「しくじり先生」にスーパー戦隊が
先日放送された「しくじり先生」で何とスーパー戦隊シリーズを取り上げたけど、1975年に始まった「秘密戦隊ゴレンジャー」から46年、来月には45作目となる「機界戦隊ゼンカイジャー」が始まるわけだが、ここまで長くなっているシリーズも珍しくないけど、長寿コンテンツにありがちなものとして❝マンネリ化❞に直面するというケースを当然スーパー戦隊シリーズも経験したみたいです。マンネリ化でメインターゲットである子供たちに飽きられて視聴率が低迷、シリーズそのものの打ち切りが懸念された時期もあったってことです。
授業テーマが「スーパー戦隊シリーズ激動の3年間から学ぶマンネリを打破する時にしくじらないための授業」だったけど、3年間とは1990年からの3年間を指してます。
まず1990年に放送されたシリーズ14作目「地球戦隊ファイブマン」、メンバー5人全員を兄弟にして教師という設定にしただけでなく、登場する巨大ロボットも兄弟って設定にしたわけだが、これだけでも今までにない設定だったのに、敵方の大幹部をボケるポンコツキャラにしたことでブッ飛んだ設定にしたことが逆に裏目に出てシリーズ最低となる視聴率1.8パーセントを記録した話もあったが、マンネリ脱却とは言え設定を変えてはいけない。とこの回で講師を努めた麒麟・川島明はこう説いたけど、本来アクションが目玉であるヒーロー物においてドタバタ劇をふんだんに入れてはコメディと変わらないのだ。本質を見失えば余計迷走するのがオチ。当時とんねるずやダウンタウン、ウッチャンナンチャンがブレイクした時期だからお笑いブームに乗っかってこうしたと思うと、流行りに乗っかればいいという安易なアイデアもいいところだ。
それと「ファイブマン」が視聴率が振るわなかった理由として裏番組に強力なのがあったことから、そっちに流れたことで視聴率低迷につながったって説もあるが。ただ中盤で新たな敵幹部が登場して視聴率が盛り返した点についてなんで触れてないのかは疑問。
続いて翌年に放送されたシリーズ15作目「鳥人戦隊ジェットマン」は、これまでタブーとされていたメンバーのリアルな悩みやメンバー間の恋愛模様、これまでのキャラにないキャラクターの登場という思い切った設定を取り入れ、原点回帰かもっと攻めてみようというスタッフ間のミーティングにおいて後者を取ったと思うね。当時はトレンディドラマが流行しこれに乗っかったと思うけど、意外と人気が高かったようで本作が「戦うトレンディドラマ」と評されるようになったのは言うまでもない。メンバーの1人が酒もタバコもギャンブルもやるアウトローキャラって、当然視聴者(メインターゲットである子供の親)から抗議もあったっていうから、こう見るとヒーロー物のキャラクター(ヒーロー側)って子供たちのロールモデルでなければいけないってことですか?
批判を恐れず攻めた結果今まで見えなかったものが見えてきたと川島は指摘してますが、これまでの従来のものではいけない。敢えて攻めてみてこれまでにないものを恐れない度胸が必要だってことでしょう。「ジェットマン」の経験もあってか次作「恐竜戦隊ジュウレンジャー」は王道に戻りつつも、今までにない設定を取り入れて(今や定番となった6人目の戦士を導入)結果として人気を博して最高視聴率13.2%を記録したというから、見事にマンネリを打破して打ち切りの危機を免れたってことです。
これについて川島は「マンネリ時に何もしないことが一番の悪。挑戦することが正義。全てが経験になり固定概念を打ち破れる」と説いてますが、即ち固定概念に固執して進歩しないようじゃダメ、いくら人気コンテンツや実生活においてもマンネリには直面する。そのマンネリ時に挑戦して固定概念を打ち破る度量が必要だと思います。マンネリ時だからこそ敢えて挑戦してそこで得た経験が自分を変えるきっかけにもなるってのを痛感しますね。
スーパー戦隊シリーズに限らず長寿コンテンツや実生活においてつきものなマンネリ化、スーパー戦隊シリーズについてはこの3年間の経験が今も生きて続いていると思うと、考えさせられるものではないでしょうか。
授業テーマが「スーパー戦隊シリーズ激動の3年間から学ぶマンネリを打破する時にしくじらないための授業」だったけど、3年間とは1990年からの3年間を指してます。
まず1990年に放送されたシリーズ14作目「地球戦隊ファイブマン」、メンバー5人全員を兄弟にして教師という設定にしただけでなく、登場する巨大ロボットも兄弟って設定にしたわけだが、これだけでも今までにない設定だったのに、敵方の大幹部をボケるポンコツキャラにしたことでブッ飛んだ設定にしたことが逆に裏目に出てシリーズ最低となる視聴率1.8パーセントを記録した話もあったが、マンネリ脱却とは言え設定を変えてはいけない。とこの回で講師を努めた麒麟・川島明はこう説いたけど、本来アクションが目玉であるヒーロー物においてドタバタ劇をふんだんに入れてはコメディと変わらないのだ。本質を見失えば余計迷走するのがオチ。当時とんねるずやダウンタウン、ウッチャンナンチャンがブレイクした時期だからお笑いブームに乗っかってこうしたと思うと、流行りに乗っかればいいという安易なアイデアもいいところだ。
それと「ファイブマン」が視聴率が振るわなかった理由として裏番組に強力なのがあったことから、そっちに流れたことで視聴率低迷につながったって説もあるが。ただ中盤で新たな敵幹部が登場して視聴率が盛り返した点についてなんで触れてないのかは疑問。
続いて翌年に放送されたシリーズ15作目「鳥人戦隊ジェットマン」は、これまでタブーとされていたメンバーのリアルな悩みやメンバー間の恋愛模様、これまでのキャラにないキャラクターの登場という思い切った設定を取り入れ、原点回帰かもっと攻めてみようというスタッフ間のミーティングにおいて後者を取ったと思うね。当時はトレンディドラマが流行しこれに乗っかったと思うけど、意外と人気が高かったようで本作が「戦うトレンディドラマ」と評されるようになったのは言うまでもない。メンバーの1人が酒もタバコもギャンブルもやるアウトローキャラって、当然視聴者(メインターゲットである子供の親)から抗議もあったっていうから、こう見るとヒーロー物のキャラクター(ヒーロー側)って子供たちのロールモデルでなければいけないってことですか?
批判を恐れず攻めた結果今まで見えなかったものが見えてきたと川島は指摘してますが、これまでの従来のものではいけない。敢えて攻めてみてこれまでにないものを恐れない度胸が必要だってことでしょう。「ジェットマン」の経験もあってか次作「恐竜戦隊ジュウレンジャー」は王道に戻りつつも、今までにない設定を取り入れて(今や定番となった6人目の戦士を導入)結果として人気を博して最高視聴率13.2%を記録したというから、見事にマンネリを打破して打ち切りの危機を免れたってことです。
これについて川島は「マンネリ時に何もしないことが一番の悪。挑戦することが正義。全てが経験になり固定概念を打ち破れる」と説いてますが、即ち固定概念に固執して進歩しないようじゃダメ、いくら人気コンテンツや実生活においてもマンネリには直面する。そのマンネリ時に挑戦して固定概念を打ち破る度量が必要だと思います。マンネリ時だからこそ敢えて挑戦してそこで得た経験が自分を変えるきっかけにもなるってのを痛感しますね。
スーパー戦隊シリーズに限らず長寿コンテンツや実生活においてつきものなマンネリ化、スーパー戦隊シリーズについてはこの3年間の経験が今も生きて続いていると思うと、考えさせられるものではないでしょうか。
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