これからの南アフリカはどうなるのでしょうか?
南アフリカで開催されたサッカーのコンフェデレーションズカップ(大陸別王者同士の対決・以下コンフェデ杯)は、ブラジルの優勝で終了し、開催国だった南アフリカもベスト4とまずまずの成績で終えましたが、未だに南アフリカでは数々の問題を抱えており、ワールドカップ開催まで1年を切っているにも関わらずそれらが解決しておらず「ホントにワールドカップが開催できるのか?」との不安もチラホラ聞こえているのも事実です。
まず最大の課題である治安面、言うまでもなく南アフリカは世界屈指の犯罪大国であり、昼夜問わず殺人・強盗・レイプ・カージャックといった凶悪犯罪が毎日のように起こり、半分近くが未解決となっているなど治安の悪さが躊躇に出ています。
なぜそうなったかと言うと、近年南アフリカではジンバブエやモザンビークといった近隣諸国からの不法入国者が増えていることもそうだし、また黒人間の格差が拡大して、同じ黒人にも関わらず貧困層による富裕層への攻撃となって現れることが理由でしょう。金やダイヤなどの天然資源などで富を得る黒人もいれば、逆に1日2ドル以下の生活を強いられている黒人もいるなど(後者が半分以上を占めているが)、貧困が犯罪を生むというサイクルが出ていると思いますね。またあのアパルトヘイト(人種隔離政策)による差別政策により、アパルトヘイト当時の南アフリカ政府は黒人に満足な教育を受けさせなかったために、読み書きや計算も出来ない人もいるなど、その弊害かアパルトヘイト廃止後多くの黒人が職を求め大都市などに流入したのはいいが、満足な教育が受けれなかったために職につけず結果これが犯罪に駆り立てる一因となっています。
首都プレトリアをはじめ、ヨハネスブルク・ダーバン・ケープタウンといった大都市ではいずれも治安が悪く、特にヨハネスブルクは「世界最悪の犯罪都市」と称されるなど、世界でも屈指の高い犯罪率となっています。高い凶悪犯罪を危惧してか白人や富裕層は北部のサントン地区に半ば避難同然で移るなど中心部ではゴーストタウンと化し、その中心部・ダウンタウンやヒルブロウ地区は職につけない黒人や不法入国者などで埋め尽くされ、犯罪の温床となるなど危険なエリアとなり、現地人・ましてや外国人は行ってはいけないところとなってしまいました。外国人からすれば「こんな物騒な国でワールドカップ出来るのか?」と首を傾げたくなるのも無理はないでしょう、当然オリンピック開催は夢のまた夢かもしれませんね・・・。
インフラ面においては、進んでいるのかわからないスタジアム工事もそうだし、スタジアムの目と鼻の先にはバラック小屋のような家が立ち並ぶ貧民街もあるなど貧困対策及び衛生面の問題もあります。また電力不足も問題視されているなど不安面も多いです。
懸念はもう一つ、サッカー・南アフリカ代表の今のレベルだろう「バファナ・バファナ」(ズールー語で「少年たち」を意味する)の愛称を持つ南アフリカ代表、今回のコンフェデ杯ではベスト4というまずまずの成績だったが、まぐれと称する人も多いだろう。今大会スペイン・イラク・ニュージーランドと同居した南アフリカ、それでも1勝1分1敗と2位でベスト4に残ったのはいいが、試合内容はいずれもいいとは言えないものであり、こんな状況でグループリーグ突破できるのか?と疑問視されてもおかしくないような気もします。また最近発表されたFIFAランキングにおいて南アフリカは70位と前回よりはあがったものの(前回は72位)、アフリカ全体においてもあまり強いとはいえないレベルであることは間違いないでしょう。
2002年の日韓ワールドカップを最後に国際大会から遠ざかり(2006年のドイツ大会は予選敗退)、アフリカ大陸における王者を決めるアフリカ・ネーションズカップでも2006年・2008年とグループリーグ敗退という惨憺たる成績しか残せず、来年開催されるアンゴラ大会では予選で敗退するなど、弱体化を露呈しているとしか言えません。
また主力選手もかつてはベネディクト・マッカーシー、ルーカス・ラデベ、クイントン・フォーチュン、シャボンガ・ノンベテといったヨーロッパのクラブで活躍する選手も輩出したが、現在ではマッカーシー(ブラックバーン・イングランド)以外ではアーロン・モコエナ(ポーツマス・イングランド)、スティーブン・ピーナール(エバートン・イングランド)、ナシーフ・モリス(レクレアティボ・スペイン)くらいでしょう。ただマッカーシーはクラブではいい成績を残すものの代表ではことあるごとに代表召集を拒否するなど問題児となっているなど監督と対立していることも事実で、現にマッカーシーと肩を並べる実力を持ったストライカーが、今の南アフリカにはいないことも弱体化の原因と言えるだろう。
でも、南アフリカという国は黒人のみならず白人、インド系、カラードといった民族を有し、あの悪名高きアパルトヘイトの時代を経て、国家として今辛うじて?一つにまとまっていますが、アパルトヘイトの弊害が出たことでその矛盾(貧富の差・治安悪化など)が年を追うごとに大きくなっているのも事実です(私も今の南アフリカにおける治安悪化も貧富の拡大も、全てアパルトヘイトがもたらしたものだと思ってますが)。
ワールドカップまであと1年、治安・インフラ・衛生面など課題を多く残す南アフリカ、それらの解決策を南アフリカ政府が打ち出さない限り、周囲からのワールドカップ開催への不安は消えないでしょう。さて、どうなるのやら・・・。
まず最大の課題である治安面、言うまでもなく南アフリカは世界屈指の犯罪大国であり、昼夜問わず殺人・強盗・レイプ・カージャックといった凶悪犯罪が毎日のように起こり、半分近くが未解決となっているなど治安の悪さが躊躇に出ています。
なぜそうなったかと言うと、近年南アフリカではジンバブエやモザンビークといった近隣諸国からの不法入国者が増えていることもそうだし、また黒人間の格差が拡大して、同じ黒人にも関わらず貧困層による富裕層への攻撃となって現れることが理由でしょう。金やダイヤなどの天然資源などで富を得る黒人もいれば、逆に1日2ドル以下の生活を強いられている黒人もいるなど(後者が半分以上を占めているが)、貧困が犯罪を生むというサイクルが出ていると思いますね。またあのアパルトヘイト(人種隔離政策)による差別政策により、アパルトヘイト当時の南アフリカ政府は黒人に満足な教育を受けさせなかったために、読み書きや計算も出来ない人もいるなど、その弊害かアパルトヘイト廃止後多くの黒人が職を求め大都市などに流入したのはいいが、満足な教育が受けれなかったために職につけず結果これが犯罪に駆り立てる一因となっています。
首都プレトリアをはじめ、ヨハネスブルク・ダーバン・ケープタウンといった大都市ではいずれも治安が悪く、特にヨハネスブルクは「世界最悪の犯罪都市」と称されるなど、世界でも屈指の高い犯罪率となっています。高い凶悪犯罪を危惧してか白人や富裕層は北部のサントン地区に半ば避難同然で移るなど中心部ではゴーストタウンと化し、その中心部・ダウンタウンやヒルブロウ地区は職につけない黒人や不法入国者などで埋め尽くされ、犯罪の温床となるなど危険なエリアとなり、現地人・ましてや外国人は行ってはいけないところとなってしまいました。外国人からすれば「こんな物騒な国でワールドカップ出来るのか?」と首を傾げたくなるのも無理はないでしょう、当然オリンピック開催は夢のまた夢かもしれませんね・・・。
インフラ面においては、進んでいるのかわからないスタジアム工事もそうだし、スタジアムの目と鼻の先にはバラック小屋のような家が立ち並ぶ貧民街もあるなど貧困対策及び衛生面の問題もあります。また電力不足も問題視されているなど不安面も多いです。
懸念はもう一つ、サッカー・南アフリカ代表の今のレベルだろう「バファナ・バファナ」(ズールー語で「少年たち」を意味する)の愛称を持つ南アフリカ代表、今回のコンフェデ杯ではベスト4というまずまずの成績だったが、まぐれと称する人も多いだろう。今大会スペイン・イラク・ニュージーランドと同居した南アフリカ、それでも1勝1分1敗と2位でベスト4に残ったのはいいが、試合内容はいずれもいいとは言えないものであり、こんな状況でグループリーグ突破できるのか?と疑問視されてもおかしくないような気もします。また最近発表されたFIFAランキングにおいて南アフリカは70位と前回よりはあがったものの(前回は72位)、アフリカ全体においてもあまり強いとはいえないレベルであることは間違いないでしょう。
2002年の日韓ワールドカップを最後に国際大会から遠ざかり(2006年のドイツ大会は予選敗退)、アフリカ大陸における王者を決めるアフリカ・ネーションズカップでも2006年・2008年とグループリーグ敗退という惨憺たる成績しか残せず、来年開催されるアンゴラ大会では予選で敗退するなど、弱体化を露呈しているとしか言えません。
また主力選手もかつてはベネディクト・マッカーシー、ルーカス・ラデベ、クイントン・フォーチュン、シャボンガ・ノンベテといったヨーロッパのクラブで活躍する選手も輩出したが、現在ではマッカーシー(ブラックバーン・イングランド)以外ではアーロン・モコエナ(ポーツマス・イングランド)、スティーブン・ピーナール(エバートン・イングランド)、ナシーフ・モリス(レクレアティボ・スペイン)くらいでしょう。ただマッカーシーはクラブではいい成績を残すものの代表ではことあるごとに代表召集を拒否するなど問題児となっているなど監督と対立していることも事実で、現にマッカーシーと肩を並べる実力を持ったストライカーが、今の南アフリカにはいないことも弱体化の原因と言えるだろう。
でも、南アフリカという国は黒人のみならず白人、インド系、カラードといった民族を有し、あの悪名高きアパルトヘイトの時代を経て、国家として今辛うじて?一つにまとまっていますが、アパルトヘイトの弊害が出たことでその矛盾(貧富の差・治安悪化など)が年を追うごとに大きくなっているのも事実です(私も今の南アフリカにおける治安悪化も貧富の拡大も、全てアパルトヘイトがもたらしたものだと思ってますが)。
ワールドカップまであと1年、治安・インフラ・衛生面など課題を多く残す南アフリカ、それらの解決策を南アフリカ政府が打ち出さない限り、周囲からのワールドカップ開催への不安は消えないでしょう。さて、どうなるのやら・・・。



