はイザ知らず影響力低下をもたらしちゃったんだろうか・・・?

theme : 国際政治
genre : 政治・経済

NATO加盟に❝前進❞だけど

日本の憲法改正論議もこれくらいスムーズに進めばいいのにと言いたくなります。

引用

NATO加盟法案を可決 スウェーデン議会

スウェーデン議会は22日、北大西洋条約機構(NATO)加盟を実現するための法案を可決した。これにより、加盟に必要な国内手続きをおおむね終えた。AP通信などが伝えた。加盟にはNATO全加盟国の批准が必要。このうちトルコが難色を示しており、スウェーデンの加盟実現の見通しは立っていない。

スウェーデンは昨年5月、フィンランドと共にNATOへの加盟を申請した。トルコはフィンランドの加盟を容認する一方、スウェーデンについてはテロ対策などが不十分だと主張している。

2023/3/23 09:03 「産経新聞」より
議会にてNATO(北大西洋条約機構)加盟を目指す法案が可決されたスウェーデン、フィンランドと同様NATO入りを目指しているだけに、ホントにNATOの一員となれるのか前進した感じもします。

ただNATOの一員となるには全加盟国の批准が必要なことから、即ち全会一致でなければ加盟できないというハードルを超えねばいけませんが、ここで厄介なのがトルコ、フィンランドの加盟を認める立場でありながらスウェーデンの加盟には認めない立場を取っており、これはスウェーデンとトルコの関係が良くないことも挙げられます。
クルド問題でスウェーデンはクルド擁護の立場を取っており、これがトルコとの関係が良くない一因だけど、クルド問題と加盟に賛成かは別問題とお互い捉えていないんでしょうか?

ここに来てトルコという高い壁が出てきたスウェーデン、トルコの理解を得るという重い課題に直面している感じもするけど、これまでの軍事的中立の立場を捨ててまでNATO入りを目指すその姿勢が空回りに終わらなければいいけど・・・。

ロシアによるウクライナ侵攻でこのままではいけないと理解したスウェーデン、今までのやり方はもう通用しないというのを発信しているけど、こういう動きを日本政府も見習えないんでしょうかねェ・・・!? やたらとスウェーデンを推す日本のリベラル系識者はこういう姿勢にも目を向けたらどうですか?

theme : 軍事・安全保障・国防・戦争
genre : 政治・経済

「年金改革だと!? ふざけるな!!」

国民からの反発を無視して強行採決、当然国民が激怒してデモに発展するという構図は相変わらずです。
てか日本において岸田文雄政権に対する抗議デモが起こってほしいわな!!

引用

フランス、年金改革法案を強行採決 抗議デモが各地で暴走、200人以上拘束

【パリ=三井美奈】フランス政府は16日、憲法で認められた強権を発動し、下院で年金改革法案を採択させた。マクロン大統領は下院で過半数の支持獲得を目指したが、実現できず、脆弱(ぜいじゃく)な政治基盤が示された。同日、強行採決に対する抗議デモが各地で暴走し、仏報道によるとパリで200人以上が一時拘束された。

ボルヌ首相は下院で強権発動を宣言し、「改革は必要。将来の年金制度を(投票という)危険な賭けにさらすわけにはいかない」と述べ、審議打ち切りを正当化した。野党議員は抗議して、相次いで議場を退出。極右「国民連合」や左派野党は、不信任案提出の意向を表明した。可決されれば首相は辞任を迫られる。

法案は現在は62歳の年金受給開始年齢を、2030年には64歳に引き上げ、財政健全化をめざす内容。欧州連合(EU)各国では年金開始は65歳が一般的で、改革は昨年の大統領選でのマクロン氏の公約だった。シラク、サルコジ元大統領を輩出した中道右派野党「共和党」に協力を求め、下院投票で法案を可決させようとして挫折した。世論調査では、7割が法案に反対している。

2023/3/17 12:02 「産経新聞」より
フランス議会下院にて16日、年金をもらえる年齢を従来の62歳から2030年に64歳に引き上げるという年金改革法案が可決されたけど、これに対して国民が激怒、強行採決への抗議デモがフランス各地で起こり、パリだけで200人以上が拘束されるという事態になったみたいです。

なぜ年金改革という思い切った決断をフランス政府は行ったのか?
エマニュエル・マクロン大統領が昨年の大統領選挙で年金改革を公約に掲げ、EU(ヨーロッパ連合)各国で年金をもらえる年齢が65歳からが一般的なことから、それに合わせる形で年金受給開始年齢を引き上げるっていうけど、なぜ年金をもらえる年齢を引き上げるのか? マクロン大統領は国民にまず説明してからやるべきだったのにそれを怠って自分の独断だけでやったんだから、国民が激怒するのは当然かも知れません。てか何かあればすぐに政府に対する抗議デモを起こすフランスだけに、国民からの反発は予想できたことでしょうよ。

年金改革で財政健全化は聞こえはいいけど、まず国民に充分な説明をすることが大事なのでは? 国民に説明せず自分たちの独断だけでことを進めようとする。これでは日本の岸田内閣と全く変わりません。

「年金をもらえる年齢を引き上げるだと!? 政府は我々の権利を蔑ろにする気か!!」「財政健全化なら年金改革以外にもあるだろ!!」って声が聞こえてきそうだ。ましてや強行採決によるやり方、禍根だけが残った感じです。

theme : フランスの政治と社会
genre : 政治・経済

標的は「エホバの証人」施設

日本では「エホバの証人」に関わる問題が表面化しているけど・・・。

引用

独・ハンブルクの「エホバの証人」の施設で銃撃、7人死亡8人が負傷

【ベルリン=中西賢司】ドイツ北部ハンブルクのキリスト教系宗教団体「エホバの証人」の施設で9日夜、銃撃があり、多数が死亡した。大衆紙ビルト(電子版)は少なくとも7人が死亡、8人が負傷したと報じた。犠牲者は増える恐れがある。

 2023/03/10 08:59 「読売新聞」より
ドイツ北部・ハンブルクにあるキリスト教系宗教団体「エホバの証人」の施設で9日夜、突然銃撃が起こり今のところ7人死亡、8人が負傷するという事件が起こったけど、宗教施設を標的にした銃撃事件、物騒というか神をも恐れぬ行為というか・・・!?

てか「エホバの証人」の施設を狙ったこの犯行、犯人はおそらく「エホバの証人」の信者か「エホバの証人」に何かしら恨みを持つ者では・・・!?

それと「エホバの証人」も統一教会同様トラブルが多数報告されており、国によってはカルトと認定されているところもあり、ドイツでは「エホバの証人」をカルト認定していないから大っぴらに施設があるんでしょうけど、おそらくドイツにおいて「エホバの証人」が絡むトラブルが少なからずあるってことかも知れない。

統一教会などカルト臭がする宗教団体に対する批判も残る中、本来宗教は人を救うものであるのにそれと真逆なことを課している宗教団体がいることが、宗教に対するマイナスイメージを助長しているのではなかろうか。

theme : 新興宗教・カルト・その他アングラ
genre : 政治・経済

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