DeNAが19年ぶりに日本シリーズ進出

思い切った采配が功を奏したと評していいでしょう。短期決戦ではこのようなアイデアも考えねばいけませんね。

引用

DeNA・ラミ監督、神采配再び!「短期決戦はアイデアが重要」

(セ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第5戦、広島3-9DeNA、DeNA4勝2敗、24日、マツダ)神ってる? ラミってる!! DeNAのアレックス・ラミレス監督(43)が、鮮やかな采配で1998年以来となる日本シリーズ進出をつかんだ。開幕投手を託した石田を一回で交代させ、先発の浜口を中継ぎ投入。「短期決戦は普通の人が考えない突拍子もないアイデアが重要」という思い切った決断で、最後まで広島に流れを渡さなかった。

 信頼に応えた戦士と次々と抱き合う。その笑顔を見つめるラミレス監督は誇りに満ちていた。

 「いろんな人が、DeNAは経験がない若いチームだからここまで来られないと言っていた。でもそんなこと関係ない。選手はハートでプレーした。チームワークの勝利でした」

 就任からわずか2年。監督として未知数だった指揮官が、低迷していたチームをAクラスに押し上げ、19年ぶりの日本シリーズに導いた。

 王手をかけて挑んだ大一番で、その采配は鮮やかに色を変えた。先発の石田が一回に2失点すると、わずか24球で交代を告げた。「広島打線も嫌がっていなかったので代える決断をしました」。年明け早々から開幕投手に指名し「エース」と呼ぶ若き左腕を早々にあきらめた。

 2番手の三嶋は2回1安打無失点と好投。それでも対戦が2巡目を迎える前の打席で躊躇(ちゅうちょ)なく代打を送った。3番手は第2戦で先発した新人左腕の浜口。128球を投じた試合から中4日、プロ初の中継ぎ登板、しかも捕手・嶺井とのコンビは初だったが、決断した。

「短期決戦は普通の人が考えない突拍子もないアイデアが重要」

 広島とのCSでこだわったのは常に“先手”をとる姿勢だ。「広島打線はどんなにいい投手でも2巡目にはアジャストしてくる。相手の勢いがつく前にこちらが先に動くことを貫いた」。第3戦は7人、第4戦は6人、この日も7投手をつぎ込み勝利。広島に尻尾をつかませなかった。

 レギュラーシーズンでも、8番に投手を据えるなど時に奇抜に見える『ラミ改革』を断行。一方で、2番打者は守備的な柴田と攻撃的な梶谷を使い分け、不動の4番打者だった筒香を夏場以降は3番に置くなど、まさに“機を見て敏”の采配を繰り出した。

 次なる舞台は、日本シリーズ。「目標はもちろん日本一になること。でもその前にきょうのパーティーをエンジョイしたいね」とラミレス監督。今CSでは歴史的な“泥試合”も経験。次々と“マジック”を繰り出した指揮官は、ほんのひととき美酒に酔う。

 2017.10.25 05:04 「サンケイスポーツ」より
セのクライマックスシリーズファイナルステージはなんとDeNA広島を下して日本シリーズ進出を決めると言う結末となったが、初戦は雨天コールド負けだったもののそこから巻き返して4連勝という展開は誰もしが予想しなかったです。

就任2年目で日本シリーズ進出を決めたアレックス・ラミレス監督もスゴいが、なぜDeNAは広島を抑えて日本シリーズ行きを果たしたのか、ラミレス監督曰く「短期決戦は普通の人が考えない突拍子もないアイデアが重要」ですが、レギュラーシーズンと違って短期決戦ではこれまでのやり方は通用しないという意識から、大胆な戦略で臨もうという当たって砕けろ的な勝負に出たといえます。

この試合では先発・石田健大を早々と交代させ、2番手・三上朋也から先発の一角・濱口遥大にスイッチ、初めての中継ぎでも戸惑うことなく広島打線につけ入る隙を見せず好投、その後4投手を繰り出し最後は山崎康晃でフィニッシュ、小刻みに投手を代えて広島打線を抑える。一人の投手がいつまでも投げていればいずれ攻略されるから短いイニングで交代させ、先発の一人を中継ぎで使えばいいという思い切った判断が当たったって言いますか。
相手に勢いを与えず終始試合を支配する、これが勝者に相応しい采配と呼ぶべきですかね。

下克上で日本シリーズ進出を決めたDeNA、7年前のロッテの再現を見せることは出来るのか、見ものです。

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阪神、清宮を外したら履正社・安田をターゲットに?

今週木曜日はドラフト会議、各球団誰を指名するか駆け引きが続いてるけど、阪神の今年の戦略は・・・!?

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阪神、外れ1位に履正社・安田リストアップ 将来の4番候補

 阪神の外れ1位候補に履正社・安田尚憲内野手(18)が急浮上した。26日のドラフト会議で早実・清宮幸太郎内野手(18)の1位指名を公表しているが、競合による抽選を外した場合にリストアップされていることがわかった。通算65本塁打を誇る超高校級スラッガー。注目度や話題こそ清宮に集まるが、実力面では阪神は同等の評価をしている。

 早実・清宮がプロ志望表明した9月22日に、阪神は早々と1位指名を公表した。しかし他球団との複数競合は確実で、同時に、抽選を外した場合の「外れ1位」候補の選定もスタートしていた。

 補強ポイントは即戦力の先発投手。JR東日本・田嶋、立命大・東、ヤマハ・鈴木、日立製作所・鈴木らを高評価し、中大・鍬原、仙台大・馬場、東大・宮台らが続いていた。清宮の抽選に外れた場合は、この中から他球団の1位入札に漏れた投手を外れ1位指名することが有力視されている。

 最大10球団による指名かと言われた争奪戦。しかし3日後に迫り、清宮を回避する球団が出ているとの直前情報も入って来る。さらに当日朝にも単独指名に切り替える球団が出てきて、阪神の外れ1位の選択肢から1位級の投手が消えていく可能性もある。そうなれば急浮上してくるのが、高校通算65本塁打の履正社・安田だ。

 清宮と同じ右投げ左打ちのスラッガー。1メートル88、95キロの体格は、1メートル84、101キロの清宮より均整が取れている。三塁を守れるため起用法も幅が広い。通算本塁打数こそ及ばず注目度では清宮の陰に隠れてきたが、甲子園での実績では決して劣っていない。木製バットを使用したU―18W杯では打率・324(34打数11安打)と対応力も抜群。打率・219(32打数7安打)の清宮、広島が1位指名を公言している打率・120(25打数3安打)の広陵・中村を大きく引き離した。本来なら目玉候補となる逸材。阪神も長く密着マークを続けてきており、力量では清宮と同等の評価だ。

 清宮1位指名の理由を、四藤慶一郎球団社長は「4番、大砲というのはウチの大きな補強ポイント」と説明した。ならば清宮へのラブコールは、そのまま安田にも当てはまる。清宮を外しての安田指名は、なんら違和感はない。

 小学時代は「タイガースジュニア」、中学時代は元阪神・赤星憲広氏(スポニチ本紙評論家)がオーナーを務める「レッドスターベースボールクラブ」でプレーするなど阪神とは縁がある。その赤星氏は、「安田君が清宮君より明らかに勝っている部分は逆方向への飛距離」と話してもいる。浜風で右翼方向への飛球が伸びず左打者が不利とされる甲子園だが、左翼スタンドにも放り込める安田ならそれも半減。将来の猛虎の4番候補は、清宮だけではない。

 [ 2017年10月23日 08:30「スポーツニッポン」ウェブサイト「スポニチ Sponichi Annexニュース」]より
今年のドラフト会議で注目を集めてるのは早稲田実業・清宮幸太郎、その清宮は複数球団による競合が予想されており、阪神も清宮を1位指名候補に挙げてますが、仮に外した場合誰を1位指名するかということについて履正社高の安田尚憲をリストアップしているって言うけど、清宮がダメなら安田という考え、どうなんだろかねェ・・・。

清宮と同等の評価な安田ではあれど、外れ1位候補って言うより即1位指名候補だと思うが・・・?

阪神の来シーズンに向けた補強ポイントとして投手と大砲候補だが、清宮を外した場合大学や社会人の有望株投手に絞り、それでダメなら安田って駆け引きなのかそれとも・・・!?
それと投手陣の整備が急務な阪神、先発候補の補強は最優先課題であるけど、大砲候補を取るか即戦力の投手を取るか、ドラフト当日まで他球団の動向も気にしつつ誰で行くのか、見ものです。

安田に関しては地元だし、また甲子園の浜風にも問題ないバッティングテクがあると言う声もあり、外れ1位よりは即1位指名した方がいいと思う、外れ1位候補にしたところで清宮同様他球団と競合となって取られるリスクだってあるんだから、スカウト及び編成部は注意深く見たほうがいい。

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安藤優也、背番号と同じ年数で

今季のレギュラーシーズン最終戦は、実りある結果となりました。
もう一つ、阪神の一時代を築いたあのピッチャーの最後の勇姿もありました。

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阪神・安藤“憧れ”甲子園で現役に幕…虎一筋16年「私は幸せ者」

 長い旅が終わった。生命線の制球力を頼りに、狭いゾーンの四隅に投げ込む。肉体を酷使し、神経をすり減らした日々に阪神・安藤は別れを告げた。最後のマウンドはもちろん憧れの甲子園。戦友たちの手で5回宙に舞うと、人柄そのままの柔和な笑顔でファンと握手しながら球場を一周した。

 「02年の4月14日、子どものころから憧れていた甲子園で初めて投げた時の感動、興奮は今でも鮮明に覚えています。あれから16年、良い思い出、悪い思い出、悔しい思い出もありますが、今思えばあっという間の16年間。憧れの甲子園が仕事場となり、その甲子園でユニホームを脱げる私は幸せ者です」

 甲子園を愛し、愛された。野球では無名の大分雄城台高から「記念で受けた」という法大にまさかの合格。トヨタ自動車でもコツコツと実力を磨き、01年の自由獲得枠で阪神入団して聖地にたどり着いた。虎一筋、背番号と同じ16年間。「日本一、いや世界一だと思う」というファンの声援を全身に浴びながら夢の舞台を去った。

 引退登板は6―0の8回。金本監督が直々にマウンドに足を運び、肩をポンとたたかれた。いきなり石川に左越えソロを浴びたものの、続く野本の痛烈な三ゴロを同じく引退する新井が見事にさばいて役目を終えた。

 「プロに入って試合で楽しむということはなかったけど、投球練習でマウンドに上がった時から1球、1球が楽しかった。あんなに楽しいマウンドは初めてだった」

 被弾には「やっぱり打たれると悔しい」と苦笑いも、涙はなし。客席には家族、知人の他、青柳ら2軍選手も駆けつけていた。監督、選手、スタッフ、家族、友人、そしてファン…。全ての人へ感謝を口にし、スッキリした表情を浮かべた。今後は何らかの形でチームに残ることが濃厚ながら、まずは「正直、ゆっくりしたい」。日本一の思いを託し、心優しき虎戦士がそっとグラブを置いた。

 [ 2017年10月11日 05:50 「スポーツニッポン」ウェブサイト「スポニチ Sponichi Annexニュース」]より
ランディ・メッセンジャーが右足腓骨骨折から2ヶ月ぶりに復帰し、7連続三振を奪うなどブランクを感じさせない内容に加え、打線も6得点とまずまずな出来だった今季最終戦、8回表にマウンドに送ったのは今期をもって引退する安藤優也、金本知憲監督から直接ボールを渡されて気合が入ったけど、先頭打者にいきなりホームランを浴びるも、その後次の打者をサードゴロに打ち取って降板したけど、そのサードゴロをさばいたのがこれまた今期をもって引退する新井良太、今期をもって去る者同士が見せてくれたといえます。

先発もリリーフもこなすなど万能型投手として駆け抜けた16年、自身の背番号と同じ数の年数ではあったがこれも奇遇といえますし、この16年で2回も優勝に貢献したことが何より財産になっているのではないでしょうか。

「あれから16年、良い思い出、悪い思い出、悔しい思い出もありますが、今思えばあっという間の16年間。憧れの甲子園が仕事場となり、その甲子園でユニホームを脱げる私は幸せ者です」とセレモニーでこう述べた安藤、この言葉が何より物語っています。

最後はホームランを浴びるという苦い内容だったけど、甲子園で最後のピッチングが出来たことだけ嬉しかったことが苦いシーンを消したと思うね。
阪神の安藤と言えばかつては「統男」でしたが(安藤統男氏のこと)、今は「優也」のイメージが強いです。

16年間ホントにお疲れ様でした。そしてありがとうございました。安藤優也。

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上本、危険球の「お返し」ホームラン!

ぶつけられてもそれに臆することなく出るのって、相当メンタルが強いって証拠です。
まして自分にデッドボールを当てた相手と再び対峙したんなら・・・。

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阪神・上本 前日頭部死球受けた畠に“お返し弾” Gに引導

 予期せぬアクシデントからわずか1日。「2番・二塁」でスタメンで出場した阪神・上本は投手に向かっていった。1点差に詰め寄られた直後の5回だ。1死から2番手・畠との再戦となった。

 前夜、左側頭部に死球を受け、負傷退場となった因縁の相手。恐怖心があっても不思議はない。それでも初球の直球を振り抜いた。大飛球は左翼席へと消えた。金本監督は目を細めた。「ちゃんと踏み込んで打っている。今季一番格好良い本塁打だった」。9月5日以来となる9号ソロ。この豪快な一撃が、2者連発となる続く糸井の16号ソロも呼んだ。

 死球後に直行した都内の病院で受けた精密検査は「軽い打撲」の診断だった。この日は何事もなかったかのように練習に参加。三塁ベンチ前でストレッチをしていると、危険球退場となった畠から直接謝罪を受けた。衝撃の強さは一夜明けても消えないはずだが、「うまくよけられなくて申し訳なかった」と笑顔で応対した。

 そんな優しさを持つ一方で、打席では勝負に徹した。右腕ルーキーを粉砕し、CS進出を狙った巨人に引導を渡した。片岡打撃コーチも「やられたらやり返すと言葉で言うのは簡単だけど、格好良すぎる」と絶賛。CSファーストステージの相手はDeNAに決まった。ベテランと若手の陰でチームを支える仕事人が、改めて存在感を見せつけた。

 [ 2017年10月2日 05:30 「スポーツニッポン」ウェブサイト「スポニチ Sponichi Annexニュース」]より
巨人との今季最終戦となった東京ドームでの2連戦は、初戦は5-1、2戦目は5-4と2連勝を収めた阪神、このカードで際立ったのは言わずもがな、上本博紀だったと思います。

初戦で巨人先発・畠から頭部左側にデッドボールを受け負傷退場するというアクシデントに見舞われるも、2戦目ではその畠と3-2と1点リードで迎えた5回表に再び対峙し、その初球をジャストミート! 打球はぐんぐんと満員のファンが待つレフトスタンドへと飛んでいってホームラン!! いやはや、見てて気持ちが良かったです。

「うまくよけられなくて申し訳なかった」と試合前のストレッチ中に表れた畠から謝罪を受けた際にこう返した上本、大人な対応をした直後の試合でその畠から初級ストレートを上手くとらえてホームランを放つという展開は、上本なりの「臆せず攻めてこい!!」っていう叱咤にも取れますね。
デッドボールを受けてヒヤリとしたけど、精密検査で軽い打撲だったことで何事もなく出場したことも特筆すべきではないでしょうか。

この一打は、巨人のクライマックスシリーズ進出を阻止する一打にもなったから、巨人に引導を渡す「一撃」としてドラマティックな一発となったことは間違いないです。

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わけわかめ・・・。

ホント改善されてないって言うか、今シーズンはもう使いようがありません。

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阪神藤浪「もどかしい」5点リード守れず2軍再降格

<阪神5-5巨人>◇12日◇甲子園

 阪神藤浪は大量リードをもらいながら試合を作れず、2軍再降格が決まった。

 2回までに5点の援護をもらうも3回1/3を4失点。快勝ムードから引き分けへの流れを作る形となり「感じとしては悪くなかった。悪くなかっただけに、もどかしいです」と表情はこわばったままだ。4点リードの4回は先頭3番坂本勇への死球から崩れて3失点。金本監督は「(死球を)ぶつけてからですね。あそこで腕が振れなくなった」と厳しい表情で振り返った。

 [2017年9月13日6時41分 紙面から「nikkansports.com」]より
今シーズンはノーコン癖が目立つ阪神・藤浪晋太郎、この前の巨人戦(東京ドーム)・広島戦(マツダ)での試合はいずれも一つの失投で試合をぶっ壊すなど散々でしたが、12日の巨人戦では2回までに苦手・田口麗斗から5点を取るなど打線が奮起したものの、3回に1点を取られると、続く4回には坂本勇人にデッドボール、これが大崩れの序曲となって3失点・・・、業を煮やした金本知憲監督によって途中交代、この前の巨人戦でも村田修一にデッドボールを与えてからおかしくなったように、一つの失投で試合を壊すと言う欠点は直ってませんでした!!

どうも今シーズンの藤浪はおかしいを通り越してますが、同じミスを何回も繰り返してる感が強いし、好投しながらデッドボールを与えてからは別人のようになってしまう。失投してからの切り替えが出来ないんでしょうか?
「(死球を)ぶつけてからですね。あそこで腕が振れなくなった」と金本監督も厳しいコメントだが、同じミスを繰り返してばかりでどうしようもない!! って思ってるんじゃ・・・。

ここまで来ればメンタルの問題でしょう。どうも一つの失投でおかしくなるのはメンタルの問題以外の何物でもないし、それ以外に何があると指摘されたんじゃ答えに困ります。

シーズンの残りは二軍で調整したほうがいい、代わりに二軍で結果を出している者を昇格させて来季の戦力になるかをためしたほうがいいと思うよ。藤浪は正直今シーズンを終わらせたほうが良い。
快勝ムードが一点引き分けに終わったのは、藤浪の乱調もだが3回以降全くダメだった打線にもありです!! 9回、11回、12回とサヨナラのチャンスを得ながらここぞで決められない。これでは勝ち切れるわけがありません。

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「祝」鳥谷が2000本安打達成

藤田平氏以来、阪神の生え抜き打者で2000本安打達成者が出ました!!

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大不振の昨季…鳥谷 三塁転向が転機に 実働14年目2000安打は日本人最速

 阪神・鳥谷敬内野手(36)が8日、DeNA戦の2回に右中間適時二塁打を放ち、史上50人目の通算2000安打を達成した。生え抜きでは83年の藤田平以来34年ぶり2人目。阪神に在籍した選手では初めて本拠地の甲子園球場で成し遂げた。実働14年目での到達は日本人では長嶋茂雄(巨人)らに並ぶ最速。1877試合連続出場の鉄人が大きな勲章を手にした。

 猛虎史に、その名を刻む一打だった。プロ14年目、1956試合目で2000安打に到達。晴れの舞台は努力の汗と悔し涙がしみこんだ甲子園球場だった。王手から歩みを止めず、鳥谷は第1打席で快挙を成し遂げた。

 「1打席目に決めないとプレッシャーがかかると思った。目標にも、考えたことも、打てるとも思ってなかった。500本ぐらいで終わるのかなと…」

 二塁ベース上では万雷の喝采を受け、万感の思いがこみ上げた。2回1死一塁。2ボールからの3球目だ。井納のフォークを右中間へ。入団当時から大きく変わらないしなやか打撃フォームから放った一打は反撃の適時二塁打となり、阪神に在籍した選手では初めて本拠地で決めた。

 「たくさんのファンの前で2000本目を打てて良かった。支えてくれた家族のボールはプレゼントしたい」

 周りにはエリート街道に見えても順風満帆ではなかった。07年9月は肋骨骨折。10年5月には腰椎を骨折し、11年5月には右手人さし指の爪がはがれる重傷を負った。15年6月にも肋骨を骨折。度重なる大けがに見舞われても乗り越えた。遊撃のポジションに強くこだわり、「絶対に試合に出る。1イニングでも休むと奪われる怖さがある」と執念を一番の原動力としてグラウンドに立ち続けた。

 常に危機感を持ち、肋骨を痛めた07年は球団に隠れて病院で検査を受けたことも。「もし何か聞かれたときに大丈夫と言えるように先に病院に行って検査した。でも、骨折だった…」。トレーナー室を訪れることは月に2回程度で、アイシングでさえ周囲の目を気にする。体のケアは自費で購入した数多くの治療器がある自宅が拠点。高熱に見舞われた14年春に5日連続の点滴治療を受けながら出場した事実を球団内で知る者はいない。

 そんな「鉄人」の強い心も大不振に陥った昨季だけは折れそうになった。誰もいないロッカールームで背中を丸めてメンタル系の本を読み込む姿を選手の一人が目撃するほど追い込まれていた。思い詰め、目の状態も本調子ではなくなった。「駄目なら辞めるしかない」。悲壮な思いで再起した。

 数多くの苦難を乗り越えて復活。本心は遊撃手として偉業を達成したかった。ただ、三塁転向を機に、より打撃への思いは強くなった。「三塁手は守るだけでなく、打たないと試合に出られない」。顔面死球で鼻骨骨折した5月も強じんな精神力で耐えた。翌朝には出場のためのフェースガードをつくり、2日後は午前から別のトレーニング施設で体の動きを確認してから球場入り。これぞ、鳥谷の流儀だった。

 寮暮らしの頃は当時の山本晴三寮長がナイター後の深夜に室内練習場で打ち込む姿を何度も目撃。努力で弱点だった内角を克服した。05年冬には優勝旅行先のハワイで一人トレーニングに励んだことも。たどり着いた晴れの日も通過点だと受け止めた。「優勝できていない。勝利に貢献できる1本を積み重ねていきたい」。虎で生まれ育った努力の天才は、さらなる高みを目指している。

 [ 2017年9月9日 05:30 「スポーツニッポン」ウェブサイト「スポニチ Sponichi Annexニュース」]より
1999本目で迎えたDeNA戦、2回裏に来た第1打席で右中間にタイムリーツーベースを放ち、この瞬間通算2000本安打目を達成した鳥谷敬、阪神生え抜きでは藤田平氏以来、阪神の打者で初めて本拠地・甲子園で達成したこともスゴいが、14年目での2000本安打達成はあの長嶋茂雄らに並ぶもので、プロ入りして14年で2000本安打って素晴らしいです。

通算1956試合目で2000本安打達成、いかに安定した成績を重ねたかを物語ります。

「たくさんのファンの前で2000本目を打てて良かった。支えてくれた家族のボールはプレゼントしたい」と本拠地で2000本安打を達成した喜びをこう語った鳥谷ですが、ここまで来るのには決して順風と言えないものなのも事実。
2007年9月には肋骨骨折、2010年5月には腰椎骨折、さらに今年は顔面にデッドボールを受けた試合もあり、ケガとの戦いでもあったが、いずれもそれを乗り越えたことは金本知憲監督にも匹敵する「鉄人」ぶりではないでしょうか。
あのデッドボールを受けた次の日の試合ではフェイスガードを着用して試合に臨んだが、強靭な精神力があればこそのこと。顎にデッドボールを受けながらアメフトのフェイスガードをヘルメットにつけたあのチャーリー・マニエルもびっくりだ。

昨年はかつてない不振もあったけど、ケガやスランプに負けじとここまでやれたことは脱帽に値します。
常にストイックな姿勢を崩さず、危機感を持って臨んでいる姿勢もまた偉いっちゃ偉い。

その鳥谷の大記録達成をいいものにするには勝利しかないとその後チームは逆転勝ちを収めたが、鳥谷、そしてチームにとって二重での喜びとなったことは間違いない。鳥谷本人も大記録達成に満足することなく、次の目標を考えていることでしょうね。

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